ちょっと前になるんですが、お伝えし切れなかった松本人志監督の「大日本人」の公式記者会見の模様をご紹介しましょう。
会見は20日16時にノガヒルトン横の仮設会見場で行われました。
まず、松本監督はこの作品の発端について
「映画を壊してからやりたかった、誰もやってない事をやりたかった、この2点が発端」
質問:
この作品の政治的な意味は?
松本監督:
面白い事を追求すると、そういうところに辿り着いたって感じだよねえ。
『監督週間』の主催者の質問:
私たちがこの作品を選んだ理由として、メランコリーや哀愁の美が素晴らしかった、という点が大きいんです。
松本監督:
僕の作る『笑い』は、哀愁が入ってて、胸がキュンとなるようなとこなんだ。それが人間の面白いとこだと思うので、今後もこの要素は外せないものだと思う。
質問:
日本のメディアが沢山来てて、今後あなたに期待しているようですが、北野武監督の貢献者と意識されてる?
松本監督:
たけしさんに対して、意識していないと言うと嘘になる。尊敬してるからこそ、なおさら「勝ちたい」と思うね。
質問:
カンヌに来てみて、何か変わったことは?
松本監督:
少し欲が出て来たね。
おそらく国内ではこういう発言は恐らく聞けなかったんじゃないかなぁと思います。
次回作への意欲?も出て来てるようで、カンヌに行ったことがかなり刺激になったみたいですね
映画の公開と今後の松本さんが楽しみです