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札幌市の矯正専門医のきままなブログ。矯正治療のあれこれや、医療情報などをリアルタイムで更新します!

これがインフルエンザの新しいワクチン(無痛)    "microneedle patch"

2018年02月16日 23時48分50秒 | 矯正歯科と医療情報
 インフルエンザ関連の記事の3つめは、新しい無痛のワクチンの開発についてです。
 これが、インフルエンザの新しいワクチンです。(無痛)tabi-labo.comでライターYuki Ikeda氏の記事を参照しました。

https://tabi-labo.com/282540/awake-influenza

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 まさに現在大流行中の、インフルエンザ。

 予防接種、毎年受けている人も多いかと思うのですが、皮下注射だから結構痛いですよね。子どもはもちろん、大人でもちょっと億劫になる痛さです。

 いつ日本に来てくれるのかはわかりませんが、注射嫌いには朗報。インフルエンザ予防ができる『皮膚パッチ式』のワクチンが開発されました。

 0.03インチの極細の針が100本含まれた"microneedle patch"です。

■50人中48人が痛みを感じなかった

   

   

 microneedle patchは親指のサイズのパッチで、その表面には長さ650マイクロメートル(約0.03インチ)の100本の針が一面に配置されています。ごく微少な針であるため、臨床実験に参加した50人のうち48人は痛みを感じなかったと答えています。

  

 これまでは、こうした皮膚からの薬の投与が難しいとされてきました。堅い角質層に阻まれて、体内に薬の成分が行き届かないからです。

 確かに皮膚に貼るだけの薬であればその層に遮られてしまいますが、実際のところ角質層は約10~20マイクロメートルと人間の髪の毛よりも薄く、その下まで届くような手段を取れば注射と変わらない効果を発揮することができるそうです。

 このmicroneedle patchは角質層の下まで到達します。針先には乾燥したインフルエンザワクチンが入っていて、針が皮膚の下で溶けることによって体内にワクチンが行き渡ります。

 パッチの針が溶解するまでに必要な時間は約20分間。

 その時間が過ぎれば、絆創膏を剥がすようにパッチを外してワクチンの投与は終わりです。

   

 パッチは手首の裏側に貼り付けて利用します。注射に比べて痛みは少ないですが、軽い疼きやくすぐったさ、かゆみを伴う可能性はあるそうです。

 しかしこの反応は正常であり、体内にきちんとワクチンが行き届いている証拠でもあります。microneedle patchの臨床実験には100人が参加しましたが、そのうち70人が今後もワクチン投与の際にはこのパッチを利用したいと回答しています。

    

 今後の課題としては、より規模の大きい実験を行いmicroneedle patchの精度を更に上げていくことだそうです。

 実際に利用できるようになるにはまだ時間がかかりそうですが、予防接種を怖がる子供たちには非常に良い手段になりそうですし、大人としても痛い思いをしなくて良いのはありがたい…!

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 すでにありそうなパッチですが、これからだったんですね!
 痛くない事は良いことです。
 はやく日本でも導入して欲しいものです。

  

 ウイズ矯正歯科は新札幌と中標津に診療室を持つ日本矯正歯科学会専門医です。初診時矯正相談は無料です。
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米で「殺人インフルエンザ」が猛威、すでに死者多数 日本への影響は?   ライブドア

2018年02月15日 23時43分16秒 | 矯正歯科と医療情報
 どうやらアメリカではH3N2という型の強力なインフルエンザが流行っているようです。
 米で「殺人インフルエンザ」が猛威、すでに死者多数 日本への影響は?という記事をライブドアから参照しました。


http://news.livedoor.com/article/detail/14238138/


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 今年もインフルエンザの季節がやってきた。日本と同様アメリカでも毎年同じ季節にインフルエンザが流行するが、報道によると、今年アメリカで大流行するウイルスは例年とは違い感染力が強く症状も重い「H3N2型」。オーストラリアで昨年流行したものと同じタイプで、記事中の医師によるとアメリカではもはや「疫病(エピデミック)級」の猛威をふるっているという。

   

◆アメリカでは数千人規模の死者が出る可能性も

 米疾病予防管理センター(CDC)の報告によると、アメリカでは今年のインフルエンザ大流行により、1月20日の時点では50州中ハワイ州を除く49州で感染が拡大しているという。しかしまだピークは迎えていないそうで、感染拡大は今後もしばらく続きそうだ。

 CDCの統計によると、2017年10月1日から2018年1月20日までの間でインフルエンザが原因の入院患者数は、カリフォルニア、コロラド、コネチカット、ジョージア、メリーランド、ミネソタ、ニューメキシコ、ニューヨーク、オレゴン、テネシー各州の計10州70郡のみで11,965人を数えた。

 1月20日付のカリフォルニア州食料農業局(CDPH)の統計によると、カリフォルニア州では65歳以下の死者が今季97人。同州ではインフルエンザの場合、死者数統計を65歳以下でしか出さないため、65歳以上の死者も足すとさらに多くなると思われる。

  

 南部アラバマ州では1月10日、同州内の公衆保健衛生上の非常事態宣言を発令した。地元テレビ局WBRCの1月25日付の報道によると、同州ではこれまで今シーズン44人がインフルエンザ関連の原因により死亡している。

 また中西部インディアナ州の地元紙サウス・ベンド・トリビューン(電子版)によると、同州では今季107人がインフルエンザで死亡した。3州だけでこれまで計248人が死亡しているということは、50州全体を合わせると死者数は最終的に数千人以上の規模になる恐れもありそうだ。

  

◆日本上陸は時間の問題? H3N2型はなぜ恐ろしいのか

 1月22日付のタイム誌の記事によると、アメリカで今年大流行しているA型の「H3N2」はインフルエンザワクチンの効力が薄いため、例年にはみられない感染拡大につながった恐れがあるという。

 2017年11月9日付 CNNの報道によると、アメリカの医学専門家は同年オーストラリアでH3N2型インフルエンザの大流行が発生したことから、今シーズンのアメリカにおける同型インフルエンザの流行が例年よりも拡大し、被害が大きくなることを予想していたという。

  

 同記事によると、オーストラリア保健省は昨年のシーズン、同国でインフルエンザに関連した入院患者数は215,280人、死者数は504人を数えたとしている。死者数においてはもちろんすでにアメリカがオーストラリアの数を超えていることは疑いがない。

 CDCによると、インフルエンザはおよそ1.8メートル以内の距離で感染力があり、インフルエンザウイルスを持った人がくしゃみをしたり、話したりしているときに唾液が飛び、別の人の鼻や口からウイルスが入り込んで感染することが多いという。

 つまり1.8メートル以内にいる人が多ければ多いほど感染する確率が高いということで、人口密度の高い都市で満員電車に乗ったり、狭いオフィスで多くの同僚と働いたりする場合、それだけ感染率がアップすることになる。アメリカでこれだけ流行しているインフルエンザが日本に飛び火することは時間の問題であり、アメリカより人口密度が高いであろう日本で感染が拡大することは想像に難くない。

  

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 ウィキペディアによるとInfluenza A virus subtype H3N2は、A型インフルエンザウイルスの亜型の一つであり、H3N2、A (H3N2)とも表記される。香港かぜを引き起こした亜型であり、A香港型あるいは香港型とも呼ばれるもののようです。殺人ウイルスというと少し大げさですが、感染力も強く症状も重篤なようです。

 しっかりワクチンを打って、体力をつけてがんばりましょう!!

  

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インフルエンザウイルスは通常の呼吸だけでも拡散している   メリーランド大学

2018年02月14日 23時12分26秒 | 矯正歯科と医療情報
 最近はインフルエンザが大流行しているようですが、うがい・手洗い・マスクは予防に欠かせないと思っていましたが、どうやらインフルエンザに罹患した人がたとえマスクをしていたとしても、ウイルスは患者さんの呼気で拡散している事が解ったようです。
 インフルエンザウイルスは通常の呼吸だけでも拡散していることが判明という記事をギガジンから参照しました。


https://gigazine.net/news/20180119-flu-spread-by-breathing/


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 冬になると流行が拡大するインフルエンザは、日本のみならず世界中の国で人々の高い関心を集める厄介な病気です。予防策としては、予防注射や発症者の隔離、そしてあまり効果はないことがわかった「マスクの着用」などが一般的に広く知られていますが、最新の研究からはウイルス保持者が単に呼吸するだけでもウイルスが拡散されていることがわかっています。

Infectious virus in exhaled breath of symptomatic seasonal influenza cases from a college community
http://www.pnas.org/content/early/2018/01/17/1716561115.abstract

Flu may be spread just by breathing, new study shows; coughing and sneezing not required | UMD School of Public Health
https://sph.umd.edu/news-item/flu-may-be-spread-just-breathing-new-study-shows-coughing-and-sneezing-not-required


 メリーランド大学の科学者らによって実施された研究からは、これまで考えられていたよりもインフルエンザウイルスの拡散は容易に起こっていることが明らかになっています。全米科学アカデミー誌に掲載された論文「Infectious virus in exhaled breath of symptomatic seasonal influenza cases from a college community」(大学コミュニティにおける季節性インフルエンザ症例を示す人物の呼気中の感染性ウイルス)では、インフルエンザ患者が吐き出した空気に大量の感染性ウイルスが含まれており、呼気による空気感染を考慮する必要性を示す証拠が示されています。


  

 メリーランド大学公衆衛生学校の環境衛生学教授で、公衆衛生学修士の学位を持つドナルド・K・ミルトン博士は、「インフルエンザの症状を持つ人の周囲の空気が、咳やくしゃみを行わない呼吸だけによっても感染性ウイルスに汚染されていることを明らかにしました。インフルエンザを患っている人は、特にインフルエンザにかかった最初の日において、感染性エアロゾルを空気中に放出します。そのため、誰かがインフルエンザにかかった場合は、すぐに帰宅させて職場にいない状態にすることで、他者への感染を防ぐべきです」と述べています。

 ミルトン博士が率いる研究チームは、インフルエンザにかかっている142人から採取した「通常の呼気」「発話時の呼気」「自発的なせき」「くしゃみ」に含まれるインフルエンザウイルスを調べ、その感染性の度合いを調査しました。被験者からは、鼻の中を綿棒状の器具「スワブ」でぬぐったサンプルと、30分間にわたって採取した呼気とせき、くしゃみの呼気サンプルがそれぞれ218サンプル集められています。

    

 そしてこれらのサンプルを分析したところ、多くのインフルエンザ患者が放出する呼気に含まれるエアロゾルの中に、空気感染を起こすに十分なインフルエンザウイルスが含まれていることが明らかになりました。そして注目すべきなのは、通常の呼気でさえも多くのウイルスを含んでいたという事実。自然呼気に含まれていた23種類のエアロゾルサンプルのうち、48%にあたる11種類が検出可能なウイルスのRNAを含んでおり、さらにその11種類のうち8種類が感染性ウイルスを含んでいたといいます。そしてさらに、くしゃみに含まれるエアロゾルサンプルに含まれるウイルスの割合は、通常の呼気に含まれているそれと大きな違いはないという驚くべき事実も明らかになっているとのこと。つまり、インフルエンザウイルスはくしゃみに多く含まれるというわけではなく、通常の呼気にも同じ程度の量が含まれて拡散されているということが判明しています。

   

 論文の著者は、これらの知見はインフルエンザが空気中を伝播することについての数学的モデルを改善すること、より効果的な公衆衛生対策を生みだすこと、そしてインフルエンザの流行の影響を抑制および軽減することを可能にすると記しています。もしインフルエンザ患者が出た場合は、何よりもまず感染者を帰宅させるなどして隔離して外に出さないようにすることが大事であると同時に、予防接種を受けることもおろそかにすべきではないとのこと。たしかに予防接種を受けてもインフルエンザにかかることはありますが、病状の重篤化を防ぐ効果も期待できるため、全く無意味というわけではないためです。

   

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 こりゃ、インフル患者さんが出たら、まずウイルスが拡散されていると見て良いということのようす。発症するかどうかは、やはりこちらの免疫力によるという事でしょうか?
 そう考えると、ワクチンの接種は自分の免疫力を高めるために大切ですね!

   

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アメリカ人の4人に1人が「タトゥー」を後悔していることが判明…海外の反応

2018年02月13日 23時24分27秒 | 矯正歯科医あんなコンナ
 最近、ファッションで刺青をしている外国人や日本人がとても目につきますが、これもインプラントの一種ですね。どうやら、この中にも後悔している方が結構いるようです。
 アメリカ人の4人に1人が「タトゥー」を後悔していることが判明…海外の反応という記事をらばQから参照しました。


http://labaq.com/archives/51893067.html


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 欧米ではタトゥーがファッション感覚だと言われていますが、実際にタトゥーを入れた人々はどう感じているのでしょうか。

 アメリカでは18~35歳のほぼ半分がタトゥーをしていますが、2016年にアンケート調査を実施した結果、4人に1人が後悔していることが判明しました。

  

■アメリカ人の4人に1人はタトゥーを後悔している01

 アメリカの18~35歳の総人口は約6000万人。
 タトゥーを入れている人が半数の約3000万人なので、この世代だけでもその4分の1の750万人が後悔している計算になります。

 内科医によると、後悔する人のほとんどが若いときに入れたもので、あまりリスクを考えなかったり、よく調べずに彫ってしまった人が多いそうです。

   

 タトゥーには副作用があり、インクの感染症や中毒作用、傷が残ったり、火傷症状が起こることもあります。その他にも長期的には免疫システムに影響が出ることもあります。

 もちろん個人差はありますが、時間が経ってから問題が発生して後悔するケースも少なくないとのことです。

 海外掲示板のコメントをご紹介します。

    

●気になるのは、後悔するまでの平均期間はどのくらいかってこと。5年後? 10年後? 3分後?

↑腕に「フリーダム」のタトゥーを持つ男に会ったが、誰かに指摘されるまでスペリングが間違っていると気付いてなかった。笑いを止めるのに苦労したよ。

↑自分は1週間くらいかかったな。

↑別れてから1、2年はかかったね。そうさ、絶対に名前は彫らないほうがいい。

●後悔する人は、別れたかアルコール依存症から抜け出したかだな。

●毎日ランチのときに会う男がいた。額にクモとクモの巣のタトゥーがあった。

 隠すのは不可能だった。後悔しているか尋ねると「誰も雇ってくれない」と愚痴をこぼしていた。ちょっとかわいそうに思った。

   

●タトゥーを入れたのは18歳のとき。
 自分で描いた絵を使った。永遠にタトゥーとして残したかったんだ。
 タトゥーの店の行き、彫り師の描いた絵を見せてもらった。ひどいものもあれば、良いものもあった。そしてバカな自分は彫ってもらうことに決めた。
 彼は絵を失敗した。それ自体はそうひどくないが、自分の質の高い絵に比べるとひどかった。タトゥーを入れるならケチってはいけない。これは永遠だ、そしてデザインは注意深く選べ。

●アート好きなので、いつもタトゥーをしたと思っていた。でも永遠に残るのがどうしても嫌でしていない、一生しないと思う。

●でもさ、4人中3人は後悔してないってことだよね。

       

●知り合いで「後悔なし」というタトゥーをしている人がいるが、スペルが正しいことを後悔しているらしい。

●彼女は左の乳房に蝶のタトゥーを入れてるが、本人は嫌っている。自分は気にしていないけどね。

  

 理由はさまざまですが、一生残るものだけに、少なくとも若気の至りで彫るべきではないようです。

  

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 とても好きで入れている方は私も知っていますが、たいして考えもなく勢いでいれるのは、ちょっと待った方が良いとおもいますが・・。

     

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体内にマイクロチップを埋め込む「マイクロチップ・インプラント」は危険なのか?何を可能にするのか?などをまとめたガイド

2018年02月12日 23時38分51秒 | 矯正歯科と医療情報
 昨日の脳に電極を埋め込む方法だけでなく、手の平にマイクロチップを埋め込んで様々なサービスを受けられる環境が整いつつありますが、身体に害がないのかどうかは気になる所です。
 体内にマイクロチップを埋め込む「マイクロチップ・インプラント」は危険なのか?何を可能にするのか?などをまとめたガイドという記事をギガジンから参照しました。

https://gigazine.net/news/20180201-practical-guide-microchip-implants/

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 自分の体を使って生命科学の実験をするバイオハッキングが流行し、DIYで自分の脳をハッキングする人がいれば、マイクロチップを体に埋め込む身体改造を行う人もいます。SF作品のテーマにもなってきた「マイクロチップ・インプラント」が現実のものとなってきたわけですが、「実際に健康上の危険はあるのか?」「何があるのか?」「空港の金属探知機に引っかからないのか?」といった気になる疑問に答えるガイドが公開されています。

A practical guide to microchip implants | Ars Technica
https://arstechnica.com/features/2018/01/a-practical-guide-to-microchip-implants/

 ◆マイクロチップとは?

 マイクロチップ・インプラントと呼ばれるものは通常シリンダー型で、マイクロチップのほか、生物学的に安全なエポキシ樹脂、無鉛のホウケイ酸ガラスなどで包まれた銅のアンテナが含まれています。2018年1月現在、ペットや人に対してマイクロチップ・インプラントが使われていますが、これらはバッテリーや動力源を持たないもの。そのため、磁界に通信できるデバイスがない限り、インプラントは不活性状態になります。

  

 これらのインプラントはRFIDを利用するのが一般的です。RFIDには低周波帯をカバーするもの、高周波帯をカバーするもの、極超短波をカバーするものなどがありますが、市販のインプラント用チップに使われているのは通常、高周波帯・低周波帯のものとなっています。RFIDは電波を使用するものとして識別され、NFCはそのうち高周波を使用するものとなっています。

 このようなマイクロチップ・インプラントを人間の体内に埋め込む試みとしては、2017年7月にアメリカ・ウィスコンシン州に本拠を置くThree Square Market(32M)という自動販売機メーカーが、従業員の体にマイクロチップを埋め込みクレジットカードや現金がなくても軽食を買えるようにする取り組みを始めたことが報じられています。

 マイクロチップを従業員の体に埋め込んで現金やカードなしでも軽食を買えるようにする企業が出現 - GIGAZINE

    
    
https://gigazine.net/news/20170725-implant-microship-employees/


 また、バイオハッカー向けツールを扱う「Dangerous Things」ではRFIDタイプのチップとNFCタイプのチップを両方販売しています。RFIDタイプのチップを使って鍵なしで家や車の扉を開けたり、ノートPCにログインしたり、NFCタイプのチップを使って仮想通貨Bitcoinを扱えるようにしたりする人も登場しています。

   
 仮想通貨Bitcoinを扱えるマイクロチップを両手に埋め込んだ男性が登場 - GIGAZINE
   https://gigazine.net/news/20141117-bitcoin-hand/

 ◆健康上のリスク

 では、マイクロチップ・インプラントは生物にとって危険ではないのか?というと、ペットに対して積極的に利用されていることからもわかるように、今日のマイクロチップは健康上安全だと考えられています。

 ただし、人間がマイクロチップを体内に埋め込む場合、正しい方法を取らなければ感染症の危険性があるとのこと。特にMRSAというブドウ球菌の一種は多くの抗生物質に対して抗体を持ち、感染すると死に至る危険性があります。ただし、専門家が適切に処理することによって感染症になるリスクは低下するので、インプラントの埋め込みは自分で作業せずに専門家に頼る必要があるとDangerous ThingsのCEOであるAmal Graafstra氏は語りました。

   

 インプラントを埋め込むと、その後1日~数日は患部が腫れますが、2週間から4週間でインプラントはコラーゲン繊維に包まれます。一時的にかゆみや違和感が感じられることがありますが、2年もしないうちにインプラント周囲の傷は癒えるとのこと。傷が癒えた後は皮膚の下にあるインプラントの存在を感じないようになるそうです。

 Dangerous Thingsで販売されている最も安価なインプラントは、生体適合ガラス容器にチップを内蔵しており、親指と人差し指の間に埋め込まれるもの。これらのマイクロチップはMRIと互換性があり、空港の金属探知機も反応しません。また、動物用のチップとは違って人間用のチップは組織切片用接着剤などでコーティングされていないので、「やっぱり取り出したいかも」と考えを変えた時にも簡単に取り出せるとのこと。

 Graafstra氏はときどき「意志に反してチップを体内に埋め込まれ、人の声やフラッシュライト、さまざまな現象を体験するようになった」という話を聞くそうですが、これらは精神障害の患者や詐欺師によるもので信憑性は薄いとのこと。

 ◆セキュリティリスク

    

 ハリウッド映画では、インプラントを使って人を追跡する様子が描かれることがありますが、現実のインプラントではペットを探すこともできません。今日のチップはGPSやバッテリーを搭載しておらず、通信できる範囲も限られているためです。もしそれらの機能をインプラントに搭載すれば、かなりサイズが大きくなってしまうのに加え、常に充電し続け2~3年に1度は交換する必要がでてきてしまいます。

 ただし、理論的にはインプラントを利用して個人を追跡するという行為は不可能ではありません。攻撃者が特定のエリアで人の体にインプラントを埋め込み、遠方からでもチップを活性化するほど強い誘導電流を送るデバイスを組み立てればチップによる追跡は可能。ただしエリア内のいたるところにリーダーを設置する必要があり、ターゲットを追跡する安価で簡単な方法は他にも存在することから、実用化にはいたっていません。

 一方で、ハッキングに利用されるリスクは存在します。2010年にイギリスの科学者であるMark Gasson氏が自分の手にウイルス感染したマイクロチップを埋め込み、外部デバイスにウイルスを感染させることができるかを調べたところ、実験は成功しました。また、ハッカーのSeth WahleさんはNFCチップの脆弱性を利用してスマートフォンにリンクを開かせ、リモート環境にあるコンピューターに接続することに成功しています。

 マイクロチップが家の鍵として使われるなどした場合であっても、「窓を割る」「合鍵を作る」といった容易な方法がある限り、マイクロチップのハッキングという手法が家に侵入する方法として用いられる可能性は少ないと見られています。ただし、ビジネスとしてこれらの攻撃方法を計画する誰かが現れる可能性はあります。そしてこのとき、マイクロチップを個人的に使っている人がターゲットになりやすいとのこと。

 実際に安全性の低いRFIDを利用した社員証は現在でも問題になっています。知識と技術のある攻撃者であれば、簡単にRFIDを複製し、社員として会社に入ることができてしまうためです。このような事態を防ぐには安全性が高いプロトコルを用いたRFIDのカードを利用することのほか、RFIDと生体認証を組み合わせて使うことが提案されています。実際に、Graafstra氏はBitcoinのやりとりや支払いを安全に行えるようにすべく、「VivoKey」という暗号化されたプラットフォームを使用した新しいマイクロチップを開発している最中とのこと。

    

 ◆マイクロチップ・インプラントは浸透するのか?

 マイクロチップが技術的に確立されたとしても、実際にインプラントを行おうと考える人は少数であるとGraafstra氏は考えています。Graafstra氏が初めてマイクロチップを手に取ったのは2005年で、そこから13年経過した2018年現在、チップに対応したリーダーは10ドルと(約1100円)となりましたが、浸透はしていません。「技術の発展は速くとも、規範や応用はそういうわけにはいかないのです」「スマートフォンのようにはいきません」とGraafstra氏は語りました。

 Dangerous Thingsで販売されている「xNTi」というマイクロチップのデータ保存期間は10年間で、書き込みサイクルは最大10万回となっています。しかし、クレジットカードの支払いでデータは数年で失効し、送金システムはしばしば特定のチップを使えなくします。このことから、マイクロチップを体に埋め込む人は、老朽化の問題について考える必要もあるとのこと。

   

 マイクロチップ・インプラントは、適切な処理をすれば人体に大きなリスクがあるものではありません。しかし、2018年現在において、体に埋め込んだマイクロチップの使い道は「支払い」「鍵としての利用」「パスワード認証」などがメインであり、劇的に日常を変えるものではなく、その可能性は今後の技術の進歩と社会規範の変化次第といえます。
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 やっぱり、体内に埋め込むタイプのマイクロチックはまだまだ色々と問題がありそうです。私としては、目や指紋、静脈などの生体認証と何かを組み合わせて欲しいものですが・・・・。
 
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脳にペースメーカーを入れて電気刺激を送ることで「アルツハイマー病」の進行を遅らせることができる可能性   

2018年02月11日 23時59分28秒 | 矯正歯科と医療情報
 今日は認知症の進行を遅らせる事のできるかも知れない方法のご紹介です。
 脳にペースメーカーを入れて電気刺激を送ることで「アルツハイマー病」の進行を遅らせることができる可能性という記事をギガジンから参照しました。


https://gigazine.net/news/20180131-brain-pacemaker-cure-alzheimer/


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 認知症の一つであるアルツハイマー病は、脳の組織が萎縮することで高度な判断機能の低下や、人格の変化などを引き起こす病気です。主に高齢者に症状が見られ、団塊の世代の多くが高齢者になる2025年前後には高齢者の5人に1人がアルツハイマー病を含む認知症患者になるという試算も発表されています。そんな中、アメリカではアルツハイマー病患者の頭部の中に「ペースメーカー」のような電気刺激を作り出す装置を埋め込み、脳の特定の部位を刺激することでアルツハイマー病の進行を食い止めるという試みが行われており、一定の成果を挙げています。

'Brain pacemaker' could slow down Alzheimer's | Daily Mail Online
http://www.dailymail.co.uk/health/article-5328917/Brain-pacemaker-slow-Alzheimers.html

Brain 'pacemaker' for Alzheimer's - BBC News
http://www.bbc.com/news/health-42857576

 夫のトムさんと写真に収まる女性、ラボンヌ・ムーアさんは、実際に頭部の中にペースメーカーを埋め込んでいるアルツハイマー病患者の一人です。85歳のラボンヌさんは数年前にアルツハイマー病と診断され徐々に日常生活もままならない状態になったのですが、頭蓋骨に穴を開け、電気刺激装置と電極を脳に直接取り付ける処置を行ったところ、症状の改善が見られたとのこと。

  

 処置前はごく普通の生活を送ることも難しかったラボンヌさんでしたが、装置を取り付けてからは以前のように料理を作ることができるように戻ったほか、好きだった賛美歌をピアノで演奏することも可能な状態になっているとのことです。

 ただし、必ずしも病気の進行が止まったというわけではなく、あくまで進行が遅められているというのが現状とのこと。それでも夫のトムさんは「ラボンヌは、私が知っている他の誰よりも長くアルツハイマー病を患っています。これはネガティブに聞こえるかもしれませんが、実際には処置が正しく働いているということなので、ポジティブなことです」と語っています。ラボンヌさんは実験に参加することにためらいを見せなかったとのことで、その際にはトムさんに対して「私は、自分が通ろうとしている道を他の人が通らなくてすむためなら、何でもやる」と話していたそうです。

 ラボンヌさんが受けている処置は、機能不全を起こしている脳の部位に適切な電気的または磁気的刺激を継続的に送りこむことによって症状の改善を図る「脳深部刺激療法」または「DBS」と呼ばれるものです。これまでDBSは何十万人というパーキンソン病患者の症状改善で実績を挙げてきましたが、アルツハイマー病に対する処置として検証が進められるのはこれが初めてであるとのこと。

  

 オハイオ州立大学ウェクスナーメディカルセンターのダグラス・シャーレ博士らは、意思決定を行う脳の前頭葉をターゲットにしたアプローチが患者の自立を長期間維持するのに役立つと考えています。ラボンヌさんは既に3年半に渡って機器を埋め込んでおり、実際に症状の進行を食い止める効果があることが確認されています。

 ただし、この結果をもって「アルツハイマー病の進行に効果がある」と断定できる段階にはありません。ラボンヌさんと同じ処置を受けたのは他に2人のアルツハイマー病患者だけであり、まだ3人分の調査結果しか存在していないことに加え、効果が見られたのはラボンヌさんを含む2人だけだったという事実もあります。

   

 しかし、今後の検証によっては効果のあるアルツハイマー病治療の可能性を示すものになると期待されています。カナダで同様のDBS治療の実験を行っている脳神経外科専門医のアンドレ・ロザノ教授は、「アルツハイマー病の新しい治療法が切望されています」と、現時点では「治療困難」とされるアルツハイマー病への治療法が待ち望まれる状況を語ります。また、イギリスのアルツハイマー病研究機関「Alzheimer's Research UK」のキャロル・ルートレッジ博士は、「今回の研究ではダミー治療との比較が行われておらず、効果による恩恵についてはさらなるフォローアップ調査を行う価値があります。この治療による恩恵の全貌や費用効果性は、より大規模な試験をもってしっかりと調査される必要があります」と述べています。

  

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 脳に電極を埋め込まれるのはちょっと抵抗がありますが、まだ始まったばかりの治療方法のようです。今後の研究の進展に期待しましょう。

  

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アルツハイマー、血液で判別   国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)と島津製作所(京都市)

2018年02月10日 23時16分36秒 | 矯正歯科と医療情報
 これまで、アルツハイマー病の原因となるアミロイドβの検査は脊髄液の検査が必要でしたが、少量の血液検査でかなり早期に判定できる検査方法を国立長寿医療研究センターと島津製作所によって開発されたようです。
 アルツハイマー、血液で判別…国立長寿研などという記事を読売新聞から参照しました。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20180131-OYT1T50162.html?from=ytop_ylist

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 認知症で最も多いアルツハイマー病の原因物質の脳内への蓄積を、わずかな血液で調べることができる検査法を開発したと、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)と島津製作所(京都市)の研究チームが発表した。

 調べるのは「アミロイドベータ(Aβ)」というたんぱく質で、発症の20年ほど前から脳に徐々に蓄積するとされる。簡便な検査法ができたことで、発症前の人を対象にした根本的な治療薬の開発を促進するものと期待される。

  

 研究論文が、1月31日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された。

 Aβの検査は現在、1人あたり十数万~数十万円かかる特殊な脳画像検査や、背骨の間に針を入れて脳脊髄液を採取する検査法が用いられている。費用や体への負担が大きく、大規模な研究が難しい原因にもなっている。

       

  

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 日本の頭脳が素晴らしい検査方法を開発したようです。
 私の脳にアミロイドβが蓄積する前に、実用化して欲しいものです。

  

  

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認知症リスク高める9因子 英医学誌が改善可能と指摘    日経Goodayカラダにいいこと毎日プラス

2018年02月09日 23時26分50秒 | 矯正歯科と医療情報
 誰しも、認知症には気をつけたいと思ってはいても、具体的に何をすれば良いのか解らないのが私の本音です。そこで今日は、認知症リスク高める9因子・英医学誌が改善可能と指摘という記事を日経Goodayカラダにいいこと毎日プラスから参照しました。


https://style.nikkei.com/article/DGXMZO23856970U7A121C1000000?channel=DF140920160925


           ****************************************************

        

 認知症の発症リスクを高める様々な危険因子のうち、本人が意図すれば改善可能な9つの危険因子を、英国の医学雑誌「Lancet」の認知症予防・介入・ケアに関する国際委員会がまとめ、同誌に発表しました。

  

■中年期に聴力低下がある人は認知症リスクが2倍

 2015年の全世界の認知症患者は4700万人で、2050年までにその数は約3倍に増えると予想されています。現時点では、認知症を治癒に導くことができる治療法はありません。認知症を発症するリスクは年齢が上昇するにつれて高まりますが、ライフスタイルを改善すれば、リスク低減は可能であることが、近年分かってきました。

  

 そこで、「Lancet」の認知症予防・介入・ケアに関する国際委員会は、認知症の危険因子に関するデータを収集し、それらの中から、「本人が意図すれば改善できる認知症の危険因子」を9つ抽出しました。さらに、それらを適切に修正すれば、社会全体として、どの程度認知症患者を減らせるのかを推定しました。

 同委員会が認知症のリスク低減において重要と見なしたのは、

・「11~12歳までに教育が終了」

・「高血圧」「肥満」

・「聴力低下」

・「喫煙」

・「抑うつ」

・「運動不足」

・「社会的孤立」

・「糖尿病」

   

の9つの危険因子です。人生のどの時期に修正する必要があるのかに基づいて、小児期、中年期、高年期に分けて、相対リスクと人口寄与割合(その危険因子を持つ人がいなくなったら、認知症患者が何%減少するかを表す数字)とともに提示しました(表)。

   

(出典:Livingston G, et al. Lancet. 2017 Jul 19.

 それぞれの危険因子の「人口寄与割合」を合計すると、9つの危険因子の全てを排除できた場合、認知症患者は最大で35%減らせる可能性があります。人口寄与割合の大きさに基づいて特に改善に力を入れるべきなのは、全ての人が11~12歳以上になっても教育を受けられるようにすること、中年期の聴力低下を全て治療すること、高齢者全員が禁煙すること、の3つと考えられました。

 論文は、2017年7月19日付のLancet誌電子版に掲載されています[注1]。

[注1] Livingston G, et al. Lancet. 2017 Jul 19. pii: S0140-6736(17)31363-6. doi: 10.1016/S0140-6736(17)31363-6.

  

  


 大西淳子 氏  
 医学ジャーナリスト。筑波大学(第二学群・生物学類・医生物学専攻)卒、同大学大学院博士課程(生物科学研究科・生物物理化学専攻)修了。理学博士。公益財団法人エイズ予防財団のリサーチ・レジデントを経てフリーライター、現在に至る。研究者や医療従事者向けの専門的な記事から、科学や健康に関する一般向けの読み物まで、幅広く執筆。

[日経Gooday 2017年11月15日付記事を再構成]

  

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 さあ、ヤバ!と思った方は今日からがんばりましょう!!

  

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治療を止めても、がんは縮み続けた 免疫療法、進む開発   朝日新聞

2018年02月08日 23時34分49秒 | 矯正歯科と医療情報
 昨日と一昨日は「がん免疫療法」についての記事を参照しましたが、朝日新聞にもこの治療法らしき記事をみつけました。有料部分は不明ですが、すごい効果のようです。
 治療を止めても、がんは縮み続けた 免疫療法、進む開発という記事を朝日新聞から参照しました。

https://www.asahi.com/articles/ASL1Y6SVTL1YULZU00W.html?iref=comtop_list_gold_n03


             **********************************************

         

  肺がんの治療を受けて病状が良くなり、建設現場で働く佐々木生一さん=埼玉県久喜市


 がんをもったまま、それまでの暮らしを続ける人が増えてきた。手術や抗がん剤をはじめとする医療の進歩が「共生」を可能にしつつある。その中でいま、体を守るしくみを利用した新しい免疫療法に注目が集まる。高額の費用や重い副作用といった課題はあるが、新しい手法の開発は続く。

  

 物流センターをつくる埼玉県久喜市の建設現場。佐々木生一(せいいち)さん(50)は1月下旬、コンクリート製の内壁を設置する作業を始めた。手がけたものが後まで形として残る。そこに仕事のやりがいを感じる。

 2015年夏、肺に12センチのがんが見つかった。リンパ節にも広がっていて抗がん剤治療を受けたがすぐ効かなくなり、脳にも転移した。医師から「これ以上の治療は難しい」と告げられ、「このまま死ぬしかないかな」と思った。

 だがこの1年10カ月ほど、これといった治療を受けていないのに、がんは小さくなり続けている。

  

  

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 2015年夏に肺に12センチものがんが見つかり、リンパ節にも広がっていて抗がん剤治療を受けたがすぐ効かなくなり、脳にも転移したいわゆるステージ4の患者さんで、医師から「これ以上の治療は難しい」と告げられ患者さんです。

 その方が、この1年10カ月ほど、これといった治療を受けていないのに、がんは小さくなり続けているというのは奇跡のような事が起きているのではないでしょうか。記事の無料部分の冒頭だけですが、びっくりする記事です。

 朝日の有料会員の方はぜひ続きを読んでみて下さい。

      

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「がんワクチン」によって全身の腫瘍が消滅することがマウスによる実験で明らかに   スタンフォード大学

2018年02月07日 23時26分57秒 | 矯正歯科と医療情報
 昨日に続いて、がん免疫療法の話し。
 「がんワクチン」によって全身の腫瘍が消滅することがマウスによる実験で明らかにという記事をギガジンから参照しました。

https://gigazine.net/news/20180202-cancer-vaccine-eliminate-tumor/

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 多くの人を苦しませている「がん」の治療でまた新たな成果が報告されています。スタンフォード大学の研究チームは、2つの免疫系刺激物質をマウスの腫瘍に直接注入することで、その部位だけでなく全身に分散していた腫瘍までをも消滅させることができたと発表しています。

Cancer ‘vaccine’ eliminates tumors in mice | News Center | Stanford Medicine
https://med.stanford.edu/news/all-news/2018/01/cancer-vaccine-eliminates-tumors-in-mice.html


 がん治療の際に用いられることが多い「抗がん剤」には副作用が多くみられるため、一定のリスクが伴うといわれています。しかし今回、スタンフォード大学の研究チームが開発した方法によると、2種類のごく少量の薬剤を腫瘍部位に直接注入することで効果的に腫瘍を小さくし、消滅させることが可能になるとのこと。

 この薬剤は、体の免疫系に対して刺激を与える物質などからなっており、腫瘍学の教授であるRonald Levy博士はその効果について「このアプローチは、腫瘍特異的な免疫ターゲットを特定する必要性を回避し、免疫系の大規模な活性化や患者ごとの免疫細胞に応じたカスタマイズを必要としません」と従来の治療法との違いを述べています。Levy博士は、がん治療のために身体に備わった免疫系を活用する「がん免疫療法」の先駆者で、悪性リンパ腫の治療に用いられる抗体薬(モノクローナル抗体)である「リツキシマブ」の開発を導いたこともある人物です。

  

  

 今回用いられた手法は、腫瘍のある部位に2種類の薬剤をそれぞれ100万分の1グラムレベルの分量で注入することで、特定のガン細胞に作用するT細胞 を活性化させるというもの。2種の薬剤のうち、一つは「CpGオリゴヌクレオチド」と呼ばれるもので、T細胞の表面上のOX40と呼ばれる活性化レセプターの発現を増幅するために、他の近くの免疫細胞と共に働くもの。そしてもう一方は、OX40に結合する抗体であり、T細胞を活性化して癌細胞に対する攻撃を率いさせるために用いられます。これら2つの薬剤は主要部分に直接注入されるため、その部位にあるT細胞だけが活性化されます。

  

 このアプローチを実験用のマウスで実施したところ、著しい成果が確認されたとのこと。マウスの体内の2カ所にリンパ腫腫瘍を移植し、2つの薬剤を1つの腫瘍部位を注射したところ、治療が行われた腫瘍だけでなく、体の別の場所にある第2の未治療の腫瘍でも組織の退行が見られたそうです。この処置により、90匹中87匹のマウスでがんが治癒したことが確認されています。また、3匹のマウスではがんが再発しましたが、2回目の治療の後に組織は小さくなったことが確認されているとのこと。この結果は、乳房、結腸および黒色腫の腫瘍を持つマウスにおいて同様に確認されているそうです。

 また、10個ある乳房組織すべてにおいて乳がんを自然発生的に発生させるように遺伝子操作されたマウスも、この治療に反応したことがわかっています。そして、最初に起こった腫瘍を治療することで、将来の腫瘍の発生を予防し、個体の寿命を有意に延長することができることも分かっています。

  

 さらに詳細なデータをとるために、研究チームは2種類の腫瘍をマウスに移植することによってT細胞の特異性を調査しています。マウスにはまず、元と同じリンパ腫がん細胞を移植してから、別の場所に大腸癌細胞株を移植。こうして別の腫瘍細胞を持つ状態にした上で処置を行ったところ、結腸がんの細胞だけが影響をうけなかったとのこと。つまり、特定のがん細胞だけを攻撃できる手法であることが確認されたというわけです。Levy博士はこの結果に対し、「これは非常にターゲット性が高い手法です。T細胞が認識しているタンパク質を正確に特定することなく、特定の標的を攻撃しています」と語っています。

 今後、Levy博士は低悪性度のリンパ腫患者約15人を募って臨床実験を実施する予定とのこと。これが成功した場合、Levy博士はこの治療が多くの腫瘍タイプにとって有用なものになると考えています。Levy博士は「免疫系によって攻撃を受けるものである限り、私たちは潜在的に治療できる腫瘍の種類には限界があるとは思っていません」と述べています。

  

           *************************************

 まだ実験動物での成果ですが、より広範囲の腫瘍を攻撃できる画期的な治療法かも知れません。上記の新開発のワクチンの図はこの研究には当てはまらないかも知れません。

 今回の研究は、腫瘍のある部位に2種類の薬剤をそれぞれ100万分の1グラムレベルの分量で注入する方法で、特定のガン細胞に作用するT細胞 を活性化させると言うことです。

 2種の薬剤のうち、一つは「CpGオリゴヌクレオチド」と呼ばれるもので、T細胞の表面上のOX40と呼ばれる活性化レセプターの発現を増幅するために、他の近くの免疫細胞と共に働くもの。そしてもう一方は、OX40に結合する抗体であり、T細胞を活性化して癌細胞に対する攻撃を率いさせるために用いられまるようです。

 あまり良く解りませんが、すごい効果を表しているようなので、スタンフォード大学での「がんワクチン」の研究に期待しましょう。

  

  

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がん患者自身の細胞、遺伝子操作で味方に 実用化へ前進   信州大と名古屋大学

2018年02月06日 23時21分56秒 | 矯正歯科と医療情報
 どうやら、これまで治療のしょうがなかったガンも治療できる新しい癌免疫療法が日本で開発されつつあるようです。
 がん患者自身の細胞、遺伝子操作で味方に 実用化へ前進という記事を朝日新聞から参照しました。

https://www.asahi.com/articles/ASL1L6W85L1LULBJ00X.html?iref=comtop_list_sci_n02

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 がん患者の体内から免疫細胞を取り出し、遺伝子操作して攻撃力を高めて戻す新たな免疫療法「CAR―T(カーティー)細胞療法」の実用化に向けた動きが本格化している。24日には名古屋大学病院が、ほかに治療法がない急性リンパ性白血病の患者を対象に厚生労働省の部会に再生医療の臨床研究として申請し、了承された。


 治療法がなくなって、これまで救えなかったがん患者への新たな治療法になると期待されている。

  

 患者自身のT細胞と呼ばれる免疫細胞に、がんになったリンパ球の目印を認識させ、がんを攻撃し続ける機能をもたせて体内に戻す。一度の点滴で効果が出るとされる。米国で承認されている同様のメカニズムの薬(商品名キムリアなど)が4千万~5千万円と高額なことでも注目を集めている。

 今回了承された計画は、信州大の中沢洋三教授が考案した独自の技術をもとに名大と信州大が共同開発した。治療費の大幅な削減を目指している。

  

  

 国内ではすでに、自治医大がタカラバイオと共同で臨床研究などを始めている。米国で承認されたものや自治医大の治療法は、遺伝子操作にウイルスを用いている。だが今回了承された名大のものでは、ウイルスを使わない。高橋義行・名大教授によると、ウイルスを扱うことで生じる安全対策や施設整備のコストを10~15分の1以下に減らせる可能性があるという。

 名大はまず12人の患者で、副作用の程度などの安全性や効果をみていく。

    
    新しいがん免疫療法「CAR―T細胞療法」の流れ

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 がん免疫療法も次々と開発されていますので、今後の研究と臨床治験に期待しましょう!

  

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テスラ車が消防車に衝突、オートパイロットで走行中

2018年02月05日 23時45分58秒 | 矯正歯科医あんなコンナ
 やっぱり自動運転もまだまだのようです。
 テスラ車が消防車に衝突、オートパイロットで走行中という記事をCNNとMIT Technology Reviewから参照しました。


https://www.cnn.co.jp/tech/35113629.html


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 ニューヨーク(CNNMoney) 米テスラの電気自動車がカリフォルニア州の幹線道路を走行中に、消防車に衝突する事故を起こした。現地の消防団が明らかにした。

 同州カルバー氏の消防団は、消防車の車体後部に突っ込んでフード部分が大きく損傷したテスラの「モデルS」の写真を22日のツイッターに掲載した。

    

 テスラ車のスピードは時速100キロを超えていたといい、運転手の話では「オートパイロット」の機能を使って走行していた。けが人はいなかった。

 テスラはマニュアルの中で繰り返し、オートパイロットを使用中も道路の状況に十分な注意を払うよう促している。同社はオートパイロットを「運転支援システム」と位置付けていて、「自動運転」機能とは位置付けていない。

 テスラ広報はオートパイロット機能について、運転手が十分な注意を払ったうえで使うことを想定していると説明した。

 こうしたシステムの目的は、車線をはみださずに走行を続け、走行中の他の車に衝突しないよう速度を調整しながら交通の流れに乗ることで、運転手の負担を減らすことにある。

   

 ただしテスラのマニュアルによれば、「全ての物体を検知できるわけではなく、駐車中の車両に対しては制動や減速ができないこともある」。

 特に、速度が時速80キロを超えていて、前の車が自分の進路から外れ、代わって停止車両や物体が目の前に現れた場合は、停止できない場合があるという。

 交通の流れを認識して車を制御するシステムは、メルセデス・ベンツや日産自動車、ゼネラル・モーターズ(GM)、BMWなど主要自動車メーカーが採用しているが、各社とも、静止物体には運転手が反応する必要があると説明している。

   

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MIT Technology Review
時速100キロで自動運転中のテスラ車、消防車に突っ込む

https://www.technologyreview.jp/nl/a-new-autopilot-crash-is-a-reminder-driverless-cars-arent-here-yet/

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 市販されている自動車には、自律運転機能を持つものがあると思っている人もいるようだ。だが、実際にはそうではない。

 1月22日、あるテスラ モデルSが時速約100キロで消防車に突っ込んだ。幸いドライバーは無傷だったが、オートパイロット機能を使っていたという。別の場所では飲酒運転をしたドライバーが、「オートパイロットが制御していたから」と悪あがきをして、逮捕を免れようとした。

   

 2016年には、自動運転機能を使って運転中のテスラ車が道路を横切ろうとしたセミトレーラーを探知できず、ドライバーが死亡する衝突事故があった。

 あらゆるコンディションの下で安全に自律的に運転できる自動車はない。セーフティ・ドライバーを乗せずに自律自動車を利用する実験を始めている企業があるが、やはり完璧には至っていない。ドライバーが何の注意も払わずに安全に乗れるテクノロジーを備えた市販車はまだないのだ。

 今回の事故のように、ドライバーが注意散漫になり、いざという時に自動車を制御できないようなら、数年後には半自律自動車が道路を一層危険な状態にするだろう。

  

            ****************************************

 実は私も人間が運転するより自動運転の方が安全かも知れないと思っていた一人ですが、とんでもない間違いだったようです。やはり、これから自動運転車を購入する方は充分に理解すべきのようです。

 さもなくば、MIT Technology Reviewの言うように、数年後には半自律自動車が道路を一層危険な状態にする現実が見えてきます。

        

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筋肉再生する細胞、体外培養に成功 治療応用の可能性   東京医科歯科大や大阪大などのチーム

2018年02月04日 23時30分59秒 | 矯正歯科と医療情報
 あの筋ジストロフィーの治療に応用できるかも知れない技術が生まれたようです。筋肉再生する細胞、体外培養に成功 治療応用の可能性と言う記事を朝日新聞から参照しました。

https://www.asahi.com/articles/ASL1D2GQZL1CPLBJ002.html?iref=comtop_list_api_n03

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 傷ついた筋肉の繊維を再生する「筋サテライト細胞」を体外で培養する方法を開発したと、東京医科歯科大や大阪大などのチームが12日、米科学誌ステム・セル・リポーツに発表する。衰えた筋肉を増やす治療に応用できる可能性があるという。

  

 筋肉が傷つくと、筋繊維の表面についている筋サテライト細胞が分裂を開始して数を増やし、筋繊維に変化して筋肉を再生する。しかし、筋サテライト細胞を体外に取り出すとすぐに変化してしまうため、変化しないままの状態で培養し、増やすことは難しかった。

 チームは、ひざをけがした患者の手術の際に余った筋肉の組織を詳しく観察。筋サテライト細胞が、複数の「ラミニン」というたんぱく質で2層に包まれていることを見つけた。そこで、筋サテライト細胞をラミニンを含む液に浸した後、別のラミニンの上で培養すると、変化しないまま増えた。この細胞をマウスの足に移植すると筋繊維に変わることも確認した。

 東京医科歯科大の赤澤智宏教授は「この細胞を移植すれば筋繊維を増やすことができる。筋ジストロフィーなどの病気の治療につながる可能性がある」と話す。(合田禄)

     

           ******************************************

 筋肉の細胞の体外での増殖は難しかしかったんですね!
 今後の研究の進展に期待しましょう!

     

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猫犬による感染症、国内初の死亡例 治療は抗菌薬効く   コリネバクテリウム・ウルセランス感染症

2018年02月03日 23時25分20秒 | 矯正歯科と医療情報
 可愛がっていた野良猫から感染したコリネバクテリウム・ウルセランス感染症によって亡くなった方が出ているようです。
 猫犬による感染症、国内初の死亡例 治療は抗菌薬効くという記事を朝日新聞から参照しました。

https://www.asahi.com/articles/ASL1H2RNDL1HULBJ001.html?iref=comtop_list_api_n02

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 猫や犬から感染するコリネバクテリウム・ウルセランス感染症に福岡県の60代女性が感染し、死亡していたことが厚生労働省への取材でわかった。厚労省によると、国内での死亡例は初という。

 この感染症は猫、犬のくしゃみや鼻水などからうつる。のどの痛みやせきなどの症状が出て、重症化すると呼吸困難などで亡くなることがある。治療には抗菌薬が効く。

  

  

 厚労省によると、女性は2016年5月、呼吸困難になり、救急車で医療機関に運ばれ3日後に亡くなった。血液などから菌が検出された。女性は屋外で猫3匹にえさをやって世話をしていたといい、その猫から感染した可能性が高い。

 国立感染症研究所によると、国内では01年に初の患者が確認された。17年11月までに25人の感染が報告され、その多くが猫や犬からの感染とみられるという。

  

           *****************************************

 犬ネコを可愛がっている方は、風邪かなと思っても、あなどってはいけません。ちょっと疑って見ることも、命びろいの秘訣です!!

  

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致死性の感染症の急増が実は人工甘味料「トレハロース」によって引き起こされていたことを示す研究結果   ベイラー医科大学

2018年02月02日 23時57分17秒 | 矯正歯科と医療情報
 なんと、致死性のクロストリジウム・ディフィシル腸炎が人工甘味料のトレハロースによって増強されていたようです!!
 致死性の感染症の急増が実は人工甘味料「トレハロース」によって引き起こされていたことを示す研究結果という記事をギガジンから参照しました。

https://gigazine.net/news/20180112-plague-trehalose/

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 過去にはそこまで重篤な患者を出していなかったのに近年になって猛威を振るい、1年間に3万人近くの死者を出す、という事態を引き起こしているバクテリアが「クロストリジウム・ディフィシル」。抗生物質の効かない「スーパーバグ」との関連性も考えられていたのですが、最新の研究で人工甘味料のトレハロースが患者急増を引き起こしている可能性が示されました。

Pathogens boosted by food additive
https://www.nature.com/articles/d41586-017-08775-4

Dietary trehalose enhances virulence of epidemic Clostridium difficile | Nature
https://www.nature.com/articles/nature25178


This food additive is hard to avoid and could make hospital superbugs more deadly - Home | Quirks & Quarks with Bob McDonald | CBC Radio
http://www.cbc.ca/radio/quirks/this-food-additive-is-hard-to-avoid-and-could-make-hospital-superbugs-more-deadly-1.4470200

Mysterious explosion of a deadly plague may come down to a sugar in ice cream | Ars Technica
https://arstechnica.com/science/2018/01/the-curious-case-of-a-boring-sugar-that-may-have-unleashed-a-savage-plague/

 2000年頃からアメリカで患者が急増しだしたクロストリジウム・ディフィシル腸炎は、当初そこまで危険な感染症と思われていませんでしたが、突如として深刻な下痢症として猛威をふるいだし、2011年には年間50万人もの患者が発生し、うち約2万9000人が死亡しました。

  
   by Centers for Disease Control and Prevention

 そのクロストリジウム・ディフィシルのうち、致死性とされるRT027株とRT078株について、「なぜ突然脅威となったのか?」を調べたところ、意外なことがわかりました。

 抗生物質が効かない「スーパーバグ」がニュースとして報じられることも増え、研究者の中にはクロストリジウム・ディフィシルとスーパーバグの関連性を主張する人もいます。しかし、新たにNatureで発表された研究によると、クロストリジウム・ディフィシルの変化はバクテリアが新たな武器を手に入れたのでも抗生物質の力が弱くなったのでもなく、甘味料として使われるトレハロースにあると見られているとのこと。

  

  

 ベイラー医科大学のRobert Britton教授らによる研究チームは、まず最初にクロストリジウム・ディフィシルのうちRT027株とRT078株の遺伝子を解析。その結果、2つの菌株は低濃度のトレハロースを利用して増強されることを発見しました。なお、上記以外の菌株はトレハロースを利用しないと見られています。

 続いて、研究者らはマウスを使った実験を実施。マウスにRT027と、トレハロースを代謝できないよう遺伝子に変更を加えたRT027の2種類を感染させ、トレハロースを溶かした冷水を与えました。すると、通常のRT027はマウス全体の80%を殺してしまったのですが、一方でトレハロースを代謝できないRT027による死亡率は33%にとどまったとのこと。その後、遺伝子に変更を加えていないRT027に感染させたマウスにトレハロース水と普通の水を与えたところ、トレハロース水を与えたマウスの死亡率は比較グループの3倍に上ったそうです。なお、実験において、トレハロースはRT027の繁殖力を上げるというよりも、より多くの毒を生産させているように見えたとのこと。

  

 同様にRT078についても、トレハロースを代謝できるものと代謝できないものとで比較したところ、クロストリジウム・ディフィシルの感染をシミュレートするバイオリアクター内で低濃度のトレハロースを与えられた前者は、後者よりも強い繁殖力を見せたといいます。

 トレハロースは自然界の多くの動植物・微生物中で確認されているものですが、以前は製造コストが高いために食品産業ではあまり使用されませんでした。しかし、日本のバイオメーカーである林原がでん粉からの安価な大量生産方法を確立。クロストリジウム・ディフィシル腸炎患者が急増し始める2000年までにはアメリカ食品医薬品局の認可を取得し、その翌年にはヨーロッパでも食品への使用が認められたことから、甘味料として食品にしばしば用いられることになりました。

   

 これらの実験結果や過去のデータから、研究者らは、食品中にトレハロースが使われるようになることで、バクテリアがトレハロースを利用できるような形に変異し、トレハロース存在下でクロストリジウム・ディフィシルが猛威を振るうようになったのではないかと考えています。ただし、人間の体内でトレハロースがRT027やRT078に影響を及ぼすほどのレベルになっているかどうかなどは記事執筆時点で不明であり、さらなる研究が求められるところです。

  

  

 RT027のように抗生物質のきかないバクテリアはスーパーバグと呼ばれ、抗生物質の乱用が原因で耐性をつけたものと考えられていますが、今回の研究結果は抗生物質ではなく平凡な「甘味料」によって腸内環境が乱されていたという可能性を示唆しているのが大きな点。食品添加物は今や食品産業で多く使用されていますが、私たちが予想だにしない結果を導いている可能性があるわけです。

  

           ****************************************

 どうやら食品中にトレハロースが使われるようになることで、バクテリアがトレハロースを利用できるような形に変異し、クロストリジウム・ディフィシルが猛威を振るうようになったのは本当のようです。

 トレハロースに問題があると言うより、クロストリジウム・ディフィシルと言う細菌の進化形が原因と言うのは驚きですね!

  

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