昨日、８２歳の男性が受診されました。歩行困難があり、前立腺の病気でしたが・・・・院内の移動がおぼつかない・・・・頸椎ヘルニアと腰部脊柱管狭窄があるらしい・・・・診察台に乗るにも一苦労でした。
で、診察が終わって、見送ると・・・・なんと、病院の行き帰りは自家用車でした・・・・
なんで、運転免許がもらえるの・・・・返上すべきでしょう・・・・恐くなりました。
この前の日曜に初めて訪問した、「まんごや」に持ち込んだワインです。
タイ料理・・・初めて口にしました。・・・辛いのが苦手なので、食べやすい料理をチョイスしてもらいました。・・・美味かったですね！(安い）
その後、なおなお先生、Ｈ先生、Ｏ損先生がいるＫ洋に乱入。
大吟醸と純米大吟醸の飲み比べを楽しみました。・・・・先の３人の先生から、いろんなワイン・日本酒をブラインドでいただいて・・・ヘロヘロの夜になりました。
Ｕチューブで削除されていた、児玉先生の内容がここで見れます。
福島第一原発事故 「福島第一原発事故でまき散らされた放射線の総量は広島原爆の29.6個分、ウランにして20個分」「原爆の放射線は1年で1/1000に減少するが原発の放射線は1年で わずか1/10にしかならない」「国会が国民の放射性物質汚染による被害を放置」内部被曝の専門家である児玉龍彦東京大学アイソトープ総合センター長 専門家が怒りの告発@7/27 衆議院厚生労働委員会
http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo&feature=related
涙が出ます。・・・
あまりにヒドすぎるので、居ても立ってもおられず、僭越ながら今回は轍のマッチポンプです（笑）。
●＜円高で「庶民の懐」はどうなるか？＞
http://takedanet.com/2011/08/post_5ef7.html
＞国の力が上がってくると、その国の通貨が重んじられるので、高くなります。
＞日本が1ドルあたり360円の時代（やや固定的だったが）から、現在のように80円になったのは、日本の力が4倍ちかくになったに他なりません。・・・
＞・・・円高は庶民にとっては良い方向である。
★経済情勢を語るのに為替相場だけで済むのであればこんな感じでしょうが・・・現実の経済はそう単純ではありません！
円高傾向は脳天気に良いことばかりだと庶民をアジったところで、実は庶民こそが武田さんの言説のチープさと空しさを実感しているもしくはすることでしょう。
武田さんにはこんなことを問いたい！
「我が国の労働者の平均年収をご存知ですか？」
「我が国の労働者の平均年収のここ20年間の推移をご認識ですか？」
「我が国の労働者の内で年収が200万円以下のものが何割いるのかご存知ですか？」
「そもそも武田さんの想定する庶民とはどれくらいの年収の方を想定しているのですか？」
と！
率直に申し上げて、ド素人の生兵法（笑）。
「生兵法は大怪我の基」と申しますが、それを地で行くのが武田さまです。
もう誰か止めてあげてぇ～～～!!!!!!!!!（笑）
おそらく武田さんに、「経済のグローバル化」とか「マネーサプライ」とか「デフレ」とかいったキーワードを突きつけても何のことやらさっぱりお分かりにはならないでしょうね。
なにやら四の五のウゴウゴおっしゃるでしょうが、それ以上でも以下でもない。
本質も現象も実は全くお分かりになっていないのでしょう。
素人相手、特にTVの前のお茶の間相手であれば至って適当でよいのでしょうが、ネットですと、偶々その筋のオーソリティーやエキスパートが覗き見することもありますのでねぇ～～～・・・そのことだけで武田さんの信用問題に発展すると思うのですが・・・裏を返せば、こういうネットでのハイリスクに見合うリターンが、マスコミから武田さんにもたらされている証であると思う次第です。
ネットの一部の住人が忌み嫌う御用学者とやらとマスコミに媚び諂う武田さんとの間に本質的な違いは全くないでしょう（キリッ!!!）。
さぁ～てと、閑話休題・・・
なぜ「円高」なのでしょうか？
そもそも為替相場の変動要因とはいかなるものなのでしょうか？・・・実は明確な答えはありません。
最も正確な答えは・・・複合的な要因とでもいうより他ない（笑）。
ありませんから、相場の結果に対してその原因を考察することはすべて「後知恵」になるのです。
そうでありますから、武田さんのおっしゃるところの、我が国の「国力」の上昇が円高ドル安の要因、というのも所詮後知恵にすぎません。
すぎませんが、その「後知恵」が的を射たものなのかどうかを検証することは可能です。
そこで、まずは円高傾向が如実に顕在し始めた95年以降の経済情勢を拙論申し上げます。
95年以降90年代：？→円高→デフレ（物価が持続的に下落する現象。裏を返せば、モノに対して貨幣価値が上昇し続けること。）【円高に基づくデフレ】
＜R（理由）＞名目為替レートと実質実効為替レートの動きが一致→物価上昇率の差の影響がない。
円の名目為替レートは購買力平価（円とドルとのモノの購買力を表す比率）に比して2倍となり、デフレ圧力になった。
90年代に入って、なぜか円は購買力平価の2倍という過大評価となり、これが我が国の企業のコストを一気に国際水準の2倍に押し上げた。
我が国の労働者の賃金も2倍となったために、企業は雇用削減、正社員から非正規雇用へのシフト、生産の海外移転など劇的なコスト引き下げを迫られた。
その結果、一生産性当たりの人件費が大きく低下し、辛うじて企業は国際競争力を維持することができた。
しかしながら、我が国の労働者の賃金がその犠牲となり、長期にわたって低下し続け、消費を冷え込ませて我が国にデフレをもたらした。
上記「？」ですが・・・なぜ95年以降の90年代に円高傾向になったのかは・・・講学上諸所諸々言われていますが・・・よく分かりません（笑）。
クリントン政権下における「円高政策」が要因（その後、我が国には「円高不況」がもたらされたと評する向きあり。）だといわれておりますが・・・少なくとも、偏に我が国の国力が強くなったから、ではないことは確かであります。
00年代（総じて）：経済のグローバル化に伴い新興国の工業化が進むことで供給過剰となり、我が国の得意とした工業製品の価格が下落し続ける。→デフレ→円高【デフレに基づく（名目的な）円高（しかし、物価上昇率を加味した「実質」実効為替レートから見れば円高ではない）】＜R＞名目は円高傾向（95年の水準と同じ程度）、実質は05年水準に戻った程度で95年水準よりも約30％円安
→米国の物価上昇率がこの15年間で約40％上昇したのに対し、我が国はほぼゼロ。
「デフレに基づく円高」は企業の国際競争力に影響しません。
1ドルが100円から80円になったところで、100万円のモノが80万円になれば輸出価格は1万ドルと変化がありませんから。
また、「デフレに基づく円高」の下では、必ずしも良いことばかりではありません。
デフレに基づく労働者の賃金低下で円高効果が希薄化し、消費も低迷するのですから。
03～06年：我が国の通過供給量の増加→名目上の比較的円安
＜R＞ドルのマネーサプライは変化せず円のそれが増えたのだから相対的に円の価値が希薄化
→一時的な「円安バブル」に酔い痴れる・・・。
09年以降：米国の金融量的緩和に基づく通貨供給量（マネーサプライ）の増加→名目上の比較的超円高
＜R＞円のマネーサプライは変化せずドルのそれが増えたのだから相対的にドルの価値が希薄化
→元より円高傾向に拍車をかけている現状・・・。
・・・このように、1995年以降の円高傾向の要因はまさに複合的なのであり、また、デフレが常態化した日本においては、武田さんがご指摘されたような「円高」がもたらす正の効果が希薄化したりするのですから、一概に庶民にとって「円高」が良い方向とはいえないのであります。
というわけで、以上の検証によると、武田さんの言説は、あまりにアバウトで、しかも為替相場に絞って庶民の暮らしを占うという偏狭的なものなので、全く参考にはならない代物だと不肖轍は断言いたします！
★それに比べて、児玉さんの立ち位置は実にお見事！
その大きな声と情動的な言動の評価はともかく・・・甚く混迷した原発放射線問題の前では、多種多様な検証可能な科学的根拠に基づくご主張とご提言こそが必要なのだと思います。
その上、お立場上の実践が伴っておられる・・自ずと頭が下がります。orz
もっとも・・・理念が先奔るあまりに現行法制度を無視しておられる現状は、全くいただけません！
我が国は曲がりなりにも「法治国家」であります。
法律の範囲内で、代替しうる他の効果的な方法を模索することはできたはずです。
お気持ちは分かりますが、彼がご自身のご活動を市民社会ひいては民主主義社会の根幹を揺るがしかねない危険な御所為だということを一日でも早くお気づきになられることを切に願っている次第です。。。ってこの国の首相からして超法規的なこと乱発してますので、どうにもこうにも。。。示しがつかないですな（怒）！
失礼致しました。
そうなんです、児玉先生の法律無視（違反）が少し、気になっていました。・・・
これから、円はどうなるのでしょうか？？
誰にも予測はできないけど・・・資産運用、気になります。いつかは円安になるだろうとは思いますが・・・