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『執事様のお気に入り』第8巻/伊沢玲・津山冬

2010-05-28 | 少女漫画
 
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--その
伯王のくれた言葉が
昨日からずっと
耳に残ったままで
何度も思い出して
思い出すだけで 嬉しくて


なんだかんだで、この漫画はすごく楽しい!
良ちゃんが伯王への恋心を自覚してしまってからはもう! 現実にはあり得ないセレブな双星館学園と無理やりな展開も、血筋はお嬢様・育ちは庶民の「良ちゃんパワー」でどうとでもなってしまう。

「誓う」「これからも傍にいる」という伯王の言葉、嬉しくて手を固く握り返してしまう良ちゃん。そこへ、楠家のご令嬢、楠真琴(くすのきまこと)さんが編入してくる。楠嬢が人見知りだという理由で伯王がお世話係をすることになってしまう。楠さんが出てきた時は「恋敵ポジション」を期待してましたが、彼女は結局、良ちゃんの味方になってくれる。
家の意志に従うのは当然のことだと言っていた楠さんから聞かされる、伯王さんをお慕いしているという言葉。思ったことをなんでもそのまま書けと伯王から渡されたノートに返事を書けず、返信が遅れている良ちゃんを探しまわってしまう伯王。
執事である仙堂の兄に言われるがままに狂言の誘拐に従ってしまうが、自分の好きなように選べばよいと教えてくれた良ちゃんの正直な気持ちを聞いて、楠さんは「背く」のではなく「正直に選びたい」と、家の計画を台無しにする。

そんな真琴様をご立派だとほめてくれる仙堂弟。良ちゃんの胸を満たすのは「好き」の熱。

クッキング部有志で開催するお月見から良ちゃん側に付いてくれる楠さん。団子作りの場に伯王が現れると、示し合わせたようにみんなが姿を消してくれる。顔が熱くて逃げ出してしまう良ちゃん、追いかける伯王。ぶっ倒れて保健室で目覚めれば、二人きりでお月見ができてしまう。

かなり好きなのが最後に採録されている、伯王に危機が迫る第32話。庵と隼人がご主人様を守るために隠し事をする。何があったのか聞いてみてもいいのかと戸惑う良ちゃんに、仙堂が「秘すべきは秘する」のが自分たち執事の心得だと教えてくれる一方で、「伯王のせい」ではなく「伯王のために何でもする」ために自分達がいるのだという庵と隼人の言葉。ご主人様をお守りするためなら隼人は女装も厭わない。


黒幕だった碧織衣さんが愉快すぎて大好きだ。
この巻の見所は、「執事」とはこうあるべきという因習にとらわれている反動的な仙堂と、双星館Bクラスの伝統を良い意味でぶち壊してしまう良&伯王ペアのゆるやかな衝突ではないでしょうか。


お薦め度:★★★☆☆
つっこみたい所はいろいろありますが、面白ければそれでいいじゃん。恋する良ちゃんはかわいいし、伯王もなんだかお茶目だし、仙堂も憎めない。
別花に執事様が載ってない月はなんとなく寂しい。この漫画は「別花の華」ですよ。「実写化が絶対に不可能」という点もポイント高い。



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