ピカソ・マニマニア

詩と日記 時々ピカソ

”親鸞” 激動編 上下巻  五木寛之著

2017-06-15 23:25:34 | 

 

先日読了した ”親鸞” は 青春篇と呼ばれるそうです。

 

この後も 完結編 上下巻と続きます。

 

青春篇は 越後に流されるまで。

 

激動編は 越後、 そして刑期を終え 招かれた関東での出来事が描かれています。

 

親鸞には 資料が殆どないそうです。

”歎異抄” の作者であることすら 知られてなかった。(弟子の唯円が書いた)

近年、妻恵信と娘との書簡が発見され その存在が改めて証明されたという具合だそうです。

 

五木寛之の親鸞は 比叡山での20年にも亘る厳しい修行に耐えた徳僧にも拘わらず 妻帯にも現れるように 煩悩多き現実主義者として描かれています。

 

 

易行念仏(いぎょうねんぶつ)と言われます。

ただ「南無阿弥陀仏」とさえ唱えれば 極楽浄土へ導かれる。 信者との問答が繰り返し繰り返し行われ、 奇跡は起こらない、 唱えることによって 希望が沸いてくる と。

私もそんな気がしてきました。

 

そもそも お釈迦様は 難しい書物など 残されなかったんですよね。

 

物語は 青春篇に続いて、架空の人物が大活躍のはらはらドキドキものです。

 

宗教の名を借りた 大娯楽小説。

 

女房達が出奔同様に出家、 たぶらかしたとして後鳥羽上皇の檄に触れ 鴨の河原で打ち首になった 法然の弟子 美男 美声で名を馳せた 安楽房遵西(あんらくぼうじゅんさい)は実在の人物だそうです。

この事件の後、法然上人 親鸞他も流罪になります。

 

かなり難しい読み方の名前や 仏教用語も沢山出てきますが 開いた2ページ毎に かな が振ってあるので とても読みやすい。

 

 

  完結編も楽しみな

      風呼  でした    

   

 

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