水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

16番

2016年10月08日 | 日々のあれこれ

 

 試験一週間前となり原則部活は休みになる。アンコンに出るメンバーは毎日ロングトーンだけしておいてと告げ、昨日の放課後様子を見にいったら、求めている以上に練習してる風だったので、「早く切り上げて勉強しなさい」と注意せざるを得なかったが、好きなことはやれるのだ。
 とくに試験前で、何時までパート練、その後合奏というようなメニューがなくなった解放感もあるにちがいない。ずっと自由だと多分楽しくなくなってくるものでもあるのだろうが。
 楽器にのめり込むように勉強もできたなら、自然と結果もついてくる。 ただし勉強は、みんながみんな楽しめるような代物ではない。むしろ面倒だったり、つらかったりもする。
 だから、たとえ義務感であったも(ちょうど仕事のように)勉強しようかなという気持ちになれることは大事で、それはやはり自分が将来どうなりたいかという未来への希望が支えるしかないのだろう。
 勉強した結果としてこんないいことがあった、という過去からの支えもあるにこしたことはないが、未来の自分を夢見ることはそれ自体が快楽だ。
 今日は、選択科目の説明会の最後に、学年主任としてすばらしい言葉を贈った … はずだったのが、「混乱してたから、おれがフォローしておいたぞ」とある担任の先生から言われた。やはり … 。
 いいんじゃないかな、それも。各教科の先生の言うことと自分の話したことが全然ちがってても。実は全く一緒に聞こえた人だっていたにちがいない。
 たんに受験のための選択科目を考えるのではなく、その先何をしたいかがあるとなお自分を支えられると思い、「志望理由書を書く前アンケート」を配布して、どれくらい書けるかみてごらんと話した。
 そして1~15の項目のあとに、書いてない16番がある、それもこれからの自分を支える大事な質問なんだけど、時間もないことだし今日は言わないから、自分で考えてみてねと投げかけた。そろそろ答えを教えてあげるねと話す日には、忘れられてる気はする。
 放課後、小講堂に顔を出し、Sくんにちゃんとやるよう釘をさした後、やっとウニクスに「怒り」を観に行けた。
 重厚なテーマ、一切妥協の許されないカットとセリフ、それを演じきる役者さんたちはさすがとしかいいようがない。とくに宮崎あおいちゃんはすごかったなあ。

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