NPO法人新潟ワイルドライフリサーチ (Wiron)

新潟で生じている野生鳥獣の問題を解決し、野生動物と人間が共存できる社会を目指して活動します。

南魚沼における集落で取り組むサル、クマ被害対策 研修会御案内

2012-06-28 20:36:50 | イベント・研修開催案内
主催:新潟県南魚沼地域振興局、南魚沼市
企画:新潟ワイルドライフリサーチ


「平成24年度サル、クマ等と共存できる地域づくりモデル事業」の一環で

集落で取り組むサル、クマ被害対策 研修会

を実施します。

南魚沼市は豊かな森林とその水の恵みで日本一のコシヒカリを生産する地域ですが、一方で、野生鳥獣による農業被害という深刻な問題を抱えています。新潟県における農業被害額がNo.1のサル、そして、ブナ等の堅果類が凶作になると大量出没するクマ。どちらも日本の在来種であるため、彼らと共存しながらも、そこで生活する住民の安全を守り、農業被害をなくさなくてはなりません。近年、中山間地の過疎、高齢化が進み、野生動物の対策を実施する労働力の確保が困難となっています。また、猟友会の会員数の減少、高齢化もあり、捕獲だけで被害を減少させることは不可能です。荒廃する里山を目の前に、今後、野生動物とどのように共存していくべきか、専門家による講演とサルによる農業被害を減らすことに集落で取り組んでいる船ヶ沢新田地区の事例を交えながら、みなさんでこの問題について考えてみたいと思っています。多くの皆様の御参加を心よりお待ち申し上げております。


日時  平成24年7月16日(月) 祝日

場所  八海山麓サイクリングターミナル
 (http://www.yo.rim.or.jp/~sanroku/)
〒949-7235 新潟県南魚沼市荒金70
TEL025-779-3230


日程  

12:30~ 受付開始

13:00~ 開会挨拶

13:10~14:10

長野県北信地方におけるツキノワグマの保護管理と被害防除の現状
 
後藤 光章  (ワイルドライフサービス代表)

14:15~15:15

集落で取り組むサルの被害対策

山本 麻希  (新潟ワイルドライフリサーチ会長)

15:15~15:30 質疑応答

15:30~15:40 休憩

15:40~16:10

船ヶ沢新田におけるサル対策の取り組み

高橋 富美男  (船ヶ沢新田自然融和会代表)

16:10~17:00

   総合討議「南魚沼市における効果的な野生鳥獣対策に向けて」

*この後、BBQ形式の交流会を行います。宿泊希望者は、宿泊も可能です。

参加申込みにつきましては、県のHP(http://www.pref.niigata.lg.jp/minamiuonuma_kenkou/1340658046392.html)
より申込み票をダウンロードの上、山本までお申し込み下さい。

Fax 0258-47-9401 もしくは、まで。


ブナ豊凶調査の御案内

2012-06-26 21:22:38 | イベント・研修開催案内
豊凶調査案内

Wiron会員向けのイベントの御案内です。

国際自然環境アウトドア専門学校(i-nac)と合同の堅果類の豊凶調査を行います。

興味のある方はぜひ参加してください。

○日時:平成24年7月5日(木)大厳寺高原にて午前10時~午後3時頃までを予定

○場所:十日町市 大厳寺高原(十日町市松之山天水越)

○集合場所:大厳寺高原キャンプ場管理棟前の駐車場

* 注:この冬の豪雪で通行止めの道路が多く、大厳寺高原へアクセスできる道路が1本しかありません(十日町市役所情報)。県道403号線方面から県道243 号線に入り、県道405号線経由で大厳寺高原へ起こしください。最もポピュラーな松之山温泉方面からの道路は現在通行止めです。

○持ち物:昼食+副食、飲み物、筆記用具、双眼鏡(ない場合はi-nac長野までご連絡ください)、雨具

調査用紙、ガバン、(ない方の双眼鏡)はこちらで用意します。

少し開けた遊歩道を歩きながら調査します。
雨天でも傘をさして双眼鏡を使って調査できますので、雨天決行です。

参加を希望される方は、長野まで(その際、双眼鏡の有無を)直接お知らせください。

長野康之

TEL:0255-82-4450 FAX:0255-82-4428
E-mail: nagano.yasuyuki'アットマーク'nsg.gr.jp



いよいよ今週末イノシシシンポジウムです!

2012-06-25 15:57:58 | イベント・研修開催案内

いよいよ、今週末に迫ったイノシシシンポジウム!
今日が参加申込み〆切です。

6月30日午前講義と7月1日のシンポジウム、まだまだ余裕があります。
木曜日くらいまではメールで参加申込み受け付けますので
興味のおありになる方はご連絡をお待ちしております。

なお、30日午後捕獲研修は定員まであと5名、
   1日午後解体実習はまだ定員まで20名余裕があります。

こちらも水曜日くらいまでは受け付けますので、ご応募お待ちしております。

懇親会に参加を希望されている方にご連絡です。

上越の柿崎コミニティーセンターから
明治庵さんまではバスで送迎があります。

http://www.j-meijian.com/

事前アナウンスは4000円程度でしたが、
会費は5000円となりました。

明治庵さんは潟町駅から歩いてすぐです。


上越イノシシシンポジウム開催

2012-06-15 22:12:42 | イベント・研修開催案内

いよいよ新潟初開催!
上越イノシシシンポジウムの開催が決まりました!
多くの皆様の御参加を心よりお待ちしております。



上越イノシシシンポジウム


1970年代、新潟県にはイノシシは生息していませんでしたが、その後、再移入し、H17年以降その個体数や農業被害が急増しています。イノシシは、繁殖力が高く、水稲に深刻な被害をもたらすことから、新潟県の農業を代表するコシヒカリの栽培には最も恐ろしい動物と考えられています。イノシシの農業被害対策には、電気柵などで作物を防除することに加え、捕獲によって個体数を適正な数に管理することも重要な意味を持ちます。そこで、イノシシの被害対策の先進地である佐賀県でイノシシの捕獲器具を販売し、効果的な捕獲方法やイノシシの被害対策の指導について豊富な御経験をお持ちの(株)三生(http://www.sanseikouki.co.jp/)の代表取締役である和田三生様を講師としてお招きし、イノシシの被害対策に関する講義、イノシシの効果的な捕獲方法についての研修、解体実習を行って頂くとともに、昨年から、新潟ワイルドライフリサーチで進めてきた上越市柿崎区におけるイノシシの調査結果について報告し、参加者と今後の新潟県におけるイノシシ被害対策のありかたについてディスカッションを行う場を設けたいと考えております。新潟県で初めて開催される本格的なイノシシ対策のためのシンポジウムです。是非、多くの皆様の御参加を心よりお待ちしております。

日時  平成24年6月30日(土)~7月1日(日)

場所

1日目 午前 柿崎コミュニティープラザ 午後 柿崎区イノシシ生息地
2日目 午前 柿崎コミュニティープラザ 午後 妙高山麓都市農村交流施設

主催:新潟ワイルドライフリサーチ 共催:上越市

日程
              
6月30日午前:講演
イノシシの被害対策・捕獲技術についての講義

6月30日午後:実地研修
イノシシの捕獲技術研修

7月1日午前:シンポジウム
新潟県のイノシシ被害の現状と被害対策の取り組み・ディスカッション

2日目午後:実習
イノシシ解体実習

参加費

1日目 午前 講演会 無料 午後 捕獲技術研修 1500円 交流会 会費4000円程度
2日目 午前 シンポジウム 無料 午後 解体実習 1500円

なお、ワイロン正会員の方は参加費は無料となります。
1日目、2日目とも午前のみ、午後のみの参加が可能です。
また、午後の現地会場や妙高市の施設へは柿崎コミュニティーセンターより
バスで送迎致します。


参加希望者は下記連絡先までご連絡下さい。
参加申請書と詳細な参加案内をお送りします。


参加申込み〆切は6月25日です。
捕獲技術研修と解体実習の参加者は40名までとさせていただきます。

参加人数に達し次第、申し込みを締め切らせて頂くことがありますので、
ご了承下さい。


お問い合わせ先
新潟ワイルドライフリサーチ

会長 山本麻希 
電話0258-47-9442 fax0258-47-9401
e-mail: umiushi"あっとまーく"vos.nagaokaut.ac.jp


*なお、このシンポジウムは、こしじ水と緑の会朝日酒造自然保護助成基金と
新潟県勤労者福祉厚生財団助成事業の助成を受けて実施されます。