人狼プレイ目録

人狼物語~月狼国~に関しての記事や、長期人狼をプレイした中で思ったことを纏めてます。

スタイル別の見方

2013-05-19 13:30:22 | 考察論
大分前にタイプ別着眼点というのを書いたのですが、今回またタイプ別に少し掘り下げてみようかと思い、筆を取ってみました。
うまく纏まる気がしませんが、まぁご愛敬。

全て「自分はこうしている」というものであり、これが良いとも、一般的ともまた違うので、あしからず。
まぁ、やり方としてそんな悪いかはわからないけど……無難な感じかな。多分。




◆◆発言スタイル別◆◆


●対話型

テンポよく対話で思考開示、また相手の思考も引きだそうとするタイプ。
直接話をすると、白を取りがち。
村人だと白さが取りやすくていいが、相手がうまく話をするタイプだと、狼でも白を取らされることが多々。

気を付ける点

・話をした結果が考察、希望出しに反映されているかどうか
・話をせずに希望出しを決めている先などはないか
・話の内容が結論ありきではないか
・誘導は見えるか否か


このタイプは基本が多弁。故に、誘導や村全体の空気に注意。
また、流れを作りやすい傾向もある。それが強弁となっている場合は、白黒問わずに注意が必要。

また、話をした相手に白を取らせやすい反面、当人も話をした相手の色を把握しやすくもある印象。
特定相手にのみ拘らず、その視線が満遍なく向いているかどうか。
そういった部分にも、気を付けてみよう。



●省エネ型

通称ニート。
実力があるのに働かない人もいれば、リアル多忙で寡黙になっていることも。
単にしゃべれない人は、寡黙ですのでこことはまた別に記載させていただきます。

まず大事なのは、発言の中から当人のスキルを正確に把握すること。
彼に何が出来て、村をどのように見ているのか。
そこをいかに正しく読み取るかがポイントとなる。

また、当人が隠している、眠らせているスキルを如何に引き出すか。
そこもまた重要となる。

・読み込みはしっかりとしているか
・村のことを思っての行動が取れているか
・最低限の協力姿勢はあるか
・思考に納得は行くか

だいたいのポイントはこんな感じかなぁ。
ちゃんと議事を読み込んでいて、かつ興味を持っている様子があるならば、一概に能力処理をかけずとも良いかもしれません。



●寡黙型

まずは発言を引き出すことが大事。
また、寡黙となっている理由が何故なのか。そこを把握し、見合った引き出しを心がけよう。


・不慣れ故に寡黙となっているケース

まずは、発言に対するハードルを下げる。
村の人達について、白黒を求めたり要素の言語化を求めたりなど、具体的な部分を最初から求めるより、漠然とした印象からでもとにかく「思考を開示させる」ことが大事。

それで感想をもらえた場合。
RP的な部分は別として、たとえば「頼りになりそう」とか「人っぽいかも」などとあれば、「どこを見てそう思ったのか」を聞いてみる。
それだけで、アンカーを貰えれば印象+その要素出しとも成り得ます。

発言に対しての尻込みを解消し、話しやすい環境を作ること。
思考を纏めるのが難しいならば、簡単な部分から引き出して、その後深めること。
最初から多くを求めず、その都度発言を促すこと。
そして、引き出した発言の中で相手を見る。

まずは、引き出すところから。
こんな感じかなぁ。


・多忙故に寡黙となっているケース

議事録が多くて、ログを読むだけでも大変な時というのはあります。
そういう時は、「今何を求めているか」を明確にすると、相手が絞りやすいかな、と。

たとえば、初日は吊りがなく占い希望だけなのだから、そんな時には役職を見る必要性は薄い。
重点的に灰の感想だしを求める。

村の総意がロラとなっている時には、真贋をどう思うかを聞いてみる。
疑惑の対象が絞られている場合は、その対象をどう思うか、ずばり聞いてみる。

「今、村がどんな情報を求めているか」がわかり、それに対応出来れば、少ない発言でも相手の要素は取りやすくなります。


・やる気の問題で寡黙になっているケース

真面目にやれ。
それでもダメなら、縄をちらつかせるのも手。

ニート型の場合は、相手のスキルや議事への興味、読み込み度合いで考えるのがいいかな、とも。
発言する気がないにプラスして、議事の読み込みもやっていないというのは論外です。
読み込んだ上で意図的に思考隠しをしたり、発言を控えている場合は、その真意や相手のスキルを探ってみましょう。


寡黙相手はまとめの時に特に気を付けてあげるといいと思う。
まとめ以外の時にもやれるといいのだけど、そこに喉をさきすぎないよう注意。



●考察型

淡々と考察を落とすタイプ。
このタイプは感情が取りづらく、また発言を纏めて練るという行為から、人によっては色が取りづらい。

安定して考察を落とせているなら、村全体の様子や相対評価にもよるが、早期に占い吊りにはあがらないことも多々。
見極めるなら、単発言より長い目で見る方が見やすい。

・考察が「見せるため」の考察(アピール目的)になっていないか
・結論ありきではなく、要素を見て考察を纏めているか
・考察内容と希望出しに齟齬はないか
・思考変遷に納得が行くか
・幅広く視線を向けているか
・要素取りにムラ、偏りはないか
・必要な時に必要な先に視線を向けているか

考察型を見る時に気を付けているのは、だいたいこんなところでしょうか。
感情を取る場合は、当人のスキルとそれに対しての自信、考察が間違っていた時の揺れなどが比較的取りやすいかな、とも。

考察にして纏めて投下するという時点で生の感情反応は取りづらい。
時折見えた場合はその感情がそれまでの流れや当人のスキル・自信に即しているかを見る。
感情見やすいタイプよりは白黒精査が難しいですが、白なら頼りになるタイプでもあります。
その考察を頼りつつ、慎重に視線を向けるのが吉かと。






◆◆要素取り型別◆◆


●白取り型

次々と白を取っていくタイプならば、狼ならばそのうち白飽和してSG作りに困ることにもなる。
白を取っている相手を他の人が黒視していたなら、そこをぶつけてみる。

・白視度合いが本気かどうか
・相手に対して懐柔に出てはいないか
・白視しながらも警戒や不安などを抱えているか
・白決め打ちに至っているならば、それが安易にされたものではないか
そういった部分で注意が必要。

白を白ということは、狼にとっては簡単なことでもある。
故に、「白視するに至った要素や、その過程」が大事。



●黒取り型

白取り型とは逆のタイプですが、人の黒要素を見つけられるというのは、地道に検証を重ねていけば狼探しにもとても役立つ部分でもあります。


・その要素が納得いくものであるか否か
・「黒塗り」になっていないか
・相手の反論や周囲の話をきちんと聞いているかどうか
・誘導になっていないか
・誰からもしっかりと要素を拾っているか
そういった部分が注意点。

疑いを蒔くといえば狼的だけれども、村人とて疑心暗鬼にもなれば、村人相手に誤認もする。
その疑いが本気であるか。結論ありきではなく、要素を持って疑っているかどうか。
それが大事。

相手を狼と決めつけているのは姿勢として黒いだけでなく、村側としても扱いに困る部分もあり。
まずは冷静に対話に臨んでみましょう。



●パッション型

根拠が言語化されないと、「どうしてそう思ったのか」という部分が解消されず、周囲からも読みづらく、また説得も心許ないというのが困ったところ。

対処としては「どこを読んでそう感じたのか」「いつそう思ったのか」など時期やそう感じた発言が特定できる質問を投げる。
それがわかれば、当人の思考の流れも読みやすい。

・直感内容に無理がないか
・理由なく相手を黒塗り/白塗りしているものではないか
・言われた相手との確執は生じていないか

そういった部分に注意が必要。かな。
(実は自分直感で疑われやすいタイプだったりする……)




狼スタイル別にも纏めてみようかと思っていたのですが、長くなりそうなので別の機会にやってみようかと思います。
「このタイプはー?」というのがあれば、投げておいていただければ纏めてみます。

なんか思ったことを徒然と書いただけな気もしてきた。
いつものことだった!!
この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 村側の作為について | トップ | 村企画「炎天の村」 »
最新の画像もっと見る