団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

初心表明演説

2016-10-01 06:32:58 | 社会

初心表明演説

2016年10月1日(土)

 実に、上手い演説でした。私ゃ、唸りながら聴き、そう思いました。小池百合子東京都知事の所信表明演説です。

①語り口調が、都議に対してというより、TVを通して都民に語りかけているようで、訴える力がありました。比較対象として、まずい添要一前東京都知事の演説を思い起こしますが、原稿を棒読みしているようで、訴える力を感じませんでした。

 

②冒頭に豊洲問題を挙げました。一般的には、まず総論からそして各論ということになると思いますが、一般論より各論しかも関心の高い問題を提起すると、聴こうと思います。聴衆を引き付ける力を感じました。

 

③最後は、後藤新平の「見返りをもとめない」という言葉で、〆ましたが、これ、都議会利権勢力に対する強い牽制の発言と思いました。「冒頭解散」という無理筋よりか、よほどか効果があると思います。小池氏は、「冒頭解散」を反省したものと思います。つまり、進化ですね。

 

④個人的には、演説の内容とは全く関係がないのですが、英語の発音が良いのにsenseを感じました。もっとも、「東京」と「TOKYO」(tokyo)の違いは、私ゃ、分かりません。(^_^;) 

 

 築地の関係事業者は、損害を被っています。その損害補償に関して、具体的に発言する必要があると思います。

 この方、ご自身の立場がお分かりになっていないようです。「職員が都議会となれあい」という趣旨のことを言っていますが、職員は知事の指示命令によって動く訳ですから、知事としては、職員へは「議会となれ合ってはいけない、と指示します。」という趣旨でなければなりません。

 

 歴代3知事の所信表明における対議会に関する部分です。これを見ると、3人共間違ったことを言っている訳ではありません、というかもっともなことを言っています。ただ、知事と議会がなれ合っているという状況の基では、問題発言ではあります。

 私ゃ、穿ち過ぎかも知れませんが、築地移転は、白紙撤回もあり得るという思いもあるのではないかと推察しました。

 都職員の反応です。「淡々と対応するだけ」、「テレビを見ていたが話題にならなかった」ということです。これが都職員の大勢であれば、大変なこっちゃ。職員は知事の手足として働かなくてはいけない訳ですから、「知事の意向に従って働きます。」と何故言えないのか?それが言えないような職員は去ってもらった方が良いです。

 

 「巨大は肥満都市東京」。こういう認識があるのなら、「東京大改革」の最重要課題として、「東京解体」と何故言わないのか?小池氏は知事として主導力を発揮していると思いますが、この巨大組織では限界があります。区市町村へ、事務・財源・人材を移す必要があります。

 

 知事経験者が小池氏の所信表明演説に対して論評しています。右は前鳥取県知事の片山善博氏です。小池氏は、片山氏を副知事として迎えることができれば、大きな力になると思います。三顧の礼を尽くすべきでしょう。都議会も反対することはできないと思います。

 片山氏は、小池氏に対して、自らが根回しを止めた経験を話したことがあると言っていました。小池氏は参考にしたものと思います。

 

 「所信表明演説の初心忘るべからず」。これ、私が小池氏に言っているのではありません。いくら私が厚かましい人間といっても、知事に対してそんな失礼なことは言いません。諺が知事に言っているのです。

 

 

 

 

 

 

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