浅間よいとこプロジェクト

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山岳信仰へのアプローチ

2016年12月12日 | 日記
小在家(ざいけ・・・在宅しながら信仰を続ける者)山・・・角間山
加護の塔・・・篭ノ塔
高峰は今も神事が行われ、巫女が舞う
浅間山も神事が残る
・・・これらの事から、山岳信仰があり、一部は今も存在することが分かる。
しかし、精神のあり方、こころの世界を再現することはとても難しい。
物理現象としての火山へのアプローチと共に信仰という側面から
アプローチすることもとても気になる。
気にはなるが難解さ故に手をこまねくしかなかった。

久しぶりに榛名神社を訪れ一筋の光明が指してきた。


かみつけの里博物館(高崎市)が「第25回特別展 榛名山に祈る」を行っている。
昨12/11は講演会が行われ、万難を排して参加した。
時枝 務 立正大学教授 「榛名山信仰の歴史」

山岳信仰一般論ということであった。
古くは(古墳時代より前?から)神の宿る所として山岳には入らず、
山麓で信仰がおこなわれた。
(万葉集東歌伊香保を詠んだ句)
仏教が入り、修験者たちが果敢に山の中に入って行った。
(仏教要素)
明治の神仏分離に寺と神社が切り離された。

榛名はおし(御師)、宿坊、講などが存在する所であるが、
まとまった研究がなされていない。
わからないことばかりであるが、一筋の光は見えてくる。(2016.12.12)

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