THE WIND SYMPHONY

趣味で吹奏楽の作曲・編曲を行っています。

【作曲】マーチ・スカイブルー・メモリーズ

2017-05-04 10:14:26 | 作曲作品
https://www.youtube.com/watch?v=wH2fNeWJ6rM

様式  :作曲(吹奏楽フル編成)
演奏時間:3分10秒程度
グレード:★★☆☆☆
推奨編成:小編成~中編成
特殊楽器:なし

2016年度全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅰに選ばれました“マーチ・スカイブルー・ドリーム”の最後に出てくるトランペットのソロの旋律は、それまでに1度も登場しない「独立した旋律」です。青春の山あり谷ありを超えたその先…ゴールだと思っていた「夢を叶えた場所」から、また新たな世界が広がっていた…という思いを表現するために、最後の最後で「独立した旋律」が「ソロ」で登場する仕組みだったのですが、それならばあのソロの旋律を使って、「夢の続き」を描いておかないといけないなあ、とずっと思っておりました。それがこの作品です。

作曲者の頭の中には“マーチ・スカイブルー・ドリーム”も本作も明確な物語があるのですが、自由にイメージしていただきながら聴いていただけると幸いです。ただ、一言だけ言うとすれば、“マーチ・スカイブルー・ドリーム”ではクラッシュシンバルに導かれた旋律が「ソロ」であったのに対し、本作では煌びやかに色々な旋律をまとって、「みんな」で登場します。

1人で夢を追いかけていたと孤独を感じていた青春時代…年月を経れば、それはまた違ったものになるのかもしれません。あるいは青空色の思い出は、年月とともに違った見え方になるのかもしれません。曲名が単数のdreamから複数のmemoriesに代わるように、夢が思い出に変わった瞬間、それはきっとまた違った色合いを見せるのだろうと思います。

…きっとそうだと自分に言い聞かせながら作曲したこの「続編」は、その点では究極の自己満足のための作品でもあります。作曲者にとって「吹奏楽の思い出」は決してきれいな青空色だけではないこともあり、続編であるこの作品は、“マーチ・スカイブルー・ドリーム”と比べてややセピア色な和声進行や旋律をが目立つことも合わせてお楽しみください。
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【作曲】行進曲「絆の譜」

2017-04-08 23:07:07 | 作曲作品
https://www.youtube.com/watch?v=7u04vP-yWX0

様式  :作曲(吹奏楽フル編成)
演奏時間:3分40秒程度
グレード:★★★☆☆
推奨編成:小編成~中編成
特殊楽器:なし

6/8拍子による正統派行進曲を目指して作曲しました。極力、ハイトーンや連符などを避け、演奏しやすい作品を目指したつもりです。ところどころ歴代の6/8拍子課題曲マーチを想起させるフレーズを入れましたが、この作品が目指したのは、そういったパロディ的な要素ではありません。NHKの子ども向け番組などで聴かれるような、「ずっと口ずさめるような音楽」です。シンプルでありながら、心に響く作品を目指しました。
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【作曲】Welcome to the POCOFUL WORLD

2016-12-14 21:38:48 | 作曲作品

https://www.youtube.com/watch?v=7ZuT8kPF0Ow

様式  :作曲(吹奏楽フル編成)
演奏時間:5分20秒程度
グレード:★★★☆☆
推奨編成:あらゆる編成に対応
特殊楽器:なし

地元の楽団であるPoco a Poco Wind Ensembleの皆様の依頼により作曲。創団20周年記念作品として、2016年10月8日(土)西宮市民会館アミティホールで行われた同楽団の定期演奏会で初演していただきました。当日は満員御礼ということで、作曲者としても大変光栄かつ幸せな時間を過ごさせていただきました。改めて感謝致します。

この作品は初演されることを前提にきちんと依頼されたものでしたので、明確なオーダーがあります。
①普段は吹奏楽(クラシック)を聴かない人でも楽しめる作品
②今後機会を選ばずに何度でも使えるテーマ音楽的要素をもった作品
③初演当日は大編成だが、いつもは小編成で、特に打楽器は3人しかいない
④地元・西宮の要素をもった作品
⑤演奏時間はそんなに長くない小品で難易度も低め

コンクールに出ていない、純粋に音楽を楽しむ方々の集う市民楽団ですから、オーダーの内容はとても自然な内容です。しかし、これらの諸条件をクリアするような作品…これはつくる側としては結構難しいものです。
①→主旋律・対旋律・伴奏のはっきりしたもので、和声進行は歌モノにありがちな感じ
②→1度聴けば印象に残るフレーズを多用
③→ドラムセットを含む、調達容易な小物打楽器を中心 ティンパニはカット可
  ユニゾンを多用、楽譜の置き換えや代奏が容易な譜面
④→楽団の練習場所が神社の会館なので、その雰囲気を盛り込む
⑤→曲中のカットが容易になるよう繰り返しを入れ、複雑なリズムや連符、高音域は避ける

曲のイメージは、架空の女の子〝pocoちゃん〟が、練習場所である地元の自然豊かな神社を駆け回り、途中、少し神秘的な雰囲気に感傷を覚えつつ、また駆け出していく…そんな感じです。ストーリー性はなく、あくまでも作曲上のイメージですが、「疾走感」は終始大切にしました。また、曲のイメージを探るため(?)の、楽団の方と飲み会の場も事前に設けていただけ、楽団の皆様のパワーあふれる印象も反映されていると思います。なお、曲名は楽団の方からヒントをいただき、曲の雰囲気に近いものに致しました。
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【作曲】「遥かマイルストーン」-式典のための行進曲

2016-04-30 19:31:08 | 作曲作品
https://www.youtube.com/watch?v=rOkK_M0aa_g

様式  :作曲(吹奏楽フル編成)
演奏時間:3分20秒程度
グレード:★★★☆☆
推奨編成:大編成
特殊楽器:なし

(コトバンクより引用、一部省略)マイルストーン
マイルストーンとは、物事の進捗を管理するために途中で設ける節目をいう。もとは道路などに置かれ、距離を表示する標識(里程標)のこと。各マイルストーンは最終的な到達点に向かうまでの通過点であり、それぞれの時点で達成すべき事柄(達成要件)と、実際の状況を照らし合わせることで進度の調整を行う。


人生という長い旅路において、その節目(マイルストーン)には様々な出来事があります。あるマイルストーンから過去を振り返れば、はるか遠くにかつて通り過ぎたマイルストーンがあり、その思い出に浸ることができるでしょう。しかし、そこからまた、はるか遠く、次の未知なるマイルストーンへ思いを馳せ、過去から現在、そして未来へ至る人生の旅が、再び始まります。本作品はそんなことを考えながら作曲いたしました。

コンセプトは3つ。1つめは「シンプルであること」。吹奏楽の世界でなじみ深い著名な式典行進曲を念頭に、なるべく簡潔な構造とオーケストレーションを目指しました。2つめは「親しみやすい旋律」。言葉でいうのは簡単ですが、これほど難しいことはないと思っています。誰が聴いても耳に心地よい旋律を目指しました。3つめは「実用的であること」。実際に行進するかどうかはともかくとして、実演に耐え得る作品でありたいと工夫を凝らしました。
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作品一覧

2015-05-04 12:31:04 | 作品一覧
【作曲/マーチ】

マーチ・スカイブルー・ドリーム(2015)

「遥かマイルストーン」-式典のための行進曲(2016)

行進曲「絆の譜」(2017)

マーチ・スカイブルー・メモリーズ(2017)

【作曲/オリジナル】

Welcome to the POCOFUL WORLD(2016)

※それ以前の作品については、今後改訂して掲載するかもしれません。

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