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『少女少年学級団』第5巻/藤村真理

2011-02-24 | 少女漫画
 
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なんだ
ちゃんと言えばよかったんだ
あたしも好きだから応援できないって
あの時うそついたから
一番最初にうそついたからいけなかったんだ


第5巻は、健兄が女の子からだけではなく、小学生の男の子の視点からもかっこいい。メインは遥たちの成長。

6年2組の女の子たちに呼び出され、一方的に「有罪」と宣告されてしまう遥。
母の言葉が背中を押してくれ、萌香のお姉さんに本心を告げ、カズにも謝ることができた。
「うそつくよりぜんぜん気持ちいい」と、ひとつ答えを見つけられた。

好きなコにフラれたカズが一人になりたくてぶらぶらしていると、健兄が声をかけてくれて、本当の兄のような彼の言葉でカズも少しだけ心が晴れる。
渡と遥は万引き少年だった佐山をチームに入れようとする。二人が挫折を味わっても前に進もうとしているのだと知って、ようやくカズも新たな一歩を踏み出そうと、気持ちを切り替えられる。

中学進学を来年に控え、遥は身長も足のサイズも成長し始める。ガンバって大きくなれよと健兄は優しく頭をなでてくれた。
大人になった時の約束が待ちきれず、早く大人になりたい遥。そんな時に「女性」としての大人の第一歩も踏み出し、戸惑いが始まる。

そして健兄のことを好きな人が多いように、自分を好きなカズを好きなコも多いのだいうことを痛感し、遥は少しずつ少しずつ、クラスの女の子たちと仲直りができる。

これから毎月こうなのだからと、トイレの位置と休憩時間の間隔を気にしながらも試合を休まない遥を、昔の自分のようだと「ちょっと試合見て行こ」と見守る(?)女性が現れる。


番外編はデラックスマーガレット平成21年1月号に掲載された、健兄の中学時代の読み切り。
健兄が男だと思っていた凛(りん)との再会。
団地の小学生たちからヒーローのように慕われている健兄にも当然の事ながら過去があり、その過去があって今の健兄がある。


EPISODE #19カラー(別冊マーガレット平成22年1月号)




別冊マーガレット平成22年1月号表紙



お薦め度:★★★★☆

一寛が健兄と交わす会話や、それをきっかけに一寛が気持ちを前向きに切り替える所がすごく好きだ。
小学生の時に抱く悩みというのは、大人よりも「自分より少しだけ年上」の人に相談したくなる。正解などない問いかけに、健兄は真剣に向き合って応えてくれる。
連載に追いついてこられたのも嬉しい。第7巻は発売日(4/25)に買おう。


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