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『神様はじめました』第4巻/鈴木ジュリエッタ

2009-09-19 | 少女漫画
 
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同じ顔
同じ声
なのに
こんな巴衛 私は知らない
全ては あの女(ひと)のために
支払った代償だったんだ…


連載をリアルタイムで読んでますが、とにかく大好きな作品です。
その前に! 第4巻表紙の奈々生がかわいい。どんどん可愛らしくなっていくのでたまりません。女性にはやはり巴衛が人気ですね。

この巻ではまだ奈々生の土地神としての成長はあまり見られないんですが(今後見られます)、奈々生が巴衛を好きで好きで仕方ないと自覚する。そして巴衛も奈々生以上に優先すべきことなどないと断言する。二人の関係は確実に進展します。次のステップへ。

少女漫画的にはこの関係が「主従」から「恋」に発展するのが正解なんでしょうが、瑞希を新たに神使として迎えたり、奈々生の周囲がどんどん賑やかになってきます。単純な恋愛物では終わって欲しくないという、ちょっと過剰気味の期待を私はしています。そして鈴木ジュリエッタさんはそれが描ける人だと私は思ってます。

二人の関係もそうですが、私は奈々生が「神様」として成長していく過程をとにかく読みたいし、丁寧に描いていってほしいです。じれったいくらい少しずつ、少しずつ土地神として成長していく様をじっくりと楽しみたい。時間がかかってもいいというか、むしろ時間をかけてほしいんですが、10巻は超えるくらいの長期連載になるといいですね。なってほしいです。

『花とゆめ』本誌で連載を読んでいた時からの疑問が私は一つあるんですが、時廻(ときまわり)の香炉で実体を伴って奈々生が500年前(526年前?)の過去に行きます。まだ野狐だった巴衛が龍王から奪った右目を取り返すはずだった奈々生が、目の前で苦しんでる人間(ひと)を見殺しにはできないよと、その目を雪路(ゆきじ)に飲ませてしまいます。
過去にツケを払わせちゃダメだ、現在(いま)のツケは現在払うと、現在の磯姫(いそひめ)に会いに行くと奈々生は自分の体内に龍王の目があると、削れて小さくなっているけど寿命三十年分と引き替えにそれを取り出してもらいます。何故過去に干渉し、過去で雪路に飲ませてしまったはずの龍王の目が奈々生の体内にあったのか。龍王編はクライマックスを迎え説明はないんですが、私はおそらく雪路と奈々生との間になんらかの「つながり」があるんだと思います。第十八話(第3巻)で奈々生が最初に過去に行った時も雪路の体、視線でしたし。血の(遺伝的な)つながりではないかもしれませんが、この二人がどこかでつながっていないと500年前に巴衛があれほど雪路を愛していて、現在では奈々生を何よりも大切に想っていることの説明がつきません。

まあそういうややこしいことはそれほど重要でなくて(笑)、奈々生がかわいい、頑張れと応援したくなることのほうが私にとってはよほど大切です。

学生服の巴衛が妙にセクシーだったり、瑞希が巴衛を憎たらしいと妬んだり、魅力的な要素が満載の作品。


『ザ花とゆめ』8/1増刊号に掲載された特別編を読むと、土地神になるとかなり長生きができるようなので、奈々生が人間以外の存在になるという展開もあるかもしれません。社の神がミカゲだった頃を描いた特別編では、久しぶりにミカゲを訪ねてきた乙比古(おとひこ)が「100年振り位?」と言っています。設定面でまだ語られていない部分も含めて、深く掘り下げた物語を読みたいです。絶対に『カラクリオデット』以上の傑作になると確信してます!

あまりあらすじを書きませんでしたね。海に行った辺りとかも楽しさ満載です。買って読んでくれればいいんです(笑) とにかく面白いんだから!


第十九話カラー見開き(『花とゆめ』2009年5号)


第二十四話カラー扉(11号)



お薦め度:★★★★☆
好きだから好き!という作品です。とにかく好きなんです(笑)
ジュリさん(親しみを込めてこう呼ばせて頂きます)のセンスも素敵です。
『花とゆめ』にジュリさんがいることが嬉しい、そう思える作品。


↓長寿連載になりますように!
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