森の中のティータイム

離婚を経験し子供達もそれぞれ独立 
猫とふたり暮らしの小さな発見をノートに。

 「糖質制限」は身体にいい?悪い?

2016-08-01 | 環境・健康
「健康に関する記事」の連続は、こちらの日記でひとまず終わりです^^;

7月の初め頃、NHKの「ためしてガッテン」で「追跡!糖質制限ダイエットの落とし穴」
という興味深いタイトルの放送があった。
何で今頃・・・と言われるかもしれないが、年令を重ねるにつれ代謝が落ちるせいか以前と
同じ食事量でも少しずつ太ってしまうのも「大きなストレス」なので(笑)

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

番組によると、確かに糖質をカットすることで「体重は落ちる」という。
けれどもそれは「脂肪より筋肉が落ちる」ことの方が多く、病気を招くことにも繋がりかね
ないという。冒頭、糖質制限を行った後に様々な不調に見舞われた人たちを追っていた。

  

そして実際に過去に米国で行われた実験が、それを物語っていた。(以下、多くは再現映像のキャプチャー)





 

 


こちらは実際の写真で、右の写真では心臓の大きさが小さくなっているのが判る

カロリーの摂取量を減らした実験と、タンパク質や野菜など糖質以外は普通に摂っていた人が何故同じように
体力を奪われる結果になるのか
それは・・・「タンパク質を減らさない」だけでなく、「増やす」ことをしなかったからだという。

  

 

 

 
ダイエットは空腹感を我慢することではなく、糖質そのものを半分に減らしてたんぱく質や脂質で補い
ちゃんと満腹感を得る方が成功するという。 ご飯をいっぱい食べる人は「お腹が空き易い」のだそう;


この「糖質制限」を取りあげた、その他の番組や記事をまとめると・・・

●一食抜くより毎食きちんと食べる。
●炭水化物は茶碗半分くらいにし、食物繊維が減るのでその分野菜等を増やす
●タンパク質脂質は毎食これまでより多めに摂る

そもそも糖質は、脳と筋肉のエネルギーになる。不足すると脳が筋肉を消費するという。
これまで、「糖を制限すると脂肪が減る」と思われていたが、その特性により「筋肉が減る」事の方が
多いと判ったという。痩せても隠れ肥満なのだそう。

起きずに呼吸するだけの日でも、炭水化物は毎食小さな茶碗半分くらい必要で、糖質を5年以上摂らな
い人は摂る人より30%早死にするデータもあるという。摂り過ぎはもちろんだけれど、摂らない人も
動脈硬化が進むとも言われている。

普通に食事していても60代以上は筋肉が減りやすくなるが、糖質を制限し過ぎるとサルコぺニアを
引き起こしやすくなるらしい。

食事を減らせば体重は落ちるが、内臓脂肪を減らすには、食事だけでなく必ず運動を組み合わせること。
糖質を減らし過ぎると、髪が抜けたり、頬やあごがたるみ、いつも眠い(筋肉が減るので、脳も働かない)
やる気がなくなる。
更に、筋肉が減るので基礎代謝も落ち、リバウンドしやすくなるという。

要するに、糖質制限はあくまでも「摂り過ぎない」ことに重きを置き、一切摂らないなどはダメってこと
かな。
.............

朗報としては、これも別の日の「ためしてガッテン」で知った情報だけど、糖質を吸収しやすい
ソーメンなどを食べる時、「生のオクラを小さく刻んで水を足し(5本に対して大匙2はいだったかな)
よく練り、ぼってりとしたらつゆ等に入れて戴く」と、ドロドロ成分が炭水化物を包んで糖の吸収を抑
えるそう。もちろんご飯にかけてもいいとか。 試してみようっと。^^

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