森の中のティータイム

離婚を経験し子供達もそれぞれ独立 
猫とふたり暮らしの小さな発見をノートに。

拾った言葉

2017-05-22 | DIY・ハンドメイド・クラフト
何気なく観ていた番組から、思いがけず心に響く言葉を拾うことがある。

その一つ。
世界最大の大手家具チェーン「イケア」を取りあげていた先週の「カンブリア宮殿」では、
イケア・ジャパンの女性社長が短時間の女性パートでも厚遇されている理由や、品質を維持
しながらも低価格を実現し続けることについて語っていた。

「契約を通して彼らの権利を守り、生活に困らない報酬を払えば、従業員のモチベーションは上が
り幸せになります。幸せな従業員は接客もよくなります。コストはかかっても明確なメリットがあ
ります。待遇のいい職場は質の高い人材を呼び寄せます」
また、
「人生は何のためにあるのか。どういう人生を送ればいいのかと問う所からスタートしたイケアは
今も貧しい暮らしから築いてきた創業者の理念と共にあり、その真の目的は、普通の人たちの暮ら
しを豊かにすることなのです」と結んだ。

またNHK金曜夜のドキュメント72時間「生地とボタンと私」では、とある手芸屋に出入りする
人たちにスポットを当てていた。

 

 

 

 

 

 

この番組中、私が一番心揺さぶられたのはこの女性。
ずっと仕事人間だったという女性は、退職されて一年前から闘病中。昔は全くやらなかったという手作りに
救われたという。

 

 

 

その笑顔は、生き生きと輝いて綺麗だった☆

 

・・・そう。下手でも何か作りたくなるのは、きっとそれで「生きている」ことを実感できるからよね☆

それから「ごんおばちゃま」お奨めの「ツバキ文具店」では
認知症の母との無理心中まで考えた高橋克典演じる「清太郎」が、母の亡き夫を思う気持ちを知り、
「死ぬってことは(愛する人の心で)永遠に生きるってことかもしれないね」と言うセリフに。

私も「傍に居ても心がすれ違う人もいれば、会えなくても心が寄り添う人も居る」と、この年齢に
なって本当の意味で解るようになったから・・。 




コメント