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『神様はじめました』第10巻/鈴木ジュリエッタ

2011-10-01 | 少女漫画
 
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おねえちゃん
万年桜を咲かせたおねえちゃん
きれいであったかくて
おねえちゃんのことを思い出すと
心が ほぐれる
あたたかくなる

(橙丸)


 10巻突破が、ほぼ確実になりました。めでたい!

 上に引用した台詞は、鞍馬山の半人前の天狗が、奈々生を思い出して言った物。土地神になってからの桃園奈々生の魅力は、第4話で巴衛が「いつか必ず花を咲かすことができよう」と言ったように、「花を咲かせる力」がその原点の一つになっている。そしてこの第10巻の、万年桜を開花させるくだりで、土地神としての奈々生の魅力の、「花を咲かせる」という部分は揺るぎない物になったと言っても過言ではない。

 奈々生は鞍馬山滞在中に、「七変化」の如く様々な姿を見せてくれる。巴衛と同じ部屋で寝間着で無防備に眠ってしまう姿、平天狗の変装、「巴衛の目」から見た絶世の美女、二郎の前で扮装を解いて退魔結界を張る「土地神」の姿、触れれば俗世に墜ちてしまう女人の姿、二郎にとっての「惚れた女」の姿、そして最後に、鞍馬山を元に戻してくれた「光」という存在。
 奈々生の場合、単なる女の子ではなく神様なので、「なんと美しい女性でしょう」では(少なくとも出雲の神様連中には)納得してもらえない。おそらく奈々生はこれからも女神として、この世の者だけでなく山や沼や海の者たちからも、必要とされ愛される存在になっていく。そういうことを積み重ね、「悪羅王の世の到来を防ぐ」という関門を打ち破り、いつか「巴衛の心」を解放することに繋がるのかもしれない。



第55話見開きカラー(花とゆめ平成23年3号)


第59話扉カラー(7号)

「奈々生はオレだけの御主人様だ」という、この漫画の醍醐味が、この扉ページに凝縮されている!

花とゆめ7号表紙



お薦め度:★★★★☆


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