２０１７年６月２６日（月）
昨日の疲れが、どっと出てきました。
ぼ～っとしていたら、昨日、東京のダンスの競技会に行って来た友人から、
意気盛んな電話がきた。結果はともかく、競技のフロアの緊張感が
凄く良かったそうです。
パワフルだな～・・。
ウィステも元気をつけなくては・・・ということで、今月のエッセイサークルに
出したエッセイを・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「アミノ酸サプリメント」
両膝が痛くなり、整形外科に通うはめになった。趣味の社交ダンスのやり過ぎかもしれない……。
先生に、「ダンスは、お休みしなさい」と、言われたらどうしようと、怖れながら行ったが、特に言及は無く、
治療として、ヒアルロン酸注射を一週間に一回、計五回することになった。だが、ダンスをしながら
直そうという甘い考えのせいか、なかなか痛みが引かない。じりじりとしつつ、ひと月ほど経った頃、
タイに駐在しているジナンが、休暇で一時帰国してきた。久しぶりに息子とゆっくり話せると、私は、
「膝が痛いのよね……。太ったのが、悪かったかも。ダイエットで体重を減らさなくちゃダメかしら」
と、不安を漏らした。ジナンは、
「独り暮らしだからなあ、歩けなくなったら、大変だしなあ。体重を減らしても、膝を支える筋肉は
付けないと。膝を守ってくれるんだよ」
と、対策を考え、ジナンが使っているアミノ酸サプリメントを二瓶も、買ってきてくれた。
アミノ酸は、蛋白質を吸収しやすく細かくした物で、摂取すると、運動したばかりの筋肉に素早く届き、
筋肉を再生したり、増強したりしてくれるのだと、教えてくれ、
「これを飲んで、脚の筋肉をつけて、膝が痛まないようにしてね」
と、気遣ってくれた。その言葉の余韻を胸の中で転がしながら、ジナンの暮らしぶりを聞いた。
彼は、タイでは、健康づくりのために、自転車用ロードレース場で、スポーツ自転車を漕いでいる。
自転車で運動した後、このタブレットタイプのアミノ酸サプリメントを摂るおかげで、脚の筋肉が
びっくりするほど太くなったそうだ。外見は、相変わらず太目だが、脂肪が、ぐんぐん筋肉に
置き換わっていると言う。
うん、脂肪は要らない。
そういうことなら、これで、ダイエット兼筋肉増量の両立を目指そう。
運動前後に摂るのが良いそうだが、夜、寝る前でも良いそうで、その場合は、脚だけではなく、
全身の筋肉に作用すると言う。それなら、ダンス後に摂るのが難しかったら、夜に出来るし、
緩い感じのほうが、楽だろう。
日本の満開の桜を観た後、ジナンは、二泊三日居ただけで、慌ただしくタイへ戻って行った。
私は、その夜、一円玉ほどのタブレット型のアミノ酸サプリメントを齧ってみた。
レモン色のタブレットは、「酸」だからなのか、少し酸っぱい気がしたが、まずくもないし、美味しくもない。
私は、膝の痛みを直すために、しっかり摂ろうと、まず、一回分四個を食べてみた。
すると、胃がもったりと重くなってしまった。
いっそ、余計な物をつまめなくなって、ダイエットにも良いかもしれない……。
翌日、私が通う洋裁教室で、アミノ酸サプリメントを摂りだした話をしたら、先生から、
「サプリだけで栄養を賄うのは、ダメよ。ちゃんと食事で、栄養を摂らないと。青魚とか肉とか」
と、諭された。「アミノ酸で筋肉を」と、イージーモードになった気持ちを見透かされたようだ。
そして、栄養を摂ったうえで、餅米ナントカというお米に混ぜて炊く雑穀を勧められた。
それは、繊維質が多く、繊維が、余分な糖分をからめとって排出してくれるダイエットだそうで、
流行っているのか、他の人たちも知っていた。私は、早速、スーパーに、その餅米ナントカを買いに
行ったけれど、他の物を買って、忘れて帰って来てしまった。
ただ、私は、蛋白質とかアミノ酸のことをあまり知らないから、先生の言葉に、なんとなく
流されてしまう気もして、アミノ酸サプリについて、ネットで、調べてみた。
女性で、一日に必要な蛋白質量（＝ほぼアミノ酸という考え方で、説明されていた）は、だいたい五十グラム。
サプリのタブレット一つのアミノ酸量は、〇・五ｇ。一日の必要量の一％だ。
それを、一回四個Ｘ一日三回でも、一日十二個。六ｇ。
胃のもったり感を鑑みると、とてもそんなに摂りきれない。
使用量の表示は、きっと若い人向けの量だわ。
「夜、寝る前に一個」にしてみて、胃の重たさを感じ無くなったので、私の適量は、それくらいなのだろう。
大量のサプリを食事代わりにするなんて、まったく無理だ。
数字で示されると、ダイエットは、ダイエット、サプリは、サプリだと、納得でき、心が定まった。
本来の目的は、ダンスを快適に踊ること。だから、私は、ダンス向き体重、ダンス向き筋肉を求めて、
レモン色のサプリメントを、齧っている。遠くタイで、ジナンもきっと、暑い気候に負けない
身体づくりにこのサプリメントを摂っているのだろうと思いながら……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エッセイサークルでは、先生にあまり良い評はいただけなかったけれど、まあ、いいか・・。
アミノ酸サプリメントは、飲み続けているけれど、お腹の脂肪は、筋肉には、なっていません。（＾＾；）
今日のダンスサークルで、「お腹がぽっこり・・・」と、パンパン叩いていたら、
「もっとヒップを動かしなさい、動かしなさい」と、ご指導をいただきました。
ひ～、ひ～と、やっていたら、疲れの上に、新たな疲れが重なりましたよ・・・。（＾＾；）
昨日の疲れが、どっと出てきました。
ぼ～っとしていたら、昨日、東京のダンスの競技会に行って来た友人から、
意気盛んな電話がきた。結果はともかく、競技のフロアの緊張感が
凄く良かったそうです。
パワフルだな～・・。
ウィステも元気をつけなくては・・・ということで、今月のエッセイサークルに
出したエッセイを・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「アミノ酸サプリメント」
両膝が痛くなり、整形外科に通うはめになった。趣味の社交ダンスのやり過ぎかもしれない……。
先生に、「ダンスは、お休みしなさい」と、言われたらどうしようと、怖れながら行ったが、特に言及は無く、
治療として、ヒアルロン酸注射を一週間に一回、計五回することになった。だが、ダンスをしながら
直そうという甘い考えのせいか、なかなか痛みが引かない。じりじりとしつつ、ひと月ほど経った頃、
タイに駐在しているジナンが、休暇で一時帰国してきた。久しぶりに息子とゆっくり話せると、私は、
「膝が痛いのよね……。太ったのが、悪かったかも。ダイエットで体重を減らさなくちゃダメかしら」
と、不安を漏らした。ジナンは、
「独り暮らしだからなあ、歩けなくなったら、大変だしなあ。体重を減らしても、膝を支える筋肉は
付けないと。膝を守ってくれるんだよ」
と、対策を考え、ジナンが使っているアミノ酸サプリメントを二瓶も、買ってきてくれた。
アミノ酸は、蛋白質を吸収しやすく細かくした物で、摂取すると、運動したばかりの筋肉に素早く届き、
筋肉を再生したり、増強したりしてくれるのだと、教えてくれ、
「これを飲んで、脚の筋肉をつけて、膝が痛まないようにしてね」
と、気遣ってくれた。その言葉の余韻を胸の中で転がしながら、ジナンの暮らしぶりを聞いた。
彼は、タイでは、健康づくりのために、自転車用ロードレース場で、スポーツ自転車を漕いでいる。
自転車で運動した後、このタブレットタイプのアミノ酸サプリメントを摂るおかげで、脚の筋肉が
びっくりするほど太くなったそうだ。外見は、相変わらず太目だが、脂肪が、ぐんぐん筋肉に
置き換わっていると言う。
うん、脂肪は要らない。
そういうことなら、これで、ダイエット兼筋肉増量の両立を目指そう。
運動前後に摂るのが良いそうだが、夜、寝る前でも良いそうで、その場合は、脚だけではなく、
全身の筋肉に作用すると言う。それなら、ダンス後に摂るのが難しかったら、夜に出来るし、
緩い感じのほうが、楽だろう。
日本の満開の桜を観た後、ジナンは、二泊三日居ただけで、慌ただしくタイへ戻って行った。
私は、その夜、一円玉ほどのタブレット型のアミノ酸サプリメントを齧ってみた。
レモン色のタブレットは、「酸」だからなのか、少し酸っぱい気がしたが、まずくもないし、美味しくもない。
私は、膝の痛みを直すために、しっかり摂ろうと、まず、一回分四個を食べてみた。
すると、胃がもったりと重くなってしまった。
いっそ、余計な物をつまめなくなって、ダイエットにも良いかもしれない……。
翌日、私が通う洋裁教室で、アミノ酸サプリメントを摂りだした話をしたら、先生から、
「サプリだけで栄養を賄うのは、ダメよ。ちゃんと食事で、栄養を摂らないと。青魚とか肉とか」
と、諭された。「アミノ酸で筋肉を」と、イージーモードになった気持ちを見透かされたようだ。
そして、栄養を摂ったうえで、餅米ナントカというお米に混ぜて炊く雑穀を勧められた。
それは、繊維質が多く、繊維が、余分な糖分をからめとって排出してくれるダイエットだそうで、
流行っているのか、他の人たちも知っていた。私は、早速、スーパーに、その餅米ナントカを買いに
行ったけれど、他の物を買って、忘れて帰って来てしまった。
ただ、私は、蛋白質とかアミノ酸のことをあまり知らないから、先生の言葉に、なんとなく
流されてしまう気もして、アミノ酸サプリについて、ネットで、調べてみた。
女性で、一日に必要な蛋白質量（＝ほぼアミノ酸という考え方で、説明されていた）は、だいたい五十グラム。
サプリのタブレット一つのアミノ酸量は、〇・五ｇ。一日の必要量の一％だ。
それを、一回四個Ｘ一日三回でも、一日十二個。六ｇ。
胃のもったり感を鑑みると、とてもそんなに摂りきれない。
使用量の表示は、きっと若い人向けの量だわ。
「夜、寝る前に一個」にしてみて、胃の重たさを感じ無くなったので、私の適量は、それくらいなのだろう。
大量のサプリを食事代わりにするなんて、まったく無理だ。
数字で示されると、ダイエットは、ダイエット、サプリは、サプリだと、納得でき、心が定まった。
本来の目的は、ダンスを快適に踊ること。だから、私は、ダンス向き体重、ダンス向き筋肉を求めて、
レモン色のサプリメントを、齧っている。遠くタイで、ジナンもきっと、暑い気候に負けない
身体づくりにこのサプリメントを摂っているのだろうと思いながら……。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エッセイサークルでは、先生にあまり良い評はいただけなかったけれど、まあ、いいか・・。
アミノ酸サプリメントは、飲み続けているけれど、お腹の脂肪は、筋肉には、なっていません。（＾＾；）
今日のダンスサークルで、「お腹がぽっこり・・・」と、パンパン叩いていたら、
「もっとヒップを動かしなさい、動かしなさい」と、ご指導をいただきました。
ひ～、ひ～と、やっていたら、疲れの上に、新たな疲れが重なりましたよ・・・。（＾＾；）
