風塵社的業務日誌

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子ねこチビンケと地しばりの花

2010年05月27日 | 出版
下記の怪しげな集まりで、弊社刊行物も販売いたします。
よければ、のぞいてみてください。

かごの鳥のうたうもの―
   「東アジア反日武装戦線」の一斉逮捕から35年
日 時:5月29日(土)13:30開場、14:00~17:00(その後、同じ会場で交流会あり)
場 所:文京区民センター3A室(東京都文京区本郷4‐15‐14)
    (都営地下鉄三田線春日駅A2出口真上)
主 催:5・29集会実行委員会
プログラム:
 講演「『狼煙を見よ』を読んで」(荒木浩・アレフ広報部長)
 講演「『東アジア反日武装戦線』の35年と現在」(池田浩士・ドイツ文学者)
 パネルディスカッション「『反日』と『オウム』から死刑を考える」
  パネリスト・荒木浩、池田浩士、宇賀神寿一(元・東アジア反日武装戦線さそり)
  コーディネイター・太田昌国(編集者、南北問題・民族問題研究)
 獄中近況報告/再審報告など

資料代:1000円(交流会費別)/問合先:風塵社

 今年は「東アジア反日武装戦線」一斉逮捕から35年目にあたります。1987年の刑確定からは23年目に入り、獄中の大道寺将司さん、益永利明さん、黒川芳正さんは60歳を超えました。浴田由紀子さんも今年還暦を迎えます。
 死刑確定者の処遇をめぐっては、07年の被収容者処遇法の施行にともない、それまで交通が認められなかった親族と3人の友人との面会・文通ができるようになったのに続き、昨年11月から今年初めにかけて、さらに2人の友人・知人との交通が認められるようになりました(これはまだ東京拘置所だけで、その中でも人によって処遇の違いがあるようです)。大道寺さんも益永さんも、それまでと比べれば格段に獄外との風通しがよくなったことは確かです。しかし、06年から始まった受刑者と知人・友人との面会は、昨年来、規制が厳しくなっています。
 きたる5月29日(土)、「『東アジア反日武装戦線』の一斉逮捕から35年――かごの鳥のうたうもの」の集会を開催します。現在、大道寺さん、益永さんが直面している死刑という状況は、もちろん、彼ら二人だけの問題ではありません。15年目を迎えた「オウム真理教」事件では、すでに10名もの死刑が確定し、現在上告中の3名も今年中に死刑が確定すると予想されます。そこで今回の集会では、ドイツ文学者・池田浩士さんの講演「『東アジア反日武装戦線』の35年と現在」を受けて、オウム真理教の後継団体であるアレフの荒木浩広報部長をお招きし、死刑の問題などについてお互いに考えを交換し、深めていきたいと考えています。
 死刑制度は、国家が究極の形で人を排除してしまうものです。社会とは本来共生を目指すべきものであるのに、一部の人(その人がどんな人であれ)を抹殺することで、本当に考えるべき問題を見えなくしてしまう――そんな国のあり方・社会はまちがっているとして、私たちは死刑制度に反対しています。
 死刑制度に犯罪抑止効果がなく、そのうえ、冤罪事件の場合には取り返しがつかないということから、世界的に死刑制度廃止の潮流にあることはよく知られています。現在も死刑制度が残っている国は、日本のほかアメリカ(一部の州)、中国、北朝鮮、イラクなど、わずかであり、韓国は10年以上も執行がなく、事実上の死刑廃止国となっています。
 現在の千葉景子法務大臣のもと、せめて死刑執行停止に向けた動きを作り出したいところですが、2006年の年末から09年半ばにかけての相次ぐ死刑執行(35名が処刑される)の焦燥感を忘れることはできません。三菱重工爆破事件には殺意がなかったという、大道寺さん、益永さんの再審請求(第3次)の行方も予断を許さない状況です。
 外の社会では、教育現場などでの日の丸・君が代の強制が象徴するように、天皇制支配が陰に陽にはびこり、日本のアジア侵略の歴史的事実を否定し、外国人排斥を声高に叫ぶ右翼集団が跋扈しています。こうした時代に、あらためて獄中の仲間たちが問い続けた問題を確認・共有し、死刑・重刑攻撃を跳ね返していきたいものです。
 5月29日の集会にぜひともご参加ください。 【5・29集会実行委員会】

子ねこチビンケと地しばりの花―未決囚十一年の青春
荒井 まり子
風塵社

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