WILD THINK

ラテン楽団「Orquesta de WILD THINK」のバンマスが、日々思うことをダブワイズ

ジャンルを超えたサウンド。

2010年10月31日 | 音楽考
「ロック、ヒップホップ、ジャズ、R&B、レゲエ、テクノ、パンク、ハウス、ジャンルにとらわれない唯一無二のサウンド。」的なうたい文句のバンドはプロアマ問わずごまんといるけど、それらは聴くまでもなく陳腐で面白くない、と思う。
どれもこれも大して深く掘り下げて聴き込んでませんよ、とカミングアウトしてるようだ。
レコ評でそういう表現をするライターも然り、表面だけ聴いて、特にいいとも思わなかったけど、とりあえず当り障り無く、やっつけで書いてる、と思う。

そんな凡百の駄作よりも、
スキンヘッドレゲエやってます。
ブガルーやってます。
ジャマイカンメントやってます。
ジャイブやってます。
ザディコやってます。
アルゼンチンタンゴやってます。
と言い切ってやってる人達の方が圧倒的に音楽に対し誠実であり、色んな音楽をたくさん聴いていると思う。
あらゆる音楽は言うまでもなく大前提として、色々な民族とリズムの混淆で生まれたものなのだから、特に何かとフュージョンしてるとか、クロスオーバーしてるとか、ミクスチャーしてるとか、取り立てて言う必要は無いではなかろうか?


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