ミツバノバイカオウレン
ジョウシュウアズマギク
オゼソウ
タカネシオガマ
ショウジョウバカマの蜜を吸うキアゲハ
key wordは蛇紋岩(じゃもんがん)。
なにやら良く分からぬ言葉なので調べた。
マグマが冷えて固まった岩石=火成岩(かせいがん)の一種、かんらん岩(けい酸SiO2の含有率45%以下、
地下深部でゆっくり冷えてできる)が水分の作用を受けて変質してできる岩石。
マグネシウムに富む。
このマグネシウムが植物の水分吸収を鈍らせるらしい。
至仏山では、このため、他地域からの植物の侵入が難しく、蛇紋岩地に適応した植物が残された。
こうした植物を蛇紋岩残存植物(オゼソウなど)、蛇紋岩変形植物(ホソバヒナウスユキソウなど)と
言うそうです。(尾瀬保護財団のホームページから)
明らかに異なる植生は何故?を生み、そこからまた次のテーマへとつながる。
けなげに咲く花たち、久々にワイルドフラワーズに感動する。
そこに存在する理由と付加体という日本列島の成り立ちまで話は及ぶ。
眼下の尾瀬湿原、美しき花々、人口物のない世界、付加体日本。
感動の至仏山!
(投稿:ワイルド三太)