OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

石けんライフへの道②

2008年07月19日 | エコいろいろ

先日、記事にした石けん生活。

ホントはちょっとしたジレンマがあります。

石けんは1日で生分解され石けんカスは
微生物のエサになるといいます。(関係記事はコチラ
なので、分解に1ヶ月かかる合成洗剤を流すよりは、石けんを使った方が私達の河川の環境には配慮していると、誰もが思います。

でも石けんも植物の油脂など限りある天然原料から作っているのですから、大切に使わなければ。
どんどん使い続けていい資源なんて無い。

石けんの原料に使われる油脂はたくさんあります。

その中のひとつ、例えばパーム油は、アブラヤシという実から採れますが、これが東南アジアなど栽培地域の森林伐採をひき起こし、野生生物の生息域の減少につながっています。

生命の宝庫であり、水源でもあり、そしてCO2を吸収など限りない恵みを与えてくれる豊かな森林を伐採して、環境にやさしい植物原料を栽培??
バイオ燃料への疑問符と同じですね☆

他に不適切な農薬の使用による水質・労働者の健康への影響、低賃金の労働問題なども。

これがジレンマなのですがただ、パーム油の用途はバイオ燃料他、大半はマーガリンなどの食用で、洗剤としての用途は3~4%とのこと詳しくはコチラ

数字的には3~4%と小さいけど、石けん製品でも購入時パーム油由来ということががわかったら、他の石けんに変えるなどちょっとしたアクションは起こそうと思います。 それくらいしか出来ません

そこで気になっているのがコレ→ボーソー油脂米ぬか粉石けん
米ぬかなら国内でまかなえそうだし、流通コストも海外よりはかからない。
水での溶け具合もよさそう。
使ったことのある方いらっしゃったら情報お願いします!
 
あと食器洗いも、あまり石けん石けんとこだわらずに「緑の魔女」や「エコベール」「フロッシュ」のような生分解性の高い合成洗剤も使いながら、洗っていこうと思います。
普通に売っている石油系合成洗剤を使うよりは、ずっといいし。
お風呂洗いは基本重曹で、アワアワしたい気分の日は石けんで


こういう問題は難しいですね。
身近なエコ、遠くの環境破壊・・
でも自分に出来ることは、成分表示をしっかり見る・便利なモノを安易に買わない・広い視野を持ってモノを選ぶ、ことかな・・



パーム油はマーガリンの他、スナック菓子・カップ麺・チョコレート等にも使われています。

コメント (6)
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