イエスからマグダラのマリアへの手紙・私は本当にかつてマグダラのマリアだったのか?

三十九 苦しさの中から見識眼や認識力、感謝する心を育むためです

 

ご無沙汰しておりました。申し訳ございません。

いろいろ行事が重なっておりました。まず、本が出版されました。文芸社から「苦しみからの解放」(副題)神様のプライベートレッスン として皆様のお手元に届くように用意させていただきました。
薄めの本で、バックにでもお入れいただき、心が萎えた時にごらんいただくと良いと思います。

私はそうでした。つまらなくなったり、心が重くなって、何にもやる気がなくなったりしたとき、パラッと開けたところを読みました。すると、大抵、自分に必要な言葉が用意されていて、

心が癒され、「そうだ、もう少し、がんばってみよう・・・・。」という気になります。

この一冊目が多くの人に買っていただけると、二冊目を出版できると思います。

皆様、よろしくお願いいたします。


それから、講演会を宇都宮で開催いたしました。約百名ほどの部屋が一杯になって、久しぶりに、皆様に過去30余年間で得た知識や体験をお話しさせていただきました。

それより素晴らしかったのは、体験者の講演でした。お若くて、美しい一人目の女性は三歳からアトピーで苦しんでこられました。

ありとあらゆる療法を試した末、前世療法とエネルギーヒーリングで素晴らしい癒しが起こりました。

実際、彼女が私の目の前にいらした時、彼女は動くのもつらそうでもう何日も寝ていない、寝られても二時間、という状態でした。それがどうしてこの半年の間に癒されていったか、を話されました。


それでは、今日の父の言葉をご紹介いたしましょう。

しっかり、ゆっくり、意味をかみしめながら、お読みいただけることを願っております。

・苦しさの中から見識眼や認識力、感謝する心を育むためです


この美しきものの多様化は宇宙の存在目的の一つです。

愛と共に美しきものは、最も高い領域にあって、大きな喜びを与えずにはおきません。

その美しきもの、美しいと認めた時、喜びを得、自然に感謝の念と共にまた、大きな美しきものを生み出す土壌となって、大きく、つぎからつぎへと広がってくのです。


「それがどうした?」でしょうか。

そんなことを言ってるほど、陽気な地球上ではないのだ・・・とお感じでしょうか。

誠にその通りかもしれません。


しかし、・・・しかしです。

あなたがここに在り、何故そういった否定的なものも含めて、様々は体験をしておられるか、という大元の目的を思い出されることです。

否定的なものを持帰ったり、悲しみや憎しみなどをそのまま持ってくるためではないのです。

その中から、何か別のものとして昇華させるためにその体験をしているのです。


一つ一つの体験は苦々しい思いを与えるかもしれません。

一日一日のおしまいに、悲しい思いや、疲労がどっしり肩に残って床につくかもしれません。

しかし、それはそれらの体験を通して、別の何かを考え、その苦しさの中から美しきものを見つける見識眼や認識力、感謝する心を育むために他ならないのです。

苦しきものを体験し、より苦しきものを得たり、痛みをもっと痛みとして分かる為ではなく、その対極にあるものを、より良く見据えるためのものなのです。

これはある種、触媒のような働きをしているのです。

それをそれとして、しっかり見るための触媒、手段なのです。



お分かりでしょうか。

悲しきもの、苦しきもの、痛みを伴うものを乗り越えるためのものです。
その向こうに何を見るか・・・です。

その向こうにたどりついた時、あなたははっきり見るでしょう。

美しきものとは何か。

感謝というものはどういうことなのか。

愛というのはどういうものを運んでくるのか。

そのためにあなたは、ここに在るのです。

決して、苦しむためではありません。

苦しみを早く乗り越えることです。



それでは、今朝も愛と感謝の心を一杯ここにおいていきましょう。

あなたを守り、勇気付け、愛を沢山おいていきます。

ありがとう ありがとうのことばと共に。

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