花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

中華的謎解開了

2013年09月03日 | 中華電視劇
先日観終わった 《 王の後宮 》 ですが...

普通話に日本語字幕で観てたので、聴いていていくつか気になる言葉が出てきました

でも...いわゆる “時代劇言葉” なので、電子辞書にも載ってないし...

耳で聴いた発音しかわからないので、調べるのもなかなか難しいし...
と思ってた矢先 汪直さまの画像を探していて、先日偶然にも判明しました~ (笑)


ひとつは、身分が上の人(陛下や皇太后)とかに叱責されて...

「自分のバカバカバカ~」 みたいに、両手で自分の頬を叩いて謝るヤツ

汪直さまも皇太后に 「たわけ」 と怒鳴られた時にこれをやってたんですが...



タムさま...熱演のあまり自分で強く叩きすぎて(笑)ほっぺが赤くなっててカワイイ ちょっと涙目だし(笑)



ハッ...イケナイイケナイ...タムさまの事になるとつい...

この時に言っていた言葉が判明しました



「奴才该打 奴才该打」(nucaigaida) だったのかぁ~なるほど (漢字で見ると納得)

(※ 「奴才」=皇帝陛下に対して宦官が言う 「それがし」 的な自称)


そして、もうひとつ...誰かがやって来てお目通りを願ってる時の 「チュアン」(chuan) も...



「传」(chuan) だと判明しました  あぁスッキリ~ 汪直さま~ありがとう~(笑)


そう言えば...8月だけアニバーサリー・サービスで無料で観れた 『 チャンネル銀河 』 ですが...

終わり頃に 《 大漢風 》 が始まったので、思わず観てしまって (DVD持ってるんスけどね)

久しぶりに観た、ちょっと若きフーさまの(着膨れして)熊のようなお姿(ゴメンナサイゴメンナサイ)を見て

すっげ~...司馬遼太郎の書いた項羽さま ↓ って...

項羽の軀幹というのは、かつて呉中(蘇州)にいたころ、馬が立ちあがって歩いているほどに大きく
かつ肥ってひとびとに異様の感じをもたせたが
戦闘をかさねるにつれ、大小の筋肉が薄いはがねのように硬くしなやかになり、
馬上のわずかな身ごなしにも、金属が鳴るような律動をひとびとに感じさせるようになった

(司馬遼太郎 『 項羽と劉邦 』 より抜粋...)



まさにフーさま@項羽さまにピッタリだよな~なんて思ったりしてたんですが...

あ...話が脱線しました(笑)

この 《 大漢風 》 では、アホの胡亥のことを 「陛下」(bi xia) って呼んでるんだけど...



そういえば 《 王の後宮 》 では、憲宗のことを 「皇上」(huan shang) って呼んでたな~

「陛下」 と 「皇上」 ってどっちも皇帝陛下の尊称だけど...どう違うんだろう...

なんて事が気になり出してしまった今日この頃...(笑)

中華古装劇の世界は奥深いですワ...
コメント (7)
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