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『ロックウェル+ギャングスター』第1巻/冴凪亮

2011-09-16 | 少女漫画
 
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ざけんなっ!!
てめーの選んだ道だろう
いらなかった魔法は今は必要だ
何より
おれがケガでもしたらおれがカワイソウだろうが

(シェイド=ギャングスター)


 別花で連載中の『みこぱぺ』を読んで冴凪亮先生のファンになったので、最新刊を購入。この作品は白泉社ではなく講談社から刊行、掲載誌は『ITAN』。
楽しくって可愛らしくって、最高だ!

 舞台は、汽車が走り人々が携帯電話を持つくらいの科学があるが、魔法も存在する世界。主人公の魔女、メリッサ=ロックウェルは、長老に呼ばれてウィッチ・バース(魔女の村)に戻ってくる。そして、今から死者復活の秘蹟(ひせき)で大勇者シェイド=ギャングスターを呼ぶので、彼の力を借りて師匠のロザリー=ガネットを処刑して来いと命じられる。
ところが、伝説の大勇者さまは、ちっとも優しくなく、メリッサをこき使い罵倒する。メリッサが知る、師匠が魔女たちに復讐する理由と、「伝説の大勇者」の正体。死を望む師匠は望み通り殺されてしまい、師匠を亡くして泣くメリッサに、大勇者さまは一言だけ優しい言葉をかけて、地獄へ還って行った。

 しかしメリッサは、恋人と添い遂げられなかった師匠の死を諦めきれず、本物の『死者復活』の秘蹟を求めて国立図書館に忍び込み、聖霊師団(せいれいしだん)に追われる身となってしまう。正確に描けなかった魔法陣でも何故か大勇者さまは呼び出しに応えてくれて、攻撃系魔法を覚えていないメリッサを罵るが、最後には彼女を助けてくれる。二人は行く先々で「神官の異変事件」に巻き込まれ、聖霊師団の上層部が何かを隠しているのではないかと疑うキサラギ隊長も、その一行に加わる。
聖人L=ハイネを探す旅の道中、初めて大勇者さまにほめてもらえたと喜ぶメリッサ。ようやくL=ハイネを捜し当てるが、彼は二度と秘蹟は施さないと言う。



お薦め度:★★★☆☆

 かわいい、楽しい、面白い! それだけでもう十分なのだけど、共に「異端」と呼ばれるメリッサとギャングスターの目を通して、世の中が「正義」と呼ぶ物も少し掘り下げている。メリッサ=ロックウェルは魔女の中で異端児で、シェイド=ギャングスターは上(天界)から墜ちた異端であり、リク=キサラギやL=ハイネも己の行いに疑問を抱いている。実は見た目より年をとっているらしいメリッサの、出生の秘密が何なのかも楽しみだ。


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