くらぽんの夢クリ夢日記

不妊歴3年。2009年4月新橋夢クリニックデビュー。同年9月に卒業することができました。

出産しました

2010-05-27 13:07:20 | 不妊治療
一度は閉じたブログですが、久しぶりに編集画面を見たら
毎日誰かしらアクセスして下さる方がいることに気づきました。
そうした方々の励みとなれば、と思い、ここに無事出産したことをご報告します。

4月11日、予定日より2日遅れ、3240gの女の子を出産しました。
40歳、不妊治療を経ての自然分娩。しかも陣痛から6時間という超安産でした。
私のような例もあるので、高齢妊娠、高齢出産の方もどうか自信を持って下さい!

困難な道のりの末授かったゆえ、腕の中に奇跡を抱く気持ちです。
安らかな寝顔を目にすると胸がいっぱいになります。
いつか近い将来、この子の弟か妹を夢クリに迎えに行くつもりです。
再デビューの日まで、今はひたすら一人目の育児に専念します。

卒業しました

2009-09-16 13:32:34 | 陽性後
9月14日(月)10W3D

タイトル通り、無事卒業いたしました。

7時半頃到着。受付をしようとして、ふとソファーを見ると
見覚えのあるお顔が。もしかして…
「あの、にこりんさん、ですか?くらぽんです」
なんとも奇妙な自己紹介。
ご本人でした。間違えなくてよかった。

受付をすませ、よもやま話。
同じ境遇の方のせいか、初対面とは思えません。
あれこれお話しするうちに4Fへ移動の指示。
にこりん☆☆さんの方が番号が早いのに私のほうが先に移動でした。

1番違いの番号ですが、内診、診察、処置室とそのたびに
順番が入れ替わりました。この辺よく分かりません。

さて、最後であろうと臨んだ内診。
院長先生、念入りにあちこち計ります。
37.2mmということで
1週間で10mm以上成長しています。すごいな~
見た目も胎囊の中で8割くらいぎっしりになってきてました。

一度内診台を降りた後、もう一度乗ってください、という指示が。
えっなんかあったの?ひやりとするが
「心拍を計り忘れました」と看護師さん。
そんなこともあるのね。おどかさないでよ~

内診後はにこりん☆☆さんと離ればなれ。
わたしと同様にこりん☆☆さんも荷物を置かない主義らしいです。
座りたいのはみんな一緒なので席を立ってしまったら
次に席がなくてもしょうがないし。混んでたら元気な男性には立ってて
欲しいな~なんて思っちゃいます。

診察は私のほうが先。内診後すぐ呼ばれたのでこれもややびびる。
いちいちびくびくしますね。

「くらぽんさん、と。今日紹介ね。」
うぅ、ついに!
病院名を聞かれ、その場で打ち込む院長。
「じゃ後は看護師さんから話聞いて」
噂通りのあっさりぶり。しかし、いつもよりお顔がにこやかです。
先生にも達成感があるのでしょうか。
最後に深々と頭を下げ、お礼を述べました。
返事は「は~い」。こちらも予想通り。

処置室に呼ばれ、あこがれのピンクレターとブルーレターをいただきました。
そして最後、みなさんで立ち上がって「おめでとうございます」コール。
胸が詰まり、涙ながらにわたしも
「本当にお世話になりました。ありがとうございました」とご挨拶。

3Fに降りると先に終えたにこりん☆☆さんが待ってて下さいました。
目が合うと再び涙が。「卒業ですね?」と言葉になったかどうか。
会計の時に受付の方にも「お世話になりました」と頭を下げると
「がんばってくださいね」と言って下さいました。

帰りに下のカフェでにこりん☆☆さんとお茶していきました。
いろいろお話しできて本当によかったです。
2人とも7月22日に移植をして、おそらく2人だけだったので
この日に関しては100%の妊娠率ってことですね。
すごいです、夢クリ。


ここまでの道のりは決して簡単ではありませんでした。
主人とは16年前に知り合って、ここには書ききれない
実にいろいろなことがあり不妊治療以外のこともたくさん
乗り越えて来ました。
昔も今も変わらないのは、この人の子供が欲しい、という想いでした。

治療を始めてからも、迷いや葛藤の中で何度もケンカしました。
転院を繰り返し、4回の移植でかすりもせず
40歳を迎えて最後の望みを託した夢クリでした。
そして奇跡的にも1度目の採卵、移植で妊娠。
もっと早くここに来れば、という想いはありますが、
ここに至るまでの苦しい過程のおかげで、弱い私が
少しずつにしても強くなることができました。
何度も言い争いをして、声を上げて泣いたこともありましたが
お互いの理解が深まり、決して無駄な時間ではなかったと
胸を張って言うことができます。

このブログを書くことでいろいろな方と知り合い、
励まされ、たくさん参考にさせていただきました。
私自身も自分の記録であると同時に、少しでもどなたかの
励みなり参考なりになればとブログをつづってきました。
ひとまずはここで区切りをつけ、このブログも終えたいと思います。
これからも皆さんのブログにはおじゃまさせていただいて
陰ながらエールを送り続けたいと思います。

赤ちゃんを望む、人一倍がんばりやさんのみなさまに
幸せな未来が待っていますよう、心から祈っています。
どうもありがとうございました。


もうひといき

2009-09-09 16:19:12 | 陽性後
9月7日(月)

本日もJRグリーン車とタクシーを乗り継いでの姫通院。
おともはたまたま仕事がお休みのダーリン。

前回と同じくらいの時間に来院するも31番。
今日は採卵が多いのかしら?
受付して少し待つとやはり一番乗りで4F移動。
尿検査を済ませてしばらく待つ。

内診は3番手。
ようやく内診でもどきどきしなくなってきた。
この日はあちこち測ったようで少し時間がかかった。
胎児の大きさと、胎嚢?の大きさ、頭部の一部らしきところなどなど。
今日も心臓がぴくぴくしてる
さほど緊張していなかったとはいえ、やはりほっとする。

ピーナツみたいだった形から、大きめの二つの丸のほかに
両脇と、片方の丸の下にも小さい丸が見えた。どうやら手足らしい。
うわ~なんだか人間ぽくなってる。
大きさはまだ25mm程度なのにもう手足がある。なんだか不思議。

連続内診の後、診察。今日は比較的早い。少しすいているみたい。

院長「次回の診察にもよるけど次紹介ね。1週間後14日。」
おお~ついに卒業が目前に!
この日の診察に関するコメントゼロですが、きっと順調ということ
と解釈し、特に質問もなく終了。

会計を済ませてまだ10時前だった。早く来ると楽だなぁ。

毎回、薄氷を踏むような想いで診察に通っていたけれど
もうそろそろ安心てもいいのかな。
ようやく先のことを夢見ても許される気がしてきました。

あと少し。指折り数えて待ちます。

7W7D

2009-08-29 13:31:51 | 陽性後
8月28日(金)7W7Dの通院日

実に10日ぶりの外出。今日はダーリンが行けないので電車での通院。
1人でも大丈夫というのを大反対され、母が付き添いに。
病院で保護者同伴というのはあまり見かけないのでうれしはずかし、
といったところ。でも、やはり心配してくれるのはありがたいことです。

車とは違って予定どおりに到着したため16番という見たことない番号。
おそらく採卵以外の患者では一番乗りだったと思われます。

3Fで待つ母に雑誌はあそこ、あっちにTV、持て余したら下のカフェで
暇つぶししてねと言い残し4Fへ。
なんと4F無人。「お願いしま~す」と受付嬢を呼び、外来受付および採尿。
今日も採血はないらしい。ちょっと治療費が浮くなぁ。

8時頃になるとどんどん人が上がってきて、すぐに椅子がいっぱいになる。
ところどころ立っている人が出始めたころ、ようやく診察開始となった。

もしかして最初に呼ばれるかな?と思ったけれどそんなことはなく、
内診の必要のないらしい方々が何人か1番診察室に呼ばれる。
その後、お決まりの連続内診スタート。
わたしはは第1グループで呼ばれ、続いて10番代、20番代、30番代は抜いて
40番代とびとび。今日も陽性後の患者さんたちがこれだけいるらしい。

話は戻ってどきどきの内診。10日前に確認できた心拍が
今日も出てるか…祈るような気持ちで待つ。
院長先生が現れ、そぉっとプローブを入れる。

み、見えました!大きくなった黒丸と、その中の白いもの。
そして、ぴこぴこと動くものも。
ああ、よかった…
安どの気持ちと同時に、確かに命が動き出したのを見た感動。
涙がにじみました。

190bpmというのが心拍だと思います。
たくさん、頑張って打ってるね。一生懸命生きてるね。

診察は今日もあっさり。
「心拍出てるね。次も10日後」
前回と全く同じセリフです。
思い切ってここで聞いてみることに。
「あの…紹介は次の次あたりでしょうか?」
「うん?そうやね。順調にいけばそうね。」

おお、ようやく卒業が見えてきた!
もう一息です。
ふと、もう2番F先生や5番S先生にお会いすることもないんだなと思いました。
今回移植したたまごはF先生の調整で育てていただき、院長が採卵、S先生が
移植してここまで来ました。3人の先生にまんべんなくお世話になった形です。
お二人の先生に会えないのはなんだかさびしい気持がしますが、
突発的な出来事で逆戻りはしたくないので心の中でお礼を申し上げます。

病院を後にし、上野駅までタクシーで移動して、せっかくだからということで
母と外食して帰りました。駅構内の韓国料理店で冷麺とチジミ。おいしかった
久々なのでよいリフレッシュとなりました。


このブログ、私の通院日になると閲覧数がぐんと増えているようです。
顔も名前も知らない方々に応援したいただいている気持ちです。
多くの方々に深く、深く感謝いたします。

次回の通院は9月7日です。油断せず、心も体も静かに過ごしたいと思います。

心拍確認

2009-08-21 14:10:33 | 陽性後
8月18日(火)6W4D

実家にいるため更新がままなりません。本日は21日なので3日前の診察について。

ダーリンが急遽仕事を休めることになりこの日もで来院。
そして遅刻…
通勤時間帯はやはり大渋滞でした。
8時少し過ぎに到着して63番。相当時間がかかると思われましたが
30番代連続の後40番代とびとびですぐそのあとまわってきました。

早い時間帯に行くようになって分かったのですが
どうやら毎日10人以上もうすぐ卒業であろう方々がいるようです。
すごいぞ夢クリ。
同じ日に移植したにこりん☆☆さんとお会いできるかと思ったのですが
私が遅かったためか遭遇せず
私が診察直前エレベーターの前に立っていらしたのがそうかな?
と思い、駆け寄ってみましたがエレベーターは閉まってしまいました。
残念です…

さて、内診&診察。
内診はさすがに毎回ドキドキです。
そぉっとプローブを入れると前回より大きくなった黒い部分。
そしてその中に白いものが。ぴくん、って動いたような?
院長先生、何やら念入りに計っているようです。

3Fで待っていてもらったダーを呼び、診察。

院長「心拍出てますね。尿検査もよし。次は28日ね。」

さっさと終わらす気配。あわてて
「特に問題ないですよね?!」と聞くと
なんでそんなこと聞くわけ?風に「ないですね」と。
さらに、気になっていた全く血液検査をしないことを質問。
「自然の排卵で移植でしょ?必要ないね。」
やっぱりそうなんだ、と思いつつも相変わらず必要な説明が少ないなぁ。

秒察にあっけにとられつつ診察室を後にし、それぞれの実家に無事を報告。
心拍数は何とも言ってなかったけど

135bpm

というのがそうだと思います。128mmというのは何の大きさかしら?
大きくなった胎嚢?前回8mmくらいだったのがそんなに大きくなるものかしら。
ブログを書いている方々はすごく勉強家でいろんなことに詳しいけど
私は無知ですね…
とにかく無事心拍を打ち始めたことに感謝。
これから何十年もの間打ち続けるなんて、また
私の中で私と違う心拍があるのを不思議な気持ちで受け止めています。

安静生活はまだまだ続きます。コメントくださってても
なかなかお返事できないかもしれません。ごめんなさい。

あと何回くらい通うのかな。
このまま順調に卒業できますように。