Woodnoteな日常

京都発 小さな小さなCD制作スタジオの日々雑感です

松尾俊介ミニコンサート@鴨沂会館

2013年03月22日 | コンサート
昨日、3月21日に京都にて松尾俊介さんのマスタークラスとミニコンサートが開催されました。
(主催:Kagamibashi Sound Shop)
私は夜のミニコンサートのみ聴きにいきました。

会場の鴨沂会館は私の母校・鴨沂高校に隣接する会館、
このあたり一帯は懐かしいところです。
3階のホールでのコンサート、観客はマスタークラスを受けた学生さんたちと
他数名、合計でも10人ほど、
この人数で松尾さんの演奏を独占できる贅沢なコンサートでした。

プログラムは
組曲第11番よりプレリュード、サラバンド、ジーグ(ド・ヴィゼー)
リュート組曲第3番よりプレリュード、サラバンド、ガヴォット(バッハ)
目覚めよと呼ぶ声あり(バッハ)
フェリシダージ(ジョビン~ディアンス)
アンコールは聖母と御子(ポンセ編)
でした。

バッハのリュート3番は新CDにも録音された、独創的な変則調弦を使った編曲。
だいぶ以前に兵庫芸文のワンコインコンサートでこの編曲をはじめて聴いて、
その響きの美しさに驚いたものですが、
また実演に接することができて、またその想いを新たにしました。
「目覚めよと~」も多くの声部をギター1本で表現した力作の編曲、
聴いていると本当に複数台のギターのように聞こえます。
アンコールは珍しいポンセ編による「聖母の御子」(ポンセのタイトルは「ガレガの歌」)
すっかりこういうポンセ編があることを失念していましたが、
松尾さんの演奏はすばらしく感動的でした。
(家に帰って楽譜を探してしまいました…。)

終演後は演奏者を囲んで打ち上げ、
松尾さんとは私が現代ギター社にいるころから親しくさせていただいてますが、
久しぶりにお会いしてゆっくり飲みながら話すことができ、
楽しい一夜となりました。

写真を取り忘れたので、松尾さんの最新バッハアルバムのジャケットを掲載、
購入はこちらへ。

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1 コメント

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Unknown (松尾俊介)
2013-04-03 14:30:56
先日はご来場ありがとうございました。
久しぶりにお会いできて嬉しかったです!

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