THE WIND SYMPHONY

当ブログは、吹奏楽をこよなく愛するオッサンの独り言を淡々と書き連ねることを目的としています。お暇な方はどうぞ。

【作曲】行進曲「絆の譜」

2017-04-08 23:07:07 | お知らせ
https://www.youtube.com/watch?v=7u04vP-yWX0

様式  :作曲(吹奏楽フル編成)
演奏時間:3分40秒程度
グレード:★★★☆☆
推奨編成:小編成~中編成
特殊楽器:なし

第28回朝日作曲賞のために作曲、1次審査で落選でした。…アカンか、これでもアカンのか。
6/8拍子でいっさい奇をてらうことなく、王道の中の王道を目指しました。
自分の中でこれこそは、と胸をはれるものを作ったつもりです。
正直なところ、わりと自信がありました。しかし、結果は思うようにいかないものです。

6/8拍子である点以外は、とても簡単で鳴りやすいスコアだと思います。
また極力、ハイトーンや連符などを避け、演奏しやすくしたつもりです。
ところどころ歴代の6/8拍子課題曲マーチを想起させるフレーズを入れましたが、そういう課題曲マーチっぽさはトリオまで。
トリオ以降はもっとも力を入れたところですが、意識したのは吹奏楽とはまったく縁のない世界の「子ども向けの音楽」です。

すべての人に理解される音楽をつくることは不可能だと思います。
では、管理人は誰の胸に響く音楽を目指せばよいのか、その答えを教えてくれたのは「子どもたち」でした。
この作品が今の管理人の出せる力のすべてです。
また、あの頂点を目指してこれからも精進を続けていこうと思います。
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近況。

2017-03-29 21:41:21 | お知らせ
更新を再開したい気持ちもありつつ、あまりにも多忙な日々にくわえ、現在はまったく吹奏楽にも関わっておらず、特に何も書くことがないため、しばらくは開店休業となりそうです。時々、新たに作った作品の公開ぐらいはすると思います。よろしくお願い致します。何かございましたら、下記連絡先までメールをお寄せくださいませ。

連絡先
the_wind_symphony@yahoo.co.jp

今後の公開予定(未定…)

マーチ・スカイブルー・メモリーズ
完成済。例の作品の続編(?)というか、補完というか…。まったく別の作品で、例の作品を書いていたときに頭の中にあったストーリーの結末を回収したいがために書きました。これにて管理人の長い苦悩は終わりでございます。もう青空はお腹いっぱいです。

行進曲
完成済。こういう作品が書きたかったから書いた、という作品です。曲名はとりあえずおいといて、結構ええ感じに仕上がったとは思うのですが、きっとあんまりウケないだろうなあ、とも思います。ええんですよ、どうしたって叩かれるのですから、書きたいように書くのです。

金管八重奏曲
未完。こんな曲があったらアンコン面白いのになあ、と昔から温めている作品。そろそろ本腰入れて書いてみようかな…冒頭だけ書いてほったらかし。
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【作曲】Welcome to the POCOFUL WORLD

2016-12-14 21:38:48 | お知らせ

https://www.youtube.com/watch?v=7ZuT8kPF0Ow
※本作はyoutubeのみの公開です

様式  :作曲(吹奏楽フル編成)
演奏時間:5分20秒程度
グレード:★★★☆☆
推奨編成:あらゆる編成に対応
特殊楽器:なし

地元の楽団であるPoco a Poco Wind Ensembleの皆様の依頼により作曲。創団20周年記念作品として、2016年10月8日(土)西宮市民会館アミティホールで行われた同楽団の定期演奏会で初演していただきました。当日は満員御礼ということで、作曲者としても大変光栄かつ幸せな時間を過ごさせていただきました。改めて感謝致します。

この作品は初演されることを前提にきちんと依頼されたものでしたので、明確なオーダーがあります。
①普段は吹奏楽(クラシック)を聴かない人でも楽しめる作品
②今後機会を選ばずに何度でも使えるテーマ音楽的要素をもった作品
③初演当日は大編成だが、いつもは小編成で、特に打楽器は3人しかいない
④地元・西宮の要素をもった作品
⑤演奏時間はそんなに長くない小品で難易度も低め

コンクールに出ていない、純粋に音楽を楽しむ方々の集う市民楽団ですから、オーダーの内容はとても自然な内容です。しかし、これらの諸条件をクリアするような作品…これはつくる側としては結構難しいものです。
①→主旋律・対旋律・伴奏のはっきりしたもので、和声進行は歌モノにありがちな感じ
②→1度聴けば印象に残るフレーズを多用
③→ドラムセットを含む、調達容易な小物打楽器を中心 ティンパニはカット可
  ユニゾンを多用、楽譜の置き換えや代奏が容易な譜面
④→楽団の練習場所が神社の会館なので、その雰囲気を盛り込む
⑤→曲中のカットが容易になるよう繰り返しを入れ、複雑なリズムや連符、高音域は避ける

曲のイメージは、架空の女の子〝pocoちゃん〟が、練習場所である地元の自然豊かな神社を駆け回り、途中、少し神秘的な雰囲気に感傷を覚えつつ、また駆け出していく…そんな感じです。ストーリー性はなく、あくまでも作曲上のイメージですが、「疾走感」は終始大切にしました。また、曲のイメージを探るため(?)の、楽団の方と飲み会の場も事前に設けていただけ、楽団の皆様のパワーあふれる印象も反映されていると思います。なお、曲名は楽団の方からヒントをいただき、曲の雰囲気に近いものに致しました。

…何だか堅苦しい文章になってしまいましたが、ぶっちゃけ「気にせず好きなように書いた」ので、全体のイメージも早く出来上がり、思っていた以上にサクッと完成しました。目指したのは往年のNSB名アレンジ、真島俊夫による“オーメンズ・オブ・ラブ”の吹奏楽オリジナル風…に少しだけ“天国の島”を織り交ぜて。音源はコンピューターですが、お楽しみくださいませ。
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【作曲】「遥かマイルストーン」-式典のための行進曲

2016-04-30 19:31:08 | お知らせ
ニコニコ動画↓
http://www.nicovideo.jp/watch/sm28743972

youtube↓
https://www.youtube.com/watch?v=rOkK_M0aa_g

様式  :作曲(吹奏楽フル編成)
演奏時間:3分20秒程度
グレード:★★★☆☆
推奨編成:大編成
特殊楽器:なし

(コトバンクより引用、一部省略)マイルストーン
マイルストーンとは、物事の進捗を管理するために途中で設ける節目をいう。もとは道路などに置かれ、距離を表示する標識(里程標)のこと。各マイルストーンは最終的な到達点に向かうまでの通過点であり、それぞれの時点で達成すべき事柄(達成要件)と、実際の状況を照らし合わせることで進度の調整を行う。


人生という長い旅路において、その節目(マイルストーン)には様々な出来事があります。あるマイルストーンから過去を振り返れば、はるか遠くにかつて通り過ぎたマイルストーンがあり、その思い出に浸ることができるでしょう。しかし、そこからまた、はるか遠く、次の未知なるマイルストーンへ思いを馳せ、過去から現在、そして未来へ至る人生の旅が、再び始まります。本作品はそんなことを考えながら作曲いたしました。

コンセプトは3つ。1つめは「シンプルであること」。吹奏楽の世界でなじみ深い著名な式典行進曲を念頭に、なるべく簡潔な構造とオーケストレーションを目指しました。2つめは「親しみやすい旋律」。言葉でいうのは簡単ですが、これほど難しいことはないと思っています。誰が聴いても耳に心地よい旋律を目指しました。3つめは「実用的であること」。実際に行進するかどうかはともかくとして、実演に耐え得る作品でありたいと工夫を凝らしました。そのどれもが、前作で考えたことの延長線上であり、今の管理人の作曲上の大切なテーマであります。

大きな賞をいただいた前作ではありますが、あの賞をいただいたあとも、いつも悩み、苦しみ、もがいているのは何も変わりません。結局のところ、管理人はあの賞を頂いても、何ら心が満たされることはありませんでした。不思議なものですね。あれだけ欲して止まなかった人生最大の目標が達成されても、むしろ苦悩することが増えたような気さえします。管理人にとってあの賞をいただいたというマイルストーンは一体どういう意味を持ち、ここから再びどんなマイルストーンに向けて歩み出せばよいのか。この曲は、そんな自分自身の気持ちも多少なりとも影響しているのではないかと思います。

…真面目な話はこの辺にしておいて。本作に関しては先述の通り、J.ヴァンデルローストの“アルセナール”、E.エルガーの“威風堂々”が念頭にない、と言えばきっとウソになるでしょう。似せるつもりはなくとも、コンセプト上、頭の中で避けては通れない2作であったと思います。「式典行進曲」という副題は、実際に式典で行進する、という意味合いよりも、「式典行進曲」という言葉の包容力に身を委ねたかったというのが正直なところ。とはいえ、曲名は往年の名作“はるか、大地へ”が意識の根底にあり、曲想も近くはないにせよ、イメージの部分で近しいものがあると思います。さすがに天鵞絨の方は意識していません。

ということで、久々に新作をお披露目致しましたので、何か一言でもご感想賜れましたら幸いです。実演される予定は今のところ特にありませんが、何かしらの形で生音にすることができればいいなあ、とは思っています。
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