窓の向こうの海

思考の海と、それを切り取る枠。
振り返る時に思い出すための断片。

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青の数学2 王城夕紀

2017-08-04 00:35:42 | 読書


P115 「誰が好きとか、何が得意とか、自分の思い通りにならないんだよ、どうせ」




前巻とは少し空気が変わって、禅問答のような問いが繰り返される。


なんだ、数学って結構、適当で不確実なんだなあ、と思わされた。

正しいことの証明と、正しくないこと、矛盾の証明。

その繰り返し。


Xが0に限りなく近づく……その意味が、高校生の頃は分からなかったけど、やっといまわかった。

数学は案外、曖昧なもの。













大事なのは、才能と意志のベクトルが同じ方向を向いているかどうか。

人は、能力を、才能を、自分で選べない。

だからこそ、与えられたものにどう向かっていくかは、その人次第。


柊先生との旅の中で、ひたすら考え続けた少年が皇さんだったのが印象的だった。

彼には彼の強みがある。


一人ひとりが違う過去を、才能を、考えを背負って数学をしているのが心に残った。



孤高の存在、天才京さんのことが、ますます気になった。



続編も出るのかな?
国際数学オリンピックの行方が楽しみです。




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