泡姫の本音。 ~イイ男になる為の講座~

【イイ男】になりたい、そこの男性諸君っ!!
ここにある女の本音を、はいっ熟読熟読!!!

泡姫の本音 ~その97~

2008年01月03日 03時10分32秒 | 独り言。
長らく、更新を控えていた理由とお詫びを、
ここに申し上げます。

お久し振りで御座います。愛です。

もう忘れた、というお方。それは、当たり前の事です。
凡そ一年半、滞っていたのですから。



さて、理由です。
友人が、自殺しました。



当時、同じ大学で、同じ22歳だった、若い女性です。

彼女は、哲学の秀才でした。
且つ、鋭い感受性を持つ人でした。
(ここでいう"感受性"は、"傷つき易い"というニュアンスで捉えて下さい)

彼女に、友人が2人しか居ませんでした。
私は、その内の1人でした。

彼女は、その短い生涯において、
友人や恋人、つまりは、"自分の内心に深く関わってしまうであろう人物"を作る事に、
極めて消極的でした。
『自分を否定される事が、怖い』
これは彼女が、20回以上繰り返した言葉です。



自殺も、この彼女の、"一番怖い"箇所を、
必要以上に触れた(と私は聞き、感じている)人間が、引き金になったのです。
私は悲しかった。
何故、彼女は、"自分を否定する人間が、憎い"と思えなかったのか。



生前、彼女は、私を友人とした理由として、
こんな風に話してくれました。
あんたは、私を"否定"しない。
ごくたまに、それもひどく遠回りに"矯正"して、心が安定した頃に、
ああ、あれはそういう事だったのかと、教えてくれるから。と。

それは今でも、私の、最も得意とする配慮です。
ソープランドに来るお客も、そんな人たちばかりだから。






間も無く、彼女が死んで、2年が経つ。
彼女は解放された、とでも考えなければ、立ち直れなかった。
それも、もう終わりにする。いや、したい。

人間、大切な人に残されても、生きていける。
そこから優しくなれたりもする。
悲しいけど、出来る。
生きるとは、そういう事。






新年、明けましておめでとう御座います。

今年こそ、通常の更新を心掛けます。
何卒、宜しくお願い致します。