エターナルシティ2

~リボルバー一筋~

ユキッチ先輩  第六話~本当の恐怖~

2010-07-21 | EC2
 頭を強く打ったことで俺は呪縛から解き放たれた。
さっきまでの俺の身に起こっていたことは現実ではなかったのだ。
運営の手によって、ありもしない創り上げられた空想の世界を見せられていたのだ。
幸い、打撲と頭から少し血が出る程度で、全治1週間で済んだ。



-------------------二日後-----------------

 今現在ここには冷静なリボ川リボ雄がいる。俺はバカだった・・・。
バスケ部も嘘、佐藤雪江も存在しない、あの病院だって日本中探してもどこにもない。
今思えばすべて運営の策略にまんまと引っかかってしまっていたわけか・・・。

あの時だ。EC2の公式ページを見ていた時、画面が激しく揺れて青白い光が点滅したような夢を見た。恐らくその時に催眠術か何かをかけられたのだろう。

エターナルシティ2運営チームは本当に恐ろしい












...........リボ雄の財布からはユキッチ先輩が、いや、諭吉先輩が3枚消えていた



...................そして手元には「破損」したリボルバーだけが残っていた




END                  ※この物語はフィクションです。(以下略

今日の収穫

2010-07-20 | EC2
 リボルマンの今日の収穫だ!赤い線の左側だ!

使った弾はだいたい1500発、狩りは30~40分ってとこだ!
疲れるから長い時間狩りたくないんだ!
一日1~2回地下に潜ればもうお腹いっぱいだ!
それと余談だが、7月上旬頃からずっと手首が痛い
痛みが取れない!!!ハンドガン使いは気をつけろ!!!

今日は恐ろしいほどドロップが良くて武器アプグレがビビるほど出たんだ!
一個だけ29等級だったぞ!
まるでオープンβのようだったぞ!
普段はこうはいかないから気をつけろ!たぶん画像の三分の一から5分の一のドロップ数くらいが普通だ!

地下は地上よりもドロップはいいが敵が強いから用心するんだ!

ユキッチ先輩  第五話~デッドオアアライブ~

2010-07-20 | EC2
 その後、担任の先生に聞いても答えは同じだった。
部活の仲間にも聞いた、でも皆俺を変人扱いするだけだった。
俺は本当に頭がおかしくなってしまったのだろうか・・・。

次の日俺は学校にも行かず、部屋の隅で布団にうずくまりながら得体の知れない何かに怯えていた。
次の日も学校を休んだ。もう分けが分からずどうしようも無くなった俺は、頭をかきむしり奇声を発していた。
その日の夜、夢を見た。

”遠くの方でユキッチ先輩が俺を呼んでいる。俺はユキッチ先輩を追いかけた。でも走っても走っても追いつけない。いっこうに距離は縮まらない。俺は全速力で追いかけた”

次の瞬間………………
激痛とともに目が覚めた。
妹がいうには、「私が1階で朝ご飯食べてたら、お兄ちゃんが寝ぼけなまこで階段の前に立ってて。そしたら階段踏み外して転げ落ちちゃったんだもん。私心臓が止まるかと思ったぁ。」らしい・・・。

目が覚めた直後は体の痛さに気を取られて気が付かなかったのだが、今までとは何かが違う。
昨日夜寝る前とは明らかに違う。

                   ! ! !

そうだ・・・!思い出したぞ!!俺は・・・俺は・・・・!


つづく

リボルマン再び

2010-07-19 | EC2
 やぁ、また会ったねみんな!
いい意味で期待を裏切る男、それがリボルマンだ!
私の相棒ルガーSP101がclass8になって帰ってきたんだ!
本当は挑戦しないつもりだったんだが前の記事を書き終わった後にムラムラしてきたんだ!

実は倉庫に1つだけ39等級class10用のアプグレアイテムを眠らせていたんだが勇気がなくて使えなかった!
だけどリボルマンは挑戦しないと落ち着かない性格だからついやってしまったんだよ!

勿論、破損してしまっていたらゲームをアンインストールする覚悟で挑んだんだ!
class5にするときも他のゲームに移る覚悟で挑んだ!
class6にするときだって童話王国2にいく準備はできていた!
class7にするときも心臓バクバクで1日悩んだんだ!

もう!絶対に!しばらく強化はしないつもりだ!!!
では、またいつか会おう!

初お披露目

2010-07-19 | EC2
 やぁみんな!私がリボルマンだ!
事情によりモザイクをかけさせてもらっているが気にしないでくれ。

私は今 31等級 class7 Ruger SP101 って武器を使っているんだ。
だけれども武器の等級が31だからそう簡単に強化に挑戦できないんだよ。

 まず第一に、オークションになかなか39等級class10用のアップグレードアイテムがないんだ。もし仮に並んでいたとしてもとても高価な物だから買えないんだ!
 そして次に、クラスが上がる毎に成功確率が下がっていくから怖くてできないんだ!
 そして最後に、強化に挑戦できない決定的な理由は、アップグレード関係の課金アイテムが29等級までにしか対応していないんだ!
30等級以上に対応した強化成功率アップアイテムもないし、何よりも強化に失敗して「破損」状態になってしまった武器を直す術がないんだよ!!!

武器破損=引退の文字がチラついてしまうからね!
もし今武器を壊してしまったら・・・30等級以上の課金アイテムがでるのが何ヶ月後になるかわからないし、それまでずっと待機して待つなんて無理だよ!
正式に入ってからドロップ調整がされて、前のようにお金を稼ぐこともできなくなってしまった!
30等級の武器をストレートでクラス7にするのにさえ4~5Mもかかってしまうんだ。
それだけ稼ぐのにどれだけの時間がかかるかも分からないし、そんな気力もないさ!!!

だからリボルマンはこのまま強化はしないでしばらく頑張るつもりなのさ!

名言集

2010-07-19 | EC2
ある哲学者は言った




生きるとは呼吸することではない。リボルバることだ。
          (ジャン=ジャック・ルソー)


とても深い言葉である

ユキッチ先輩  第四話~終わりの始まり~

2010-07-19 | EC2
 学校に着いた俺の向かう先は一つ、職員室だ。
職員室のドアを思い切り押し開け、バスケ部顧問の先生を探した。

いた!丁度職員室から出て行こうとしていた所だった。俺は悲鳴にも似た叫び声を上げて先生を呼び止めた。

リボ雄「先生、昨日佐藤雪江さんが交通事故で亡くなりましたよね!?それでそこには先生や佐藤さんのご両親もいて、俺もそこにいましたよね!?」
俺は息を切らしながらまくし立てた。

先生「何なんだ急に、お前は確か2年生のリボ川だな、お前頭大丈夫かぁー。成績優秀なのはいいが勉強ばかりしてるとストレスが溜まるぞー。部活にでも入っていい汗流して発散させろよな。」

                   !?

(こ の 人 も お か し い!?)

リボ雄「先生!俺はバスケ部の副キャプテンじゃないですか!先生が2年の俺を抜擢してくれたじゃないですか!?何を言ってるんですか。皆で全国大会目指してたじゃないですか!?」
先生「ハッハッハ、完全におかしくなっちゃったのかリボ川。お前は1年からずっと帰宅部だろ(笑、んじゃ先生は忙しいから行くぞ。」


そ、そんな・・・バカ・・な・・・・・
職員室のドアがゆっくりと閉じていき、先生の後ろ姿が視界から消えていった。


つづく

ユキッチ先輩  第三話~悪夢~

2010-07-18 | EC2
 俺はパソコンの電源をONにし、エターナルシティ2のゲームを起動した。
そして改造エンジニアNPCの前で「実行」ボタンを押した。
何度も何度もマウスをクリックした。指が痛くなるまで力強く何度も何度も。
それから数十分間、俺は何かにとり憑かれたかのようにクリックし続けた。


気がつくと俺は部屋のベッドで横になっていた。
何故か心は落ち着いていた。
ユキッチ先輩の笑顔が浮かんでくる。
すると急に、無性に昨日の病院に行きたくなった。

 俺は身支度をして、タクシーに乗り病院へと向かった。病院に着いてまずICUの場所にいった。だが、ICUを覗くとすでに先輩の遺体はそこにはなかった。きっと遺体安置所に移動されたのだ。俺は受付で聞いてみた。

看護士「佐藤雪江さんですか?その様な方はこちらには入院されておりませんが。」

                   !?

この看護士は何を言っているんだ?
昨日亡くなった患者を知らないだと?そんなわけがない。
それにこの看護士は昨日先輩が息をひきとるベッドの傍で俺たちと一緒にいたじゃないか!?

看護士「一応確認してみましたがやはりそのような名前の方は現在当病院にはおりませんねぇ、他の病院とお間違えではないですか?」

一体どうなっているんだ、頭が混乱してきた。
俺は確かに昨日ここで先輩の最期を看取ったはずなんだ・・・。
ハッ!何でこの人達は俺をそんな目で見る、俺は正常だ、そんな変な目で見るな。
俺は勢い良く病院を飛び出し学校を目指し走り出した。
学校に行けば先生が証明してくれるはずだ、昨日起こったことの全てを。
俺はがむしゃらに走り続けた。


つづく

エンバーストリート水着大会

2010-07-18 | EC2
 ほとばしる汗!したたり落ちる血!
エンバーストリートでは毎年恒例の水着大会が、ここミレニアム会場で行われた。
去年に比べ参加者は5人と激減してしまい少し寂しい気もするが、それに負けじと参加者は自慢のボディを惜しげもなく披露し会場は盛り上がった。

 優勝したのは参加者唯一ゾンビである元人間のガブリエルさん(28歳)だ。斬新な水着とインパクトある生臭い血みどろの肌が審査員をアッと驚かせた。

審査員のマイケルさんは、
「こんな水着は今まで見たことがない、とてもセクシーでみとれてしまったよ。」

優勝したガブリエルさんは、
「ゥウガー・・ゴゥガァアアゥ・・・・ァアアア!」とのことだ。

今回の大会は元人間が優勝するという異例の事態であったが、こうして人間とゾンビが協力してイベントを開催するというのも悪くないかもしれない。


※ガブリエルさんに関して:そのままステージに上げるのは非情に危険だと判断しご来場の皆様の安全を第一に考え、ガブリエルさんの体をロープで縛り上からワイヤーで固定しました。道徳に反する不謹慎な行動だったかもしれませんがどうかご理解願います。ご来場の皆様ならびに視聴者の皆様方へお詫び申し上げます。

ユキッチ先輩  第二話~遺言~

2010-07-17 | EC2
 俺もとっさに立ち上がりICUの入り口に駆け寄った。


        !?



 信じられないことに、ユキッチ先輩の目が薄く開き、わずかだが首を横に動かしているのだ。
意識が戻った!

そばにいた医師はこう説明した。
医師「信じられないことですが、雪江さんは今うっすらとですが意識が回復しています。我々の方でできる限りのことはやります。ですがこの回復も一時的なものでしょう、またすぐに意識を失う可能性が極めて高いです。その時はもう我々にも手の施しようがありません。」


 ご両親のご好意で俺はICUの中に通された。ベッドの上には痛々しい姿の先輩がいた。
ユキッチ先輩は力のない目で俺を見つめ、俺も見つめ返した。

先輩「・・・ッ・・・ぅう・・・・を・・・・に・・・・・・・・・・しッ・・」

ユキッチ先輩が俺に何かを伝えようとしている。
俺はベッドの方へ近づき、ユキッチ先輩の手を握り締めて耳を傾けた。

先輩「・・クラ・・・・15に・・・して・・・・・15を・・・」

15?クラ?先輩は確かに「15」と言った。俺は最初何のことだかわからなかった。
が、次の先輩の言葉で全てが繋がった。

先輩「リボルバーをclass15にして・・・15を作って・・・頑張って・・・」

それがこの世に残した先輩の最後の言葉だった。

俺はその夜泣いた、涙が枯れるまで部屋で泣いて泣いて泣きまくった。次の朝、カーテンからこぼれる日の光で目が覚めた。泣き疲れたせいか俺はいつの間にか眠っていたのだ。
昨日の先輩の必死の遺言を思い出し、俺はすぐさま行動に出た。



つづく

ユキッチ先輩  第一話~絶望~

2010-07-17 | EC2
先生「よーし、集合。今日の練習はここまでだ。片付けてダウンしろ、以上だ」

 オレの名前はリボ川リボ雄、リボ沢村高校の2年生でバスケ部に所属している。一応これでも男子バスケ部の副キャプテンだ。
 今日もいつものように練習が終わり、もうすぐ家に帰るところだ。
そして、あっちで友達とふざけ合っている笑顔の素敵な女性が、3年生の女子バスケ部キャプテン佐藤雪江さん、通称ユキッチ先輩だ。ここだけの話、ユキッチ先輩は俺の憧れの存在だったりする。

 片付けも終わり校門を出て、友達とゾンビ48で誰が好きかというくだらない話で盛り上がっているうちに家路についた。途中で友達とも別れ、ここから家まではいつも一人の時間を楽しんでいる。そう、家に着くまでの間ユキッチのことを考えながら歩くのが好きなのだ。あ、言い忘れたけど俺の心の中でだけはユキッチって呼んでるんだ、ユキッチ先輩の前では絶対呼び捨てになんかしないんだぜ?

 妄想をしていると今日も例外なくアッと言う間に家に着いた。カバンから鍵を取り出し鍵穴に差し込むと同時に中から電話が鳴り響いた。
俺は電話音を切らさないように少し慌てて家に入り、電話の受話器を取った。

リボ雄「はい、もしもしリボ川です」

先生「おぅリボ川か、実はな‥さっき佐藤のご両親から学校に電話があってな‥」

リボ雄「一体どうしたんですか先生?」

先生「佐藤がトラックにはねられて意識不明の重体だそうだ・・・」
先生「先生はこれから病院に向かうからお前は連絡網で皆に知らせておいてくれ、じゃぁな」

俺は頭が真っ白だった。ユキッチ先輩が大事故に遭ったなんて信じられなかった。
・・・こうしちゃいられない
俺は居ても立ってもいられなくなり、学校に電話して病院の住所を教えて貰った。


 気づいた時には、俺は病院の待合室のソファーに腰掛けていた。
ICUの前には泣き崩れるご両親とそれをなだめる先生の姿があった。
医師の話では、意識が戻る可能性は限りなく0%に近いという絶望的なものだった。


…………どれくらいの時間が経っただろうか。
あれから俺はずっとソファーに座り、この非情なまでの現実を受け入れようとしていた。
それからまた長い時間が経ち・・・俺が時計の方に目をやると短針は午前0時を指していた。

その時だ、一人の看護士が慌ただしく担当の医師を引き連れてICUに入っていく。



つづく

名言集

2010-07-16 | EC2
ある宗教家は言った




多くのリボルバーの犠牲と苦労を経験しなければ、成功とは何かを決して知ることはできない

                                 (ガンジー)


とても深い言葉である

リボ散歩~キャラクターショップ~

2010-07-16 | EC2
 「キャラクターズショップ-エンバーストリート店-」が満を持してこの夏オープンした。とてもファンシーで人々を惹きつける店構えにあなたも虜になっちゃうかも?ディスニーやサンリオゥを中心に全130種類以上のキャラクターグッズが所狭しと並べられている。
 一番人気はクリクリおめめの青いエイリアンのスツィッチ、次いで第二位は大きなリボンが印象的でキュートなミニーマウソ、そして第三位は気性が激しいけど憎めないキャラのドナルド・ダッコ、以下4位がくまのブーさん、5位がワッキーマウスとなっている。


 経営者のリチャードさんはこう語る。
「一歩外に出ればゾンビだらけ、毎日毎日ゾンビのあの気持ち悪い姿が嫌でも目に入ってきてしまう。だからこそ今は特に癒しが必要なんだよ。愛らしいこのキャラクター達を見て少しでも現実を忘れてもらえたらと思ってこの店舗のオープンに踏み切ったんだよ。」

しかしながら、可愛らしいキャラクターの他にも「ゾンビ君」というキャラクターも販売されている。
この現状の流れの中で、このようなキャラクターが誕生してもおかしくはないが、
リチャードさんの言葉と行動が矛盾しているようにも思えた。

リボ散歩~アイスクリーム店~

2010-07-15 | EC2
 アイスクリームを片手にポーズをとった可愛らしいペンギンの看板。そう、お馴染みのあの屋台「ハーゲンゲッツ」がエンバーストリートにも遂にやってきた。中でも人気なのは季節限定!マンゴーアイスマウンテンだ。マンゴーアイスクリームと練乳、フレッシュマンゴーソース、フィリピン産マンゴーの組み合わせが絶妙で絶品。その他にもテキヤキバーガーやフライドチキン等豊富なメニューが勢揃い。
  ハーゲンゲッツは、新商品の積極的投入などにより、幅広い消費者の支持を得て、上半期のアイスクリーム総市場が10%程度前期を上回り、ライバルであるサーティーワンを大きく引き離した。

エコリボ

2010-07-15 | EC2
 日本リボルバー保護協会(The revolver conservation society)

 RECS-Jでは、この貴重なリボルバーの環境保全に関して50年前から着目し、その重要性を主張してきました。気候変動でリボルバーの損失や人間の人柄、情熱、思いやり、勇気およびDNA劣化が更に悪化する可能性のあることを警告しています。
私どもは2020年までに日本列島の農家半分をリボルバー畑にし、自給率47%を目標にしています。

 またさらに、通称”エコリボ”と呼ばれるプロジェクトが毎年各都市で行われています。今回のプロジェクトでも多くの方々がご参加下さいました。
たった5発の弾丸を植えることからスタートしたこの活動も、2010年までに参加者は日本人男性たちを中心に延べ5万人を超え、日本全土で1万発以上のマグナム弾丸が植えられています。




当取材班はこのプロジェクトの責任者である阿部ごん蔵さんに直接お話を伺うことができたのだが、ごん蔵さんには一つだけ不安な事があるという。それは、

「マグナム弾を植えただけで本当にリボルバーが育つんだろうか、雨で鉛が溶けて土に染み込んでしまい土がダメになってしまわないか心配だ」と、弱気な口調でつぶやいていた。