眼を閉じて
手探りで 前へすすむ
おぼつかない想い
確かなものはなくて
ただ気持ちに従うだけのとき
それは 大きな秘密となる
胸に秘めた思いは
時間がたてば
時間の経過だけ 増幅されて
時として
制御の域を超えてしまう
思いつめた気持ちを
宥(なだ)めるすべは
楽曲に身をゆだねる
詩歌の世界に没頭する
よくあるのは
仕事に打ち込むことで
しばし心を静める
それは
あまりにも切なかろう
心を持つ人として生まれて
感情をゆたかにはぐくみ
湧きあがる想いに
溺れるときを
そのひと時を 過ごしたい
ミモザ
花言葉 秘密の恋