風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

球春2011@高知春野

2011-02-27 | Bs現場レポ2011 
西武のキャンプ地、春野球場へ行ってきました。
ただ、この日は西武はいなくてオリックスvs阪神の試合ということで。
この土日の予定を睨んで、急に餃子が食べたくなったので高知へ車を飛ばして行ってきました。
ついでに、オリックスの試合を見てきました。







というわけで、今年一発目の野球観戦レポです。



試合前の練習から気になったのは・・





外野手では駿太の肩が見るからに強かったこと。


とにかくノック返球は彼1人ノーバンでしたよ。
勢い余ってバックネット直撃したりもありましたけど。

また、今のメンバー構成からか、今日はファースト練習にスンヨプ・ゴゴティ・慎太郎の3人が入ってました。
ファースト守備は去年まで北川のほか、一輝や山崎浩司、塩崎が兼任できるよう調整されてましたが、
(一昨年は森山が一塁守ったりもありましたが・・)今年の隙間産業は慎太郎が担うようです。

今年はシーズン直前にして怪我人が一杯いますから、隙間産業は大事にしていきたいです。
ちなみに、現在の野戦病院状況(順不同)
(投手)金子千尋・近藤・比嘉・小松・フィガロ・延江・小林賢?山田?・前田?)
(内野手)ヘスマン・北川・柴田
(外野手)田口・カラバイヨ(復帰:赤田・森山)



さて試合の方ですが・・




 






全体的に、エラーの数がオリ3&阪神2と、ちょっと締まりに欠けた感じの試合でした。
オリの先発寺原も2回はランナー背負ってから三振奪ってピンチを切り抜けていましたが、3回は自らの暴投でランナー返してしまいましたし。

4回から登板したマクレーンも、コントロールミスやワイルドピッチなどが多くてちょっと残念な内容でした。
球速もなかなか130キロ超えないし・・

また、エラーが付いてなくても、2失点目はゴッツァンの捕球ミスでのゲッツー取り損ないが原因ですし、
4失点目は2アウト1塁からワイルドピッチ&センター前テキサスヒットでのタイムリーと勿体無い形でした。

だいたい、今日はバルも含めて一塁送球が逸れる場面が4回ほどありましたが、
この球場はファウルグラウンドが狭くて、ランナーの進塁がなかったんですよね。
通常の球場なら、もっと酷いことになり得たということです。
そして、キャッチャーがフミに代わってから2盗塁許しちゃいましたし。(1個目は微妙な判定でしたが)





4回までの4本の安打はゴッツァンと日高前会長でした。

それ以外にも序盤からランナー出してはいましたが、そのわりにイマイチチャンスに弱い状況も相変わらず。
それが余計に残念度を上げてしまった感じ。守りが今日はイマイチだっただけに、点を取り返して欲しかったものです。
びっきーもバルもヒットを打てたこと自体は良かったとプラスに考えたいです。
また、この日は去年と殆ど同じ戦術で、エンドラン重視ではありましたが、走るタイミングが相手ミスで出た直後と
2ストライクに追い込まれてからとちょっとワンパターンでしたし、盗塁を見たかったかな、という思いはあります。
ずっと深江選手はスタンバってましたし。(代走で野中選手は登場しましたが)

あ。今日は阪神の高濱選手が活躍してましたが、シーズンが始まるとロッテにいる可能性もあるとか?
それは要注意。






逆に、吉野が登板した7回はセカンドに入った金子圭のフィールディングは見事でしたし、
小林雅が登板した8回はバルのファインプレー、そしてセンター前に抜けようかとあたりを金子圭が弾くも
びっきーがすぐにカバーに入ってバックホームアウトを奪い、良い判断のプレーも見られたんですよ。

それに、去年ファームの試合を教育リーグ含めて12試合ほど見ましたが、
常に毎試合昇格のチャンスを信じて登板していた吉野が一軍に残れていることが、少し心を熱くさせました。
浜ちゃんもそうですが、何があってもここで優勝する覚悟を決めたと、7月から9月にかけて22試合連続無失点、
故障者が多かった投手陣を支えるため、ワンポイントから2イニング登板もこなし、
最後は9月11日から9月19日までの9日間のうち8試合に登板して最終試合までウエスタン優勝争いをしたんですよね。

ただ、監督の本を読んでも「二軍の帝王を作ってはいけない」という信条もあるそうですし、年齢とともに見極めもされていくわけです。
実際大村さんやラロッカ、浜ちゃんも解雇されていきましたし、同じ左の中継投手なら前田・古川と若くて良いピッチャーがいるわけです。
もう吉野も同様にチャンス無いままトレード要員になってたんじゃないのかな、と思ってたんですよね。
トレード要員だったのかもしれないし、他チームからの要求もなかったのかもしれません。
ただ、そういう中でも今巡り合わせが来ているのかもしれないですね。
今、宮古島にいるシモヤマンも同じ状況じゃないかな、と思ったりしてますが、ひょんな巡り合わせでチャンスは来るものだと思ってます。
今日はそういう視点で見ることができ、吉野の登板は見る価値があったと思ってます。



そりゃもう、オリの1ファンとしては、駿太のバッティングセンスには驚きましたよ。
初回のゴロも全力疾走、2打席目は見事な進塁打。
これは2番打者にあっさりバントさせない監督にとってぴったりの打者だと思います。
簡単に三振しないし、ボールの見極めも出来てますし。左投手も苦にしてないように見えましたし。



相手方の7回。


そしてこっちの7回。


こっち主催なのに、圧倒的アウェー感たっぷりなのは相変わらず。パリーグが待ち遠しいねぇ。
ライトスタンドには、オリファンが集結してはいましたが、
応援団も来てなかったので、各々それなりに応援歌を唄ったりしながらまったりした雰囲気でした。




吉野と同じように、昨年は元気が無かった香月良太。
今日もいきなり3連打を浴びたとき(全てセンター前ヒット)には、
2年前にヤクルトにギネス作られた時を思い出したりもしました。




ただ、ランナー貯めてから修正したのか、ランナー貯めてからの対処を試していたのか、見事に無失点で抑えましたね。
ここでようやく表情が明るくなったような感じがしたので、やっぱり結果が求められていたんでしょうね。





最後9回裏で2アウト2ストライクまで追い込まれ、相手方ファンの「あと1人」「あと1球」の大合唱の中も
うまいことバットを合わせてヒットを生んだ天才打者。

岡田はん、あんたの左腕は凄いクジ運良かったってことじゃないですか。
あのドラフト会議は「ぬか悲しみ」だったってことにしときましょ。


今回はまだ本気だしてへんから。
さっさと帰るぞ。


ま。今年も、オリックスを追い掛け回す季節がやってきたってことです。
負けて愚痴をこぼしてますが、現場では楽しく見させてもらってます。
こういう生活がやめられない。


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6 コメント

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Unknown (籠球軍)
2011-02-28 00:50:35
駿太は評価が高いですね~
動画で見ましたがやはり残り物には福があった!
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さすがです (近鉄特急)
2011-02-28 12:30:59
巨人との練習試合、土曜日の阪神戦は見れましたが、日曜日は塾で見れませんでした。

巨人戦、そして土曜の阪神戦を見ての感想としては、やはり駿太が光ってるなぁと。
あとは、スンヨプもなかなかいいと思いますよ。
野中や柴田も快足飛ばしてましたね。見てて気持ちが良かったです。そんな柴田君もまさかの怪我ということでガックリきていますが・・・。
そして個人的にはちょっとTが心配ですね。

しかしわざわざ高知まで行く管理人さんには頭が下がります。
自分も、東京遠征の親からの許しが出て、舞い上がっております。
あとは、受験までの最後の追い込みに集中します。
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籠球軍 さん (かずまん)
2011-03-01 22:06:33
駿太選手はまさに肉眼で見て一流の風格を感じました。
もっと間近で見れば17歳らしいところもあるかもしれませんが、
十分一軍の中で溶け込んでいけるんじゃないかなと思います。
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近鉄特急 さん (かずまん)
2011-03-01 22:09:06
スンヨプはこの観戦した試合の中では力任せなところがありましたので、
もう少し力を抜いて一流らしいところを見せて欲しいなという希望は持ってます。
東京行かれるんですね。早めにチケットは確保してくださいね。
その年から自由に行動できることは羨ましく思います。
あとは無事4月を迎えられるように最後まで気を抜かずに頑張ってください。
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いよいよですね (きしちゃん)
2011-03-05 23:40:16
いよいよオープン戦の季節になりましたね。春野に行かれたんですね。私はテレビ観戦でした。
私の今季デビューは13日の中日戦です。

ところで、京セラDの最寄り駅、大正駅に快速電車が停車するようになるそうです。
これは、バファローズのファンが増えたと言うこと?それとも阪神効果なのでしょうか?
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きしちゃん さん (かずまん)
2011-03-07 00:21:23
いよいよオープン戦も中盤に差し掛かり、先発ローテや固定メンバーが見えてきました。
13日では、より公式戦に近い形で勝負にこだわった展開が見られるかもしれませんね。

大正駅の快速電車停車は、京セラドームのイベント開催に伴うこととJRの公式発表にも載っていました。
本意はわかりませんが、私の予想としては、試合開催数が増えたこと、兼ねてからオリックス側から要望を出していたこと、
阪神電車との競争で利便性向上を図ったこと、という3点が考えられます。
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