ヲノサトル責任編集・渋東ジャーナル 改

音楽家 ヲノサトル のブログ

六本木元年

2010年01月04日 | レビュー

新春1発目がこれってのもアレですが。


ソース: 両眼微笑(^_^) via 渡部祐也


twitterでも祭り上げてしまいましたが再録しておきます。

突っ込みどころ満載ですが、とにかく六本木パソコンて何だ六本木パソコンて。1984年発売の機種。wikipediaによると2オクターヴの合成音声で歌うパソコンだったとのこと。初音ミクの遠い祖先か!!!


ん?84年ってこの曲が発売された年だ

この84年を六本木元年と呼びたい。

っていうのは嘘だけど、前年の83年は六本木WAVEがオープンした年。

WAVEでCDやレコードを選び(ワールドミュージックとかアンビエントハウスとか流行ってたなー)同じビルの地下にあった「シネ・ヴィヴァン」でヨーロッパ映画を観て(エリック・ロメールとかダニエル・シュミットとかここで観たなー)交差点を渡ったスクエアビルのディスコで遊ぶ(男同士で行っては寒い思いしたなー)。これが遊びの定番コースでしたよ。

ちなみにそのWAVE跡地にできたのが六本木ヒルズ。ヒルズに入居しているJ-WAVEは、88年の開局当時WAVEの親会社であるセゾングループが設立に関わったからJ「WAVE」って名前になったんですね。歴史はつながっている…

ともあれ六本木が、最先端の情報や文化が集まる&飲んで踊って×××(自粛)な「トレンディ・タウン」だった時代。それが80年代。六本木パソコンも六本木心中もその意味で間違ってない。「借景」としての六本木。

しかし巨大なヒルズができてからは、「六本木」と言われてイメージするエリアが六本木交差点から材木町(旧テレ朝通り)方面に移った感がある。

ヒルズ以前のギラギラした昭和な夜の六本木感を平成の時代に蘇らせた点では、DJ OZMAの怪作『六本木ツンデレラ』(2008年)も、もっと評価されてしかるべきだ。水商売度の高さも含めて。




そんなわけで、僕も今年からマルチ人間になろうと思います。最先端の!

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6 コメント

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Unknown (原田)
2010-01-06 10:43:38
あけましておめでとうございます。
六本木パソコン。スペック紹介文の最後

>生の迫力、FM音源シンセ内蔵

っていいですね!FM音源かよ!みたいな。

あとこれご存知ですか?PC-6601がラップしてます。

http://www.youtube.com/watch?v=yi7A2-nWuTA
コメントありがとうございます (ヲノサトル)
2010-01-06 10:55:30
あけましておめでとうございます。

ってかコメント神速っ!
その間に書き直してDJ OZMAについても加筆してしまいましたよっ!

でもFM音源のエレピの音とかがパソコンから出るのって本当に感動的だったんですよ…(遠い目)

「生の迫力」って台詞はよくわかりませんがw(生のFM音源?)
あけましておめでとうございます (dae-chang)
2010-01-06 11:04:56
あのころの六本木は謎めいたところもあって面白かったですね。WAVEといえば、ワールドミュージックやモンドというジャンルをみせてくれた場所ですね。細野さん「オムニサイトミュージック」、坂本さん「ビューティ」で同方向を向きながらもバトルしていましたね~。
Unknown (miko)
2010-01-07 07:46:22
ちょー勉強になりましたっ。J-WAVEの由来とか。
83年あたりはまだダサダサに地元を徘徊していたんで、「六本木」がどんなところか知らなかった~。

TBSのクイズ番組に子供大会で出場した頃かな。。ww

東京に出てくるのに、東海道線のボックスシートで兄と冷凍ミカン食べながらトランプしたりしていた子供時代でしたww
Unknown (つーてー)
2010-01-08 05:24:24
83年は8歳でしたが 六本木WAVEは 音源Digりに(死語)よくいっておりました 下の映画館も 

17の時にYellowであごを外し WAVE裏の 肛門科で夜中の3時に 救急車で 運ばれた思い出も いまとなっては なつかしいです
コメントありがとうございます (ヲノサトル)
2010-01-08 12:36:56
>dae-chang 様
>miko 様
>つーてー 様

わはは。
人それぞれの「六本木」体験、面白いです。
デビューの時期が数年違うだけでも体験は大きく違うかもしれませんね

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