Willow's Island

since 2005

島耕作

2007年02月25日 22時16分24秒 | 

 最近、古本屋で島耕作の単行本を買って読むことが多い。やっぱり話が面白いからだ。しかし名作・島耕作シリーズも20年以上続くと、だんだんダレてくる。課長のころはそれなりに感動したエピソードもあったりするが、部長になってからは「何だかなあ」という展開も多い。特に、行く先々で出会う女性とヤッたり(しかも女性から誘うケースばかり)、トラブルが起こるとなぜか暴力団が味方について解決したり、というパターンばかりだ。暴力団が出てきて敵を葬るパターンは、取締役になっても相変わらずである。こういうことを繰り返し、当初は課長だった島耕作もいつのまにか専務になっていた。やはりビジネスマンとして成功するための方程式には、性行為とヤクザは欠かせないということか。(^^)

ハゲタカ

2007年02月24日 23時37分51秒 | テレビ

 NHKのドラマ「ハゲタカ」を見た。日本の企業を安く買いたたき、高く売るという外資系"ハゲタカ"ファンドと、何とか企業を救おうとする銀行員のドラマだ。こういう見応えのある社会派ドラマは、私も嫁さんも結構好きである。"ハゲタカ"ファンドのえげつなさは恐ろしいが、このドラマはそれだけではない。買収される方の日本企業も、多くの問題(特に経営者の資質)を抱えていることが描かれている。確かに経営者がしっかりしている優良企業なら、そう簡単に安く買いたたかれない。外国のハゲタカを敵視する前に、日本の企業は自らのことを考えるべきではないか、ということだろう。
 ところで「ファンド」といえば、私もそろそろ投資信託なんぞでも始めようかと検討している。今まで財テクとかには関心のなかった私だが、5,6年後あたりに自宅を購入する際の助けになれば、投信もいいかもしれない。

35

2007年02月21日 21時25分54秒 | その他

 今年も誕生日を迎えることができた。ついに35歳である。四捨五入すれば40歳だ。(^^) いよいよ中年というべき年齢である。少し寂しい。
 しかし去年の誕生日は夜中まで残業していたことを考えれば、今年は早めに帰って嫁さんとケーキなんぞを食べられるので、かなり楽しい。今日から始まる私の35歳は、どんな一年になるだろうか。

芸能人タイプ診断

2007年02月18日 23時55分06秒 | その他

 ネット上で芸能人タイプ診断なる占いをやってみた。生年月日と血液型と性別を入力するだけのもので、おそらく動物占いと同類なのだろう。私はなんと、ぐっさんが出た。書いてあることも、「グループ活動などの時にうまく仕切ることが出来る」という点と「おもろい事を思いつく発想が豊かである」という点を除けば、ほぼあたっている。
 山口智充といえば、私が好きな芸人の一人なので、ちょっとうれしい。物まね、トーク、サービス精神、どれも一級である。彼に好印象を持つ人は多いのではないだろうか。CMにも多く出演しており、少し前にはバスクリンのCMに出ていた覚えがある。私もいつか、あのCMに出てくるような父親になりたい。我が家の狭い風呂ではあんな真似、絶対無理だが。
 ちなみに私の嫁さんは、なぜか倖田來未と出た。全然似ていないのだが。嫁さんに「君は倖田來未と出たよ」と伝えると、何を聞き間違えたのか「え? 江沢民!?」と勘違いされた。(^^;)そういえば音は似てるよな。

韓流ブームの終わり?

2007年02月17日 22時48分12秒 | 韓国

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=84057&servcode=400§code=400
昨年初めて、日本を訪れる韓国人が韓国を訪れる日本人の数を上回った。
日本法務省によると、昨年1年間に日本を訪問した韓国人は前年に比べて約36万人多い236万8877人を記録した。 一方、韓国に入国した日本人は前年比11万人減の231万9676人だった。 韓日間の訪問客数が逆転したのは関連集計が始まった1975年以来初めて。
こうした変化は、歴史認識と独島(ドクト、日本名・竹島)領有権問題で両国関係が悪化したほか、韓流ブームが弱まったことで韓国を訪れる日本人が減った半面、ウォン高円安の影響で日本を旅行する韓国人観光客は大幅に増えたため、と分析された。
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 日本における韓流ブームは既に終わったようである。とはいえ、私には関係ない。私の中では10年ぐらい前から韓流熱風が吹き荒れており、今も吹き荒れたままである。つい最近、10度目の訪韓も果たした。
 日本の韓国熱は冷めたが、逆に韓国から日本へ来る旅行者が増えたのは、うれしいことだ。実際に韓国を訪ねてみれば、韓国における現代日本文化の存在が大きいことは分かる。韓国においても経済格差が広がっているとはいえ、豊かな層が増え、海外旅行ブームが起きているのかもしれない。
 しかしなぜ、日本では韓流ブームが冷めたのか。やはりブームはブームであり、廃れる時期が来ただけのことだと思う。いくら韓国の大衆文化が面白いとはいっても、日本において圧倒的な存在を永遠に保ち続けることは、不可能だ。冬ソナが爆発的な人気を生んだ後、電通あたりが強力に宣伝し、韓国文化ブームを盛り上げたのだが、冬ソナ以上のメガヒットが生まれないまま飽きられてしまったのではないか。
 とはいえ、大衆文化の選択肢には韓国のドラマや映画もあるよ、という認識を日本人に植えつけた効果はあったのではないかと思う。このことは、日本人の韓国に対する認識そのものを変えることにもつながる。私が子供の頃、韓国といえば「暗くて貧しくてダサい国」というようなイメージがあったが、今の日本人にとって韓国が「暗く貧しい国」というイメージはかなり薄れたのではないだろうか。ダサいか、かっこいいかは別にして。(^^;)
 日本では冷めてしまった韓流だが、なんと北朝鮮では今が韓流まっさかりなのだそうだ。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=84235&servcode=500§code=500
 北朝鮮にとってはアメリカの傀儡国家であるはずの「南朝鮮」の文化が流行っていることも驚きだが、それ以上に私は、北朝鮮の一般家庭にビデオデッキやCDプレイヤーが存在することに驚いた。(^^)

オートバイ

2007年02月14日 23時59分16秒 | 音楽

 最近は、昨年台湾で出されたビビアン・スーのCDなどを聴いている。日本ではめっきり見なくなったビビアンだが、台湾ではまだまだがんばっているのだ。そのアルバムの中で、欧兜邁(オウドウバイ)という曲がある。いわゆるオートバイのことだ。他はすべて中国語なのに、「オートバイ」だけ日本語というのも妙な感じである。台湾では、日本が支配していたころの名残で、言葉の中に日本語の単語が少しだけ混ざっているらしい。この他にも「オバサン」とか「シンブン」とか「運チャン」もあるそうだ。もちろん大陸にはなく、台湾でのみ通じる中国語だ。日本の支配が終わってから60年以上経つが、未だに日本語が残っているというのは何かうれしい。しかしよく考えてみると、「オートバイ」という言葉は最近使わないような・・・。ニュースとかで使われる以外、日常語としては死語に近いような気がする。

グリーンマイル

2007年02月11日 23時59分47秒 | 映画

 DVDでアメリカ映画「グリーンマイル」を見た。私は6年ぐらい前に劇場で見たことはあるのだが、嫁さんが見たことないから見たい、と言ってきたのである。
 3時間以上も続く長い映画だが、私も嫁さんも飽きることなく見続けた。少し暗く重苦しいが、これはやはり名作である。私にとって印象が強いのは、やはりドラクロワが電気椅子の刑を受けるシーンである。あまりの残虐な演技に、劇場で見たときは涙目になってしまった。テレビで見ても、それほどの迫力は出なかったが。
 あと一つ印象深いといえば、年老いた主人公が言う最後のセリフである。We each owe a death - there are no exceptions - but sometimes, oh God, the Green Mile seems so long.(我々は皆いつか死ぬ。例外はない。しかし神よ、私にはグリーンマイルがあまりにも長く思えるのです。)という名ゼリフだ。グリーンマイルとは、牢獄から死刑執行場へと続く道のことである。つまり、人間は必ず死ぬのであり、人生とは死(死刑執行)へと続く道に例えることができる。この映画の主人公だけでなく、我々はみな、グリーンマイルを日々少しずつ歩いているのだ。

24

2007年02月10日 23時54分39秒 | テレビ

 友人が「絶対に面白いから」というので、アメリカのドラマ「24」のDVDをレンタルで見てみた。確かに、これはかなり面白いサスペンス・ドラマである。
 主人公のジャック・バウアーは超凄腕の捜査官であり、テロの実行を防ぐためには、どんなことでもやる。テロから守るためなら、法律違反も平気でやる暴走ぶりが面白い。それに何といっても、ストーリーが超一級だ。いろんなエピソードが同時に進行し、それらがお互いに結びついていき、最終的には誰も予想もしなかった結末が訪れる。実に巧みであり、続きがすごく気になる。
 しかし、確かに面白いドラマではあるのだが、「テロを回避するために法律違反もいとわず戦うジャック・バウアー」と「テロから国を守るという名目で国連を無視して戦争するブッシュ政権」が重なって見えてしまい、どうも素直に見られない。私の考えすぎだろうか。このドラマが911直後のアメリカで、保守的と言われるフォックステレビで制作されたことも事実なのである。

Tommy February6

2007年02月06日 23時56分31秒 | 音楽

 今日、帰りの車の中で何気なくTommy February6の音楽を聴いていた。それで思い出したのだが、今日は2月6日であった。Tommy february6(川瀬智子)は今日で32歳になったのである。分かりやすい芸名だ。
 私の嫁さんと同い年でありながら、彼女のパフォーマンスは年齢不詳である。というか、30代とは思えない。いつまでも少女の感性を忘れない彼女のセンスには感心する。私も心の中で若さを忘れないようにしたい。
http://www.youtube.com/watch?v=2dRRBIh4BAQ

柳沢発言

2007年02月04日 23時15分15秒 | 時事

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070203i314.htm?from=main3
 民主、社民、国民新の野党3党は3日、女性を「子供を産む機械」に例えた柳沢厚生労働相が辞任しない限り、国会審議に応じない方針を改めて確認した。
 与党は、野党が出席しない場合でも、2006年度補正予算案の参院での審議を進める考えで、民主党には審議拒否戦術の転換を模索する向きもある。
 民主党の菅代表代行、社民党の又市幹事長、国民新党の亀井久興幹事長は3日午後、国会内で会談し、週明けに3党党首会談を開いて今後の方針を決めることで一致した。菅氏はこの後の記者会見で、「厚労相が辞任した後に審議に入るべきだ」と強調した。
(以下略)
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 柳沢大臣が愚かきわまりない発言をしたのは分かるが、ここまで騒ぐことか? 国会の審議をどうしてもボイコットしなければならないほどの悪行とは思えん。私が思うに、柳沢大臣は元官僚で経済閣僚だったこともあり、社会にあるもの(人間を含めて)を何でも機能的に考える癖があり、ああいう物の例え方になったんじゃないだろうか。政治家としてはあまりにもアホだが。柳沢大臣を擁護する気はないが、野党がやってることは、自らの影の薄さを少しでも挽回するための「活動」としか思えん。やっぱり民主党は駄目だな、と実感した。