高く上げたその腕を 強くかざせばいい

台風は多くの爪痕を残して過ぎていきましたが、今日も雨が続く近畿地方。
それでもこの時期にデーゲームで野球観戦できるのはドーム球場だから。とはいえ、開門前は雨の中待つわけです。




日高さんは、ハムコーチ陣へご挨拶。福良さん＆中嶋さんと、阪急・オリックスの出身者ですね。
そういえば、かつて一輝のスカウトを担当したのが福良さんでした。
一輝が一軍でようやく活躍できるようになったころ、こうやって挨拶に来た一輝に福良コーチは「活躍するのが遅い！」って喝を入れていたほど。
今季はフィールド場で他球団同士の私語が禁止されていますが、この辺は肝要に見てもいいんじゃないかと。





そういうわけで、今日は日曜日の京セラドーム開催とあって、サードユニフォーム着用試合です。
ここんところ、日曜日の試合は夏の陣専用ユニフォームや阪急・近鉄の復刻ユニフォームを着用していたとあって
サードユニは久々のお目見えとなりました。

去年は、ホーム以外のユニフォーム着用試合の戦績が悪く、
「常勝軍団で無いのだから、普段のユニフォームで地道に戦うべきだ！」という声が多く聞かれましたが、
今年はサードユニを含め、夏の陣専用ユニ着用時が3連勝、近鉄復刻ユニ着用時が4勝2敗と成績が良くなりました。
単調に同じ形で試合を繰り返すだけでなく、こういうバラエティに富んで客を楽しませてくれるのはいいことだと思います。
逆に阪急ユニが2勝2敗の五分ということで分が悪かったのですが、だからといって阪急復刻を来年から廃止とか言わないでよ。



はい。今日も北海のクマさん登場。わざわざ大阪まで来て2連敗中ということですが、土下座したって勝たせませんよ。
日曜日仕様ということで、モヒカンの髪の色がオレンジですね。



クマとの対決ということで、今日の八カセさんは金太郎らしいです。


そういうことで、相撲で対決・・・なのですが、同時に倒れこみましたね。


これはリプレイ？
ビデオ判定の結果・・・



クマの勝ち～・・
八カセ曰く「これやからきょーびの相撲協会はヤオチ●％＄＃・・」


こらこら・・




そういうことで、試合です。




もーなんか、このところ初回の失点は仕様か！っていう今日もいつもの展開。（オ０－１日）

いきなり3連打食らってもーいつ終わるねん！な立ち上がりでしたが、かろうじて最小失点で抑え込む先発のE-Mac（エヴァン・マクレーン）。
そして、2回以降立ち直るという・・。お前は寺原か！（誉めてます）

で。チームの勢いって凄いですね。
攻撃は、1回裏のチャンスを潰すものの、なんだか昨日と同じ展開ならいけるかも？？って思ってしまうものです。





そして２回裏、イースンヨー赤田の連打、伊藤犠打で1死２・３塁として、しんたろーの打席。
するとハム先発のウルフがワイルドピッチでイースンヨー生還。あっさり同点。（オ１－１日）


しんたろーは凡退して２死３塁。続くグッチは高いバウンドをショートに捕られるも塁ベースへ頭から飛び込み、セーフ。
この間に赤田が生還して逆転に成功。（オ２－１日）


続くビッキーはレフト前へヒット。グッチは３塁へ。


そして９月男ゴッツァンが17試合連続ヒットとなるセンター返しで貴重な追加点。（オ３－１日）


これで試合は優勢に持ち込めました。




E-Mac（エヴァン）の投球なんですが、今回スピードガンが見えない京セラドームの外野下段席にいることもあって、
ストレート（あるいはツーシーム）とチェンジアップ系のスピードが同じように感じるんですよね。

ストレートかと思いきや、チェンジアップで落ちる。
もしくはチェンジアップかと思いきや、そのまま落ちずにミットに収まる。
そうして打者の感覚を狂わせ、三振の山を築きましたね。
まさか、ベテランの金子誠も調子が悪いように見えましたが、エヴァンの術中にはまって全くタイミングが合っていなかったですね。


とはいえ、スピードがそれほどないためか、ストレートかチェンジアップか山が当たった際にはヒットを喰らってしまうわけで。
今日はスタメンに抜擢されたウグモリ君がエヴァンとタイミング合ってましたね。
4回表に1点取られ、じわじわと詰め寄られる展開に。（オ３－２日）



その直後の4回裏には、伊藤がヒットで出塁。



このヒットの直前には、アヴァンスシートでファウルフライをキャッチしようとする陽岱鋼と観客が交錯する場面もありました。
実際、陽のグラブからこぼれたのは、陽の腕がフェンスに当たったときだったかもしれませんが、
選手へのプレーはジャマにならないように気をつけたいですね。




その後、しんたろー犠打、ぐっち凡退で2死2塁からビッキーがセンターへ弾き返すも・・



糸井の肩・大野のブロックに決死の覚悟で飛び込む伊藤。




クロスプレーで大野のミットに伊藤は顔面を強打したわけですが、
伊藤は帰ってきましたね。



直後の打席は大野でしたが、ここで伊藤に声をかけていました。

これこそスポーツマンシップというやつですね。
なかなかできることじゃありません。

今年から、プレー中に他チームの選手同士が話しかけることも禁止されていますが、
逆にこれでルールに忠実にのっとって律儀に完全無視をすれば、逆にお互い溝ができるだけですからね。



無事、プレー続行も問題ないようでしたし。





すると5回裏には９月男、ゴッツァンがライトスタンドへホームラン（オ４－２日）




エヴァンは先発として最低限度の６回まで投げきり３失点。（オ４－３日）
6回表はグッチの広すぎる守備範囲（地味なファインプレー）に助けられたこともあって失点を最小で防ぎ・・



7回は香月・8回は平野が締めるという理想的展開。
8回の平野は三者三振で圧巻でしたね。

ただ、日ハム打線に対して、1点差リードで9回を守りきるのは
リスクが大きいかな～とファンは薄々感じつつある雰囲気・・。




その雰囲気を払拭してくれたのがバルの一発。（オ５－３日）
うちの監督はんも戦評で「特にバルの一発が大きかった」と振り返るあたり、
皆が薄々感じてたことと同じことを思っていたんだろか・・・？




そして緊張の9回を迎えるわけですが・・珍しく3人で護りきった護君。









調子いいですね。ノリまくってますね。





ちょっと調子に乗りすぎかなｗ　ノリノリですが。




ヒーローは９月男ゴッツァン（ヒーロー率9月は5割）とエヴァン（2週連続）。

ゴッツァン、調子が良い原因は？と聞かれるも「なんでしょう・・？わかりません」と答えてましたが、
間違いなく９月だからですよ。特に９月の千葉では気持ち悪いくらいに打つイメージがあります。








Bs 5 - 3 Fighers
９月は全勝中。
借金のチームが３位でクライマックス進出、そして万が一日本シリーズなんてことがあってたまるか！
といった現行ルールに対する疑問の記事なども見られましたが、そういう心配をしなくていいかもしれませんね。
あと３位のチームに３勝すれば。

よくオリファンの中では、なかなかヒット数は多くてもチャンスに弱い打線に対して
「オリックスだから１点しか取れなかったけれども、これが日ハムなら５点は取ってる！」とかいう表現をすることがあります。
でも、今のオリ打線なら１点取れる勝負強さを備えていても、今のハム打線なら０点に抑えられる！と言えます。
この週末だけの話かもしれませんが。


とにかく、一寸先は闇ですからね。謙虚にいきましょう。
１０月最終週に札幌に行くことを考えながら・・?



にほんブログ村
お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。