[ロンドン 15日 ロイター] 15日のユーロ圏金融・債券市場は、各国の債券利回りがほぼ横ばい。これまでの低下で買い意欲が鈍っている。今週発表の経済指標が短期の見通しを左右するとみられている。
オランダやフランス国債の利回りが過去最低付近で、ドイツ連邦債利回りもユーロ圏崩壊が現実の可能性として意識された昨年の低水準に近く、約1週間前に始まった上昇相場は足踏み状態となっている。
日銀の大型金融緩和で投資資金がユーロ圏債券市場に流れるとの観測から、相場の大幅高を見越して利益を得ようと買いが入ったが、本邦投資家の買いは確認されず、相場上昇の勢いは無くなった。
16日発表の4月独景気期待指数(ZEW)などの経済指標が相場を動かす可能性も指摘される。
DZ銀行(フランクフルト)のストラテジスト、クリスチャン・レンク氏は「市場が向こう数週間で注目するのは、ユーロ圏の回復傾向がどのような形で指標に表れるかや、何としても必要な一筋の光明が見えるかということだ」と話した。
ドイツ連邦債先物は15ティック高の146.03、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)低下して1.25%。
欧州中央銀行(ECB)の主要政策金利が、過去最低の0.75%となっている低金利状態も、より格付けの低い域内債券を下支えする。投資家は、ドイツ連邦債を上回る投資収益を求めて、より大きなリスクを受け入れている。
イタリア国債10年物の利回りは横ばいの4.35%。
キプロスやスペイン、ポルトガルの財政問題、イタリアの政局混乱などが意識されるが、市場は比較的落ち着いている。
本邦の投資資金がユーロ圏に流れた形跡はこれまでのところ見られないが、日本国外のより高い利回りを求めて円建て資産へ向かうとの見方は根強い。【関連記事】 イタリア個人投資家向け国債が好スタート、初日販売80億ユーロ超 欧州委、キプロス2大行の大口預金者損失額は最大83億ユーロと試算 今週の注目はG20など、欧州経済の不振浮き彫りに ユーロ圏財務相が対キプロス支援策を承認、EU構造基金の活用も検討 ユーロ圏金融・債券市場・終盤=キプロス懸念でリスクオフ
オランダやフランス国債の利回りが過去最低付近で、ドイツ連邦債利回りもユーロ圏崩壊が現実の可能性として意識された昨年の低水準に近く、約1週間前に始まった上昇相場は足踏み状態となっている。
日銀の大型金融緩和で投資資金がユーロ圏債券市場に流れるとの観測から、相場の大幅高を見越して利益を得ようと買いが入ったが、本邦投資家の買いは確認されず、相場上昇の勢いは無くなった。
16日発表の4月独景気期待指数(ZEW)などの経済指標が相場を動かす可能性も指摘される。
DZ銀行(フランクフルト)のストラテジスト、クリスチャン・レンク氏は「市場が向こう数週間で注目するのは、ユーロ圏の回復傾向がどのような形で指標に表れるかや、何としても必要な一筋の光明が見えるかということだ」と話した。
ドイツ連邦債先物は15ティック高の146.03、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)低下して1.25%。
欧州中央銀行(ECB)の主要政策金利が、過去最低の0.75%となっている低金利状態も、より格付けの低い域内債券を下支えする。投資家は、ドイツ連邦債を上回る投資収益を求めて、より大きなリスクを受け入れている。
イタリア国債10年物の利回りは横ばいの4.35%。
キプロスやスペイン、ポルトガルの財政問題、イタリアの政局混乱などが意識されるが、市場は比較的落ち着いている。
本邦の投資資金がユーロ圏に流れた形跡はこれまでのところ見られないが、日本国外のより高い利回りを求めて円建て資産へ向かうとの見方は根強い。【関連記事】 イタリア個人投資家向け国債が好スタート、初日販売80億ユーロ超 欧州委、キプロス2大行の大口預金者損失額は最大83億ユーロと試算 今週の注目はG20など、欧州経済の不振浮き彫りに ユーロ圏財務相が対キプロス支援策を承認、EU構造基金の活用も検討 ユーロ圏金融・債券市場・終盤=キプロス懸念でリスクオフ
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