今回の一番のビッグサプライズインタビュー!!
インタビューに行く前は2ショットインタビューです。と言われており、イ・ビョンホン(Lee Byung-hun、李炳憲)ができないと聞いていたのに、なんといざ行ってみると、チョン・ウソン(Jung Woo-sung、鄭雨盛)、イ・ビョンホン(Lee Byung-hun、李炳憲)、ソン・ガンホ(Song Kang-Ho、宋康昊)の3ショットインタビュー!!!!
そして彼らはすでに取材の真っ只中。
雑誌の取材も受けておりキメポーズでの写真撮影は素敵過ぎてしびれる光景!!
それにしても絵になりますね。思わず横からポーズを決める3人を撮っちゃいました。
左から、チョン・ウソン、イ・ビョンホン、ソン・ガンホ
それにしても、一度にこの3人をインタビューなんて、アジアではありえない…。しかし、持って行っていたピンマイク(インタビュー時に直接衣服につけるマイク)は2本…。つまり2人にしかマイクがつけられない。
そこでハンドマイク(レポーターさんたちが持って話すマイク)に切り替え、彼らに1本のマイクを代わる代わる持って話してもらうことに…。
映像としては、まるで3人がWOWOWのレポーターのように見え、本当にありえない光景!!
まずは、彼らにカンヌについて聞いてみた。
今回の映画タイトル『The Good, The Bad, The Weird』にちなんで毎年のようにカンヌに来ているソン・ガンホに「カンヌの一番The Weirdな(風変わりな)ところはどこですか?」と聞き、チョン・ウソンに「カンヌのThe Goodなことは」と聞くと、すでにイ・ビョンホンは質問しなくても「僕はThe BadなキャラクターだからカンヌのBadなところだろ?」と答えてくれ、とてもなごやかなインタビュー。イ・ビョンホンが答えている最中に雨が強く降り出し、彼も「カンヌでのBadなことは、雨の中でもインタビューをしなきゃいけないことだよ(笑)」と…。
その直後、12分間のインタビューなのに途中で場所を移動しカメラをセッティングしなおすというハプニング。
カメラをセッティングしなおす、わずか5分くらいの間に、イ・ビョンホンとチョン・ウソンがバナナをほおばっているので、「あれ?食べる時間もないのですか?」と聞くと、イ・ビョンホンが「ほんとにずーっと忙しくておなか空いて死にそうだ」と笑ってました。
アジアでは大スターでインタビューの最中に立ったままバナナをほおばるなんてありえない光景を目の当たりにし、思わず「アジアではありえないことですね。めちゃくちゃ周りの人がケアしてますもんね。」と思わず言うと「ほんとだよ~。」と彼らも笑っていました。
さらに場所を移動したら通訳さんが変わり(これもありえない)、しかも韓国語と英語の通訳さんなんですが、英語がそれ程出来ない…。
彼らは答える時3人で大爆笑しているのに、訳を聞くと何が面白かったんだ?というような訳。でも大笑いされたらこちらも合わせて笑うしかなくちょっと滑稽なインタビューでした。
それにしても本当に3人が仲良し!
ふざけあいながらお互いのこと、1人に対してThe WeirdなところとThe Good なところとThe Badなところについて残りの2人に語ってもらい、彼らはプライベートでも本当に信頼しあって仲も良いということが伝わってきました。
彼らの答えは是非「VIVAカンヌ映画祭2008」(6月8日(日)午前11:00ほか)を見て和やかな雰囲気と共に楽しんでください。
そして出来上がった映画も本当に最高!!
観る前は“アジア人のウエスタンってどうなの?いくらこの3人でも”と思って試写に行ったけど、オープニングから鳥肌が立つほど映像がカッコイイし、音楽も最高にあっている。このキム・ジウン監督タダモノじゃありません。
やはり特筆すべきはイ・ビョンホンの鬼気迫る演技。
個人的には大ファンのチョン・ウソンもアクション全開(他の2人のキャラの強さに押され気味ではありましたが)。
ソン・ガンホの絶妙な間の取り方(この人は天才的ですね)。
作品も大満足でしたけど、このありえない韓国スターの3ショットインタビューに大興奮しっぱなしでした。
このインタビューの模様は番組で!
■『The good, The Bad, The Weird』
監督:キム・ジウン
出演:チョン・ウソン、イ・ビョンホン、ソン・ガンホ
「速報!カンヌ映画祭2008」
6月1日(日)午後2:40(無料放送の日)ほか
「VIVAカンヌ映画祭2008」
6月8日(日)午前11:00ほか
詳しくは番組紹介にて
お楽しみに!