ご無沙汰しておりました。申し訳ございません。
いろいろ行事が重なっておりました。まず、本が出版されました。文芸社から「苦しみからの解放」(副題)神様のプライベートレッスン として皆様のお手元に届くように用意させていただきました。
薄めの本で、バックにでもお入れいただき、心が萎えた時にごらんいただくと良いと思います。
私はそうでした。つまらなくなったり、心が重くなって、何にもやる気がなくなったりしたとき、パラッと開けたところを読みました。すると、大抵、自分に必要な言葉が用意されていて、
心が癒され、「そうだ、もう少し、がんばってみよう・・・・。」という気になります。
この一冊目が多くの人に買っていただけると、二冊目を出版できると思います。
皆様、よろしくお願いいたします。
それから、講演会を宇都宮で開催いたしました。約百名ほどの部屋が一杯になって、久しぶりに、皆様に過去30余年間で得た知識や体験をお話しさせていただきました。
それより素晴らしかったのは、体験者の講演でした。お若くて、美しい一人目の女性は三歳からアトピーで苦しんでこられました。
ありとあらゆる療法を試した末、前世療法とエネルギーヒーリングで素晴らしい癒しが起こりました。
実際、彼女が私の目の前にいらした時、彼女は動くのもつらそうでもう何日も寝ていない、寝られても二時間、という状態でした。それがどうしてこの半年の間に癒されていったか、を話されました。
それでは、今日の父の言葉をご紹介いたしましょう。
しっかり、ゆっくり、意味をかみしめながら、お読みいただけることを願っております。
・苦しさの中から見識眼や認識力、感謝する心を育むためです
この美しきものの多様化は宇宙の存在目的の一つです。
愛と共に美しきものは、最も高い領域にあって、大きな喜びを与えずにはおきません。
その美しきもの、美しいと認めた時、喜びを得、自然に感謝の念と共にまた、大きな美しきものを生み出す土壌となって、大きく、つぎからつぎへと広がってくのです。
「それがどうした?」でしょうか。
そんなことを言ってるほど、陽気な地球上ではないのだ・・・とお感じでしょうか。
誠にその通りかもしれません。
しかし、・・・しかしです。
あなたがここに在り、何故そういった否定的なものも含めて、様々は体験をしておられるか、という大元の目的を思い出されることです。
否定的なものを持帰ったり、悲しみや憎しみなどをそのまま持ってくるためではないのです。
その中から、何か別のものとして昇華させるためにその体験をしているのです。
一つ一つの体験は苦々しい思いを与えるかもしれません。
一日一日のおしまいに、悲しい思いや、疲労がどっしり肩に残って床につくかもしれません。
しかし、それはそれらの体験を通して、別の何かを考え、その苦しさの中から美しきものを見つける見識眼や認識力、感謝する心を育むために他ならないのです。
苦しきものを体験し、より苦しきものを得たり、痛みをもっと痛みとして分かる為ではなく、その対極にあるものを、より良く見据えるためのものなのです。
これはある種、触媒のような働きをしているのです。
それをそれとして、しっかり見るための触媒、手段なのです。
お分かりでしょうか。
悲しきもの、苦しきもの、痛みを伴うものを乗り越えるためのものです。
その向こうに何を見るか・・・です。
その向こうにたどりついた時、あなたははっきり見るでしょう。
美しきものとは何か。
感謝というものはどういうことなのか。
愛というのはどういうものを運んでくるのか。
そのためにあなたは、ここに在るのです。
決して、苦しむためではありません。
苦しみを早く乗り越えることです。
それでは、今朝も愛と感謝の心を一杯ここにおいていきましょう。
あなたを守り、勇気付け、愛を沢山おいていきます。
ありがとう ありがとうのことばと共に。