
本日は、いよいよ取次へのハカボンの見本出しである。
8:00過ぎには家を出るが、雨粒がポチポチ落ちてきて、いやな空模様だ。台風が接近中なのだろう。
台風13号が東北東へ、20日午前に関東・甲信に最接近(読売新聞) - goo ニュース
9:00前には出社。E堂製本N氏が9:00過ぎにできたてホヤホヤの見本(画像)を持ってきた。新刊の見本を恐る恐る開いてみるときは、いつもドキドキする。そして、なにもトラブルが生じていないことを念じながら見るものだ。そこで今回は、いやあ、じつにいいねえ。小生が作った本の中で、3番目に素晴らしい。
などと感傷に耽っている暇はない。ポツンポツンと雨が降り始めているから、早々に取次を回らないとひどいことになりそうだ。五軒町方面に自転車で向かうことにする。まずはトーハンへ。毎度毎度書いてきてくれと頼まれている搬入連絡票を、本日もまた書き忘れていて担当者に注意される。どうもごめんなさい。
ついで向かった先は太洋社。窓口の担当の方は、霊園散歩が好きで、谷中や雑司ケ谷を歩いたことがあるそうだ。そうすると話が早い。二人で霊園っていいですよねえと盛り上がる。「面白い本ですねえ。でも扱いが難しいなあ」「そうですね、ガイド書扱いにしませんか」「それならいけそうですね。うちのお店じゃないけれど、ヴィレッジさんなんかも面白がりそうですよね」。こういう同好の士(というほど大袈裟なものじゃないにしても)がいると話が早いが、われわれの仕事とは、理解のない人にもその面白さを伝えることだから、その点は難しい。左翼風に表現すれば、いかにオルグするかということなのだが、人を動かすというのはたやすいことではない。
その後、某取次へ。以前専門書の担当をしていた奴が、一般書の担当に移っていやがる。数年前に『うたうぬりえ帖 上』を刊行した時に、「これは書籍としては扱えないから歩戻し(配本手数料)を引き上げさせてくれ」と、厚顔無恥な要求をしたヌケ作だ。「それじゃあ、なに扱いになるの?」「教材扱いです」「この本でなんのお勉強をするわけ?」「…」。そういう馬鹿げた要求をこちらが飲むわけがなく突っぱねたわけであるが、こういうのは法律用語でいう「優越的地位の濫用」に該当し、公正取引委員会からお目玉を頂戴する可能性がある。小生は穏やかな人間なので、相手が少々理不尽なことを言っても誠実に応対するが、R社M社長とかならば(失礼!)喜んでケンカを買って出るところだろう。
それから『うたうぬりえ帖』がヒットして「大人のぬり絵」ブームを招来したわけであるが、この取次は、河出書房新社にも講談社にも小学館にも「これは書籍ではないから教材扱いにしてくれ」と、きっと要請したにちがいない。
取次を回り終えると11:00。いつも忘れてしまう某取次に、今回は忘れずにファクスを送っておく。そこで腹が減り昼飯。今朝、朝食を食べそこなっていた。
会社にもどってから、宿題のリリースを書くことにする。本日書き終えたヴァージョンアップ版は、次のもの。
いま〈お墓〉が静かなブームです。都心の霊園は緑にあふれて、オアシスの佇まいを帯び、街歩きの意外な人気スポットにもなっています。
そのなか、谷中・染井・雑司ケ谷の各霊園を回り、街歩きのガイダンスにもなるよう、著名人のお墓を写真集にしました。教科書で見たあの人がこんなお墓に眠っているんだと、新鮮な発見を感じる1冊です。
お墓をもって故人を語らせるというコンセプトの元、故人や霊園の紹介は最小限に抑え、お墓の持つ趣を追究しました。歴史的人物を、より身近に感じられることでしょう。
本書が、歴史との邂逅のお役に立つことを願っております。
**************************
これで送ってしまったので、ご意見・ご批判その他一切受け付けません。お褒めの言葉だけ頂戴することにします。今回は、かなり書きにくかった。
上記のリリースを挟み込んで、マスコミ各社に発送。ひと作業終わり、別の作業に入る。途中、帰省中のあきやまさんから、パンクでカオティックなイラストがファクスで送られてくる。あまりのアナーキーさに、おじさん目が点。実に素晴らしいが、お見せできないのが残念。
さて、いまから某所へ。
8:00過ぎには家を出るが、雨粒がポチポチ落ちてきて、いやな空模様だ。台風が接近中なのだろう。
台風13号が東北東へ、20日午前に関東・甲信に最接近(読売新聞) - goo ニュース
9:00前には出社。E堂製本N氏が9:00過ぎにできたてホヤホヤの見本(画像)を持ってきた。新刊の見本を恐る恐る開いてみるときは、いつもドキドキする。そして、なにもトラブルが生じていないことを念じながら見るものだ。そこで今回は、いやあ、じつにいいねえ。小生が作った本の中で、3番目に素晴らしい。
などと感傷に耽っている暇はない。ポツンポツンと雨が降り始めているから、早々に取次を回らないとひどいことになりそうだ。五軒町方面に自転車で向かうことにする。まずはトーハンへ。毎度毎度書いてきてくれと頼まれている搬入連絡票を、本日もまた書き忘れていて担当者に注意される。どうもごめんなさい。
ついで向かった先は太洋社。窓口の担当の方は、霊園散歩が好きで、谷中や雑司ケ谷を歩いたことがあるそうだ。そうすると話が早い。二人で霊園っていいですよねえと盛り上がる。「面白い本ですねえ。でも扱いが難しいなあ」「そうですね、ガイド書扱いにしませんか」「それならいけそうですね。うちのお店じゃないけれど、ヴィレッジさんなんかも面白がりそうですよね」。こういう同好の士(というほど大袈裟なものじゃないにしても)がいると話が早いが、われわれの仕事とは、理解のない人にもその面白さを伝えることだから、その点は難しい。左翼風に表現すれば、いかにオルグするかということなのだが、人を動かすというのはたやすいことではない。
その後、某取次へ。以前専門書の担当をしていた奴が、一般書の担当に移っていやがる。数年前に『うたうぬりえ帖 上』を刊行した時に、「これは書籍としては扱えないから歩戻し(配本手数料)を引き上げさせてくれ」と、厚顔無恥な要求をしたヌケ作だ。「それじゃあ、なに扱いになるの?」「教材扱いです」「この本でなんのお勉強をするわけ?」「…」。そういう馬鹿げた要求をこちらが飲むわけがなく突っぱねたわけであるが、こういうのは法律用語でいう「優越的地位の濫用」に該当し、公正取引委員会からお目玉を頂戴する可能性がある。小生は穏やかな人間なので、相手が少々理不尽なことを言っても誠実に応対するが、R社M社長とかならば(失礼!)喜んでケンカを買って出るところだろう。
それから『うたうぬりえ帖』がヒットして「大人のぬり絵」ブームを招来したわけであるが、この取次は、河出書房新社にも講談社にも小学館にも「これは書籍ではないから教材扱いにしてくれ」と、きっと要請したにちがいない。
取次を回り終えると11:00。いつも忘れてしまう某取次に、今回は忘れずにファクスを送っておく。そこで腹が減り昼飯。今朝、朝食を食べそこなっていた。
会社にもどってから、宿題のリリースを書くことにする。本日書き終えたヴァージョンアップ版は、次のもの。
いま〈お墓〉が静かなブームです。都心の霊園は緑にあふれて、オアシスの佇まいを帯び、街歩きの意外な人気スポットにもなっています。
そのなか、谷中・染井・雑司ケ谷の各霊園を回り、街歩きのガイダンスにもなるよう、著名人のお墓を写真集にしました。教科書で見たあの人がこんなお墓に眠っているんだと、新鮮な発見を感じる1冊です。
お墓をもって故人を語らせるというコンセプトの元、故人や霊園の紹介は最小限に抑え、お墓の持つ趣を追究しました。歴史的人物を、より身近に感じられることでしょう。
本書が、歴史との邂逅のお役に立つことを願っております。
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これで送ってしまったので、ご意見・ご批判その他一切受け付けません。お褒めの言葉だけ頂戴することにします。今回は、かなり書きにくかった。
上記のリリースを挟み込んで、マスコミ各社に発送。ひと作業終わり、別の作業に入る。途中、帰省中のあきやまさんから、パンクでカオティックなイラストがファクスで送られてくる。あまりのアナーキーさに、おじさん目が点。実に素晴らしいが、お見せできないのが残念。
さて、いまから某所へ。










