風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

迷惑な電話

2017年08月05日 | 出版
某日、朝からろくでもない電話ばかりがかかってくる。曰く「御社でお使いのインターネット回線がどうのこうの」(この手の電話は頻繁にかかってくるので、ただでさえむかつく)。曰く「審査が通りましたので、ご融資の話を」(そもそもが、審査なんて申し込んでないわ)。曰く「不動産の運用についてのご相談なのですが」(不動産なんて持っているわけがないだろ)。曰く「株式セミナーのご案内で」(アホかおまえは)。曰く「東京ドームの年間シートをいかがですか」(虚人人気の低落を示しているのだろうけど、こちらはカープファンなの)。
「社長様をお願いします」から切り出すこんな電話ばかりを受けていると、段々といらだたしさを抑えきれなくなってくる。そして、根本的な疑問を抱いてしまうのだが、こんな詐欺っぽい電話セールスに引っかかる奴がいるのだろうか。そもそもが、個々の企業が一生懸命に電話セールスをかけているわけではなく、どこかのブラックなコールセンターがその営業代行を請け負っているのだろうけれど、こんなんでペイできるのかねえと想像してしまうわけである。しかし、こういうどうでもいいような電話が弊社のようなところにもかかってくるということは、たまには引っかかる人もいるということなのだろうか。日本にはお人よしがまだまだ多いのかな。
ホリエモンが著書のなかで、「メールですむところわざわざ電話をかけてきて、人の時間を拘束する奴は嫌い」という趣旨のことを述べているそうであるが(読んではいない)、小生もこれには同意する。しかも、それがくだらない営業の電話ともなれば、いわんやという気分だ。その日はなぜか、午前中にそういうくだらない電話が集中した。幸いだったのは、そのためにあまりこちらの作業に影響がなかったことである。
前にも書いたかもしれないが、PCに向かっていたり、机でゲラを広げていることが多い職種なので、そうやって集中しているときに水を差されるのは、ホリエモンならずともかなり不愉快だ。たまに同志〓が「仕事する気がわかない」などとふざけた電話をしてくるのも、いらだたしい。PCに向かって目の痛さをこらえつつ単調なコピペ作業を延々と続けていたり、誤植のトラウマにおびえつつ目を皿のようにして校正をしていたり、難解な文章の読解のため脳ミソに汗をかいているとき、そうしたくだらないことで集中が途切れてしまうと、すぐには集中モードにもどれないのである。
しかしなあ、電話してくる奴もどんなつもりで電話をかけているのだろうか。ほぼ100%は断られることが予想される営業電話である。受注件数よりも架電件数がノルマとなっているのだろうか。それにしても、長く続けられる仕事ではないだろう。いくら時給がよくても、小生はやりたくない業務だ(そんな贅沢をいってられない人たちを集めているとしても)。いずれにせよこちらは迷惑なので、営業電話に対しては冷淡に拒絶することになる。
それはともかく、ようやくジョギング通勤が復活しつつあるが、街中を走っているとあちこちが更地になっているのが目立つ。広いスペースは2020年に向けての再開発中ということであるのだが、個人のお宅も建て直しているところが増えている。消費税アップ前の駆け込み需要というわけでもないし、どうしてなのだろうか。不動産を持っていない小生にしてみれば、縁遠い話でしかない。そして、建築資材が高騰しているという話をなにかで読んだけれど、オリンピックなんかよりもフクシマの復興を早くしろよと感じる。ゼネコンもいまは好景気だろうけれど、オリンピックバブルがはじけたら大変なことになるだろう。
さらにまた、現状ではこれだけ不動産バブルというのに、日銀が目標とする物価上昇率2%というインフレターゲットが実現できていないのが不思議だ。そしてこのままでは、たとえ瞬間的に達成できたとしても、3年後には下落することはわかりきっている。日銀の理屈なんかよりも大衆の側が皮膚感覚としてそんなことはわかりきっているから、消費の拡大が生じていないということなのだろう。老後に経済的な不安を感じていない中高年なんて少数派なのだから、インフレターゲットの実現よりも社会保障制度の充実こそが消費の拡大につながるのではないのだろうか(ケインズ主義?)。
そんなことを考えつつジョギングしていると、東京の巨大な建物群がいやになってくる。巣鴨プリズン跡地(右翼の聖地?)に建てられたサンシャイン60も、そろそろ老朽化しているのではないだろうか。かといって、こんなにでかいものは壊すのも大変だろうなと思いつつ、脇を通ることになる。その先では、旧大蔵省造幣局工場の巨大な跡地が工事中だ。なにを造っているのかは知らないけれど、おそらくはまた巨大なものができるのだろう。オープンしたら一度は足を運ぶに決まっているが、息苦しさを感じないものを建ててほしいなというのが正直な願いだ。
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