アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『ビッグコミック』2012年8号

2012-04-11 | 青年漫画
 
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『ゴルゴ13』第520話「未病」後編/さいとう・たかを
会長である金(キム)の本質を知り、彼に「未病」の何たるかを説かれ、ひざまずいて詫びる朴(パク)。そして金は、朴があの男の前に姿を見せた時の態度を聞いて、プロの姿を称賛する。依頼は遂行され、金もまた、彼のように強くしたたかであろうと、会議に臨む。


 『憂国のラスプーチン』はお休み。以下、面白かった作品を羅列します。


『獣医ドリトル』カルテ107/夏緑・ちくやまきよし
表面では犬猿の仲のドリトルと土門が、共にライナを救おうと、根本の部分で同じ思いを抱いているのがすごくいい。「奇跡なんて起こってませんよ。」と土門が言い切るから、逆にとても感動する。ちょっと「うるっ」とくる展開。


『星を継ぐもの』第28話/星野之宣・J.P.ホーガン
地球から「巨人たちの星」へ向けて第一報が送られる。返信かもしれない信号には、「祖先」と聞き取れる一節がある。
ガニメアンが去った後の地球で、武器を放棄したはずの宇宙軍や、大胆な予測をするハントの姿が頼もしい。


『総務部総務課山口六平太』第621話/林律雄・高井研一郎
少し前に、霊能力者にマインドコントロールされている芸能人の記事を読んだので、こういう内容がちょっと怖くて面白い。占いに依存し過ぎてどうしたら良いのかわからなくなって、どうすれば良いのか「占って」もらうとか…シャレにならん(笑)


『兵馬の旗』第二十七陣/かわぐちかいじ
江戸城明け渡しが決まる。日光をお守りするために出陣する伝習隊。兵馬は、行き先を告げずに、勝総裁においとまを申し上げる。


『ゲゲゲの家計簿』第23話/水木しげる
大あわてで挙行される結婚式。「カネが無かった」という理由が、重々しい。


『江戸の検屍官』女地獄 第2話/高瀬理恵・川田弥一郎
死体に湧いた蛆(うじ)を煮て、正確な死亡日を突き止める玄海。さらに、「鼠の腑分けを禁じた法はない!!」との北沢の一言で、鼠の本当の死因を突き止めてしまう。


『そばもん』第84話/山本おさむ
「バラガケ」を説明する稜。その話に若者は「俺たちが主流だぜぇい!!」と大喜びしてしまうが、大滝は不味い蕎麦への怒りが高まる。終戦後の大きな変化の中で、そばの伝統が破壊されていった経緯が、悲しいけれど興味深い。


『和算に恋した少女』第五話/中川真・風狸けん
前にも増刊号で読んで、とても面白かった作品。律が、祈祷(きとう)師のイカサマを算術で暴いてしまうのが痛快。祈祷の効果がなかった場合、客に祈祷料に「慈悲」を上乗せして返金しても、祈祷師は必ず儲かる仕組みもずる賢くて面白い。
 こういう作品を読んでも気付かされることだけど、学生時代に好きでもない数学や物理や生物を学ばされたことには、一応は意味があったんだな。ああいう科目が好きな子もいたけれど、私は数学や物理の授業が嫌いで退屈で、眠かった。思うに、ああいう退屈な科目は、物理学や生物学に興味を持たせることだけが目的ではなく、大人になってから「変な宗教に騙されない」ようにするという目的もあったのかもしれない。
 「神通力で物が空中に浮いたりはしない」とか「水晶玉を覗いても未来を予知なんかできない」とか、常識で考えれば当然のことなのに、ウソを信じ込ませてしまう宗教も狡猾だ(笑)


『S-最後の警官-』episode.065/小森陽一・藤堂裕
「俺を撃ってください…」と、中丸隊長を挑発する縁上。その中丸を止めようとする香椎隊長。自分が選んだ男(神御蔵)を信じている香椎隊長がかっこいい。


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