パフィンの生態

映画と美術好きなパフィンの感想を記録。香港映画が一番好き!

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フラガール

2006年09月24日 23時50分16秒 | 日本映画
李相日監督、脚本、2006年日本。
常磐ハワイアンセンターが誕生するまでを描いた映画。
あきらめない姿、お互いを支えあう姿、理解し、和解する姿に感動!

生活のために、自分のために、初めてフラダンスに挑戦する少女たち
(蒼井優、徳永えり、山崎静代など)
しがらみを抱え、嫌々ダンス教師を引き受けたプロダンサー(松雪泰子)

ダンスを習い始めた娘を家から追い出し、先生を”あばずれ”呼ばわりする母
(富司純子)
炭鉱に固執していたが、妹の決意を知り、先生に頭を下げるお兄ちゃん
(豊川悦司)

炭鉱の町の危機に、温泉施設としてハワイアンセンターを作り、
目玉のフラダンスを町の少女、主婦たちに踊らせようという計画!
素人がダンサーになれるのか?


茨城の北部と福島の南(いわき市)でロケ=地味です。
3代に渡って炭鉱で働いていた家族を中心に、閉山に揺れる人々の逸話を
丁寧に、でもテンポよく描いている。
こんなに地味な映画なのに感動するのは何故か?それは本物だから!?
炭鉱を諦め、未来を自分で切り開かなくてはならない人々の姿が胸を打つ!

そして、3人の女優のダンスと演技の力も大きい。
捨てばちなダンサーが少女たちの情熱に動かされて変っていく様子、
反抗期の少女がプロのダンサーをめざして成長する姿、
頑固な母が娘の真剣なダンスを見て、密かに応援する姿・・
3人とも素晴らしく、本気を感じた。これが映画よ!という主張。
特に一人踊る蒼井優ちゃんのダンス、お上手☆☆

顔中すすをつけて、事故が頻発する炭鉱で働く男たちの姿。
前半は笑いが多いが、後半、涙が出たのは、リストラされた男たちと家族が
懸命に前に進もうとする姿が心の琴線にふれたから・・。
一人一人にドラマがあり、ラストの笑顔に素直に感動できた

個人的に、松雪泰子が好きなので、彼女をスクリーンで見られて
嬉しかった。年を重ねて、味のある女優になっている
岸部一徳を始め、他の出演者も適役だった!好き
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18 コメント

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地味 (chikat)
2006-09-25 00:18:16
ご無沙汰してました。

この作品題名とか題材からして地味ですよね。

私、子供の頃にいったことがあるのか無いのかもわからないけど(サマーランドは行った記憶アリ)小さい頃から行きたいなーってずっと思っていた場所。

日本にもハワイがあるんだって!

今年の夏、信用金庫の営業のお兄さんが家族で行こうと思ったら予約とれなかったって行言っていました。

家族連れにはやっぱり安心できていいところなのかもね。

こんばんは (ノラネコ)
2006-09-25 01:28:35
いや良い映画でした。

松雪泰子って、ドラマの人っていう印象が強くて、映画では殆んど印象に残ってなかったですが、これは名演。

監督との約束どおり、代表作になったんじゃないでしょうか。
おはよーございます (にゃんこ)
2006-09-25 07:27:19
地味なのに、この感動(笑)

ダンスに炭鉱の町・・・結構好きなキーワードが多くて

でも、なんか最近ダンス系すっきりしないものもあったので

どうなんだろう?って思ってたけど・・・大当たりでした。

松雪泰子ってなんとなく白鳥麗子のイメージ強かったんだけど(笑)

去年、舞台を観て、今年はこの映画・・・

なんか素敵な女優さんになってきましたねぇ

ダンスシーンも凄かったし^o^

良かったぁ☆ (きらら)
2006-09-25 11:13:27
パフィンさん♪



ほんっと面白くて感動できる映画でしたね

ハワイアンセンター行きたいな

フラダンス習いたいな



蒼井優ちゃんかわいかったです☆

いつもワーナー行くからイオンカードのCMでは見ていたけど、映画では実は初めて彼女見ました!ダンスすばらしかった!

松雪さんもすごかったですー!彼女は見ているだけでも楽しかった

実力☆ (パフィン)
2006-09-26 21:05:14
>chikatさま、



ハワイ好きなchikatさま

友達がテレビで宣伝やっていたと言うのですが覚えておりません

最近、垢抜けた雰囲気になったようで、

家族ずれに人気が高いようですね!!



タイトルも物語も地味なのに、まっとうな映画の力を感じて、爽快でした



>ノラネコさま、



大絶賛のブログ感想、共感しました!

脚本や演出が直球勝負で、それが題材と

あっていましたね



松雪泰子は10年ほど前から好きで、

ドラマ「砂の器」での名演を観て、なぜ

映画に出演しないのかな〜と思いました。



監督が口説いたのですね!彼女もきっちりと

期待に応えてくれました
松雪泰子 (パフィン)
2006-09-26 21:33:58
>にゃんこさま、



ダンスと炭鉱の町・・「リトルダンサー」での父親のスト破りシーンを連想する部分があり、ヤラレテしまいました〜



最近のダンス系の映画は「ロング・バケーション」を製作した超お金持ちが監督。仕事で失敗しても優雅に生きていける人には本物の苦労話は作れない・・ぼそっ。やっぱり監督の力量の差を見せつけられました



あ、白鳥麗子〜好きでした!

可笑しみも今回の役に活きてました!



>きららさま、



蒼井優ちゃんのダンスが迫力あったから、

映画の感動を増してくれました



松雪泰子の洋服がレトロ可愛くて、地味な

前半のスパイスになっていたのも印象に

残りました。

ヘアメイクもね〜



フラダンス、つい腰を回している最近

簡単そうだけど、優ちゃん汗びっしょりでしたね〜、ダイエットにいいかも
今晩は! (mezzotint)
2006-09-27 23:19:49
TB・コメント有難うございました

松雪さんもいいけど、やはり蒼井優さんの演技力に脱帽きっといい女優さんになる人だと思います方言も上手かった松雪さんのファッションもお洒落いいですよね
スパハワイアンズ☆ (パフィン)
2006-09-28 23:22:45
>mezzotintさま、



新しくなったスパを見せていただきましたが、

お台場+ポリネシアンダンスを楽しめるんですね!

ヴィーナスフォート風な施設と温泉



蒼井優さん、ホントに真摯な態度に好感がもてます。

応援したい女優さんです!

方言も人々の実直さを演出するのに欠かせませんでした〜。東日本が舞台の映画もっと観たい
エンターテイメント (kazupon)
2006-10-03 21:00:00
パフィンさん、こういう楽しいエンターテイメント

映画って日本は意外と少ない気がします。

これは笑い、涙、そして音楽と日本らしい人情も

ある映画だなぁと思いました。

自分の所はちょっとツッコミレビューになって

ますが

(どうしても好きな映画とかぶりすぎて

書かずにはおれなかったもんで・・。;;)

TBさせていただきます。
ドラマ☆ (パフィン)
2006-10-03 22:53:52
>kazuponさま、



立て続けにご覧になってますね(笑)

この映画に感動した理由は、実話を上手く脚色して

いる点と笑わせ方が”さりげない”ドラマだから。

アザトサのない映画だと感じます



kazuponさんがお好きな映画と似ているって何かしら?

リトルダンサーに似てる!と思いましたが・・

興味深々です
TB有り難うございます♪ (アキラ)
2006-10-06 21:23:05
早速のTBを有り難うございました(^-^)

日本人の温かさや、純真さが伝わってくる素敵な映画でしたね〜♪

最近は「ALWAYS」といい、昭和の古き良き時代の映画が好まれるようになったような気がします。

あの頃は鍵なんてかけなくても、安心して外出出来た時代なんですよね。

私なんかは昭和38年生まれなので、時々昔のあの優しい時代の気持ちはどこに行ってしまったのかなぁ…と思う時があります。

ちょっと「シャル・ウィ・ダンス」に似ているなぁ…と思ったりしました(*^-^*)
時代の変化☆ (パフィン)
2006-10-07 21:37:53
>アキラさま、



コメントありがとうございました♪

ブログの感想を拝読し、豊川悦司の幅が広がったとの

ご指摘、同感です、

実直で優しい男(兄)



昭和、特にばぶる前の日本には、優しく純粋な人が

大勢いたと感じます。鍵はかけていましたが、隣の

おばさんとおはぎを作った思い出が



この映画の素晴らしさは、なつかしさと同時に、時代の荒波を乗り切ろうとしている人たちを描いた点にあると思います。感動しました
骨太な映画 (sabunori)
2006-10-08 08:08:40
パフィンさん、こんにちは。

予告を観る前は「ただのアイドル映画なのかな」と思っていたのですが、予告を見て全然違う!と確信しました。

「骨太な映画」という印象ですね。

役者陣がとにかく誰も彼もよかったです。

今まで苦手(ごめんねー)だった松雪泰子という女優も見直すことができた作品。

丁寧にしっかりと作られた良い映画でしたね。

ただ私としては松雪さんの洋服がどう見ても60年代のモノには見えなかったかなぁ。

(これは私の印象でしかありませんが)
60年代風ファッション☆ (パフィン)
2006-10-08 22:53:26
>sabunoriさま、



予告をご覧になったんですね〜。私は一度も

観なかったので、単館上映だと思っていたのにシネコンで上映され、公開直後から満員だったので、口コミでヒットになったのかと♪



骨太な映画、実直な映画、地味だけど引き込まれる映画って中国や香港、台湾映画の味わいだと感じました。



松雪さんの洋服は、「ALWAYS」の時の小雪さん同様、他の出演者より綺麗でしたね、60年代風であっても素材など現代風☆



あのバスとすれ違うシーンの服など、東京と

炭鉱の町を明確にさせる視覚効果を狙ったものでリアリティはなかったかも
Unknown (ジュン)
2006-10-09 12:33:52
そう彼女たちはプロのダンサーなんですよね。

生活のため町のため頑張らなければならなかった。

最初は学芸会のようなのりであんなふうでちゃんと踊れるのか?と

不安もいっぱいだったのに本当に大きな努力をしたと思います。

パワーがあってドラマチックな作品でしたね。

泣きどころもたくさんありました
プロ意識☆ (パフィン)
2006-10-10 01:29:19
>ジュンさま、



こちらにも、コメントとTBありがとうございます♪

常磐ハワイアンセンター誕生の目的や苦労を知らずに

観たので、彼女たちが必要に迫られて、あるいは夢を託してダンスの練習をしたり、巡業したりする姿に感情移入して応援してしまいました☆



饒舌でない東北の人たちの純粋さを感じて、2度目は一層泣いてしまいました

「誘ってくれてありがとな」「え?」

「先生・・」「何?」「いや、何でもね」

まどか先生のプロ意識が彼女たちの支えになったのでしょうか・・。子供が母親から巣立つとき、尊敬できる大人がいることが大事だな〜と思いました。

http://blog.goo.ne.jp/kimion20002000/ (kimion20002000)
2006-11-18 19:32:43
TBありがとう。
岸部一徳もよかったですね。
背広に下に、アロハを仕込んで。
地元の再生のために、本気になっている姿が、よかった。
本気☆ (パフィン)
2006-11-18 21:40:26
>kimionさま、

コメントありがとうございます♪
この映画は実話に元づいている点が何より
素晴らしいと思います。丁寧なブログ記事で
常磐ハワイアンセンターが、当初の計画どおり、
雇用を創出し、温泉税を地元に還元したことを
知って嬉しくなりました。

映画製作も、地方再生も、現実を見据えた上で
本気で取り組むことが必要なのですね、
シネカノンには今後も注目です

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