アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

バーコード付き普通切手

2011-09-27 | コレクション
 
 極論すると、切手を集める方法には二通りあると思う。「全くお金をかけない」という方法と、「お金を出して購入する」という二通りの方法だ。

 今から15年前の、平成8年に出現した、ごく短期間だけ売られた「バーコード付き普通切手」というのがある。これは私にとって、初めて「数千円単位の大金を払って買った」という、思い出のある切手だ。当時はまだインターネットがあまり一般的ではなく、私も自分のパソコンを持っておらず、会社のパソコンもネットには接続されていないという時代だった。だから情報は「出版物」から得ていた。

 10円、50円、80円、90円、100円、130円、190円、270円の8種の普通切手のシートの四隅にバーコードが刷られた物が出現したと、当時購読していた情報紙で報じられて、とりあえず未使用の現物を通販で買った。神奈川県まで足を運ぶこともできないし、飛び込んだ郵便局で確実に売っている保証もない物だったので、正に「お金を払わないと手に入らない切手」だった。





100面シートの四隅にバーコードがあり、カラーマークが上に付いているシートと下に付いているシートがあるので、全てを揃えようとすると16シート又は64個のブロックを購入することになる。当然そんなに沢山は買えないので(270円切手なんて、額面で買ったとしても一シート27,000円だ)、同じ位置の物で8種揃ったセットを買った。
10円切手のバーコード付きだけは、2種類のフルシートを持っている。


 これらの切手の初日カバーはおそらく存在しないが、出現してしばらく経った頃の日付けで作られたカバーが売り出された。





 今は廃業してしまっている業者が作成した、局留めの実逓も買った。

意図的に作った郵便物だが、私が持っている物の中では唯一「実際に逓送された使用例」だ。

 「15年」というのは短い時間だが、「分からないことがあれば検索すれば済む」という程にネットが進歩した今と比較すると、やはり隔世の感がある。

 最近、普通切手に見られたマイナーチェンジは、楕円形目打の採用。50円切手に出現したのは2010年1月頃。左が従来の目打で、右が楕円形の目打を施した物。


 日本で偽造防止のための楕円形の目打が採用されたのは、1997年に発行された、自販機用の普通切手に対する物が最初だ。



50円、80円、90円、130円、270円の5種が発行され、定形外郵便の料金が改定されたことによって130円が姿を消し、120円が新たに発行された。その後、「自販機で売られる切手」その物が2007年頃に姿を消してしまった。

 せっかくなので、コイル切手の使用済みも何枚かスキャンしてみる。

 これは定形外郵便に無造作に貼られた、270円分の切手。6枚の内5枚がコイル。


 これは10円コイルを8枚貼って、定形郵便として作成した物。


 切手の図案と同じ昆虫の小型印を押した物。


 一方で、これらと同時期の切手で、「自分宛に届いた郵便物に貼られていた物を剥(は)がす」という、要するに「タダで集めた切手」というのもある。


郵便物から剥がした切手をノートにヒンジで貼り込んだケチな収集品だが、惰性で続けていると不思議なことにある程度は揃ってしまう。


 実は「タダで集める」というのは、コレクションの「原点」のような物かもしれない。
これは私が小学生の時に手に入れた使用済み切手を、大人になってから既成の図入りリーフに整理した物だが、意外と「良い消印が押された物」が含まれている。




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
例えば (笛巣田 真夜)
2011-09-28 03:07:59
『自分の誕生日の』

『普通切手の』

『櫛形満月印使用済み』

はタダに見えるが私なら1万円までは出しますぞ。
ご生誕記念 (Wrlz)
2011-09-28 13:32:11
>笛巣田 真夜様

私の場合は昭和49年8月9日です。もちろん私にとってしか価値はありません。

「注目の品! 僕が生まれた日の使用済みを、なんと特価1万円でご提供!」

入札者:0
そういえば (笛巣田 真夜 )
2011-09-29 12:32:21
「昭和54年3月21日」「昭和55年5月5日」

は切手にスタンプ押してもらう行列ができたり

「いや実逓印でなければ価値がない」と封書、はがきをお互い大量に送りあったとか。

いまならどれくらいの価値があるのやら。
並び数字 (Wrlz)
2011-09-29 14:06:22
>笛巣田 真夜様

その手の物で「すごい値段」が付いているというのは聞いたことありません。私は平成9年9月9日の、松本零士先生の小型印を押しましたが、もちろん自己満足です。

「大正2年2月2日」くらい古いか、「平成元年1月1日」のような「実在しない日付け」なら面白いかもしれません。

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