富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

 富岡市黒岩小学校での活動報告

2017年03月20日 10時42分09秒 | 世界遺産伝道師協会

     富岡市黒岩小学校での活動報告

 

 11月2日(水)富岡市黒岩小学校へ座繰り体験キャラバンに伺いました。

 今日は四年生18名の生徒さんです。

 実は今日から新しい子供用パネル7枚が展示アイテムとしてデビューしました。これは文化庁からの補助金で作られた物で、世界遺産課島田さんより学校キャラバンで使って、展示した写真も撮って欲しいとの要望でお預かりしました。大人用パネルと同じ大きさで7枚ですからかなりのボリュームで、これを学校キャラバンでどのように活用するかも相談してありませんでしたが、ともかく今日の黒岩小学校で展示してみることにしました。

 学校キャラバンは室内ですし、子供さんの背丈ですので従来のイーゼルは使わずに、壁に直接立てかけて展示してみました。

 今日の担当者四名も初めて目にするパネルでしたが、これがなかなか秀逸な物でして、大人が見てもこちらの方が分かり易いかなと思う程でした。

 又、子供向けですから説明文の漢字にはルビが付いていますので、何年生でも読むことができます。

 本日の座繰り体験授業は体育館で行いました。

 伝道師たちの車も体育館前へ駐車できましたので、機材の搬入もやり易かったです。

 四年生18名の一クラスで、授業時間が45分と短めでしたので、座繰り体験と今日から使い始めたパネルを見ながら解説を聞いてもらう二つのグループに分けて行いました。

 座繰りはいつも通り二人一組で、みご箒と座繰り器ハンドルを交替で体験しました。自分たちで育てたお蚕が作った繭から糸が引かれて巻き取られてゆく様子に、驚きと共に親しみを感じたようでした。

 パネルを見ながら待機してもらったグループですが、関心のあるパネルの前に座って解説文を読んだり、伝道師の解説を聞いたりと、このやり方は時間を有効に使えて良かったと思います。

 近年の少子化で訪問する学校の一学年一クラスは珍しい事ではなくて、本日も一クラス18名の生徒さんでしたが、とてもまとまりが良くて落ち着いた雰囲気で体験学習が行えました。

 本日の担当はH岡誠さん、S井広志さん、N木多恵子さんとY田でした。皆様大変お疲れ様でした。(S.Y記)

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