富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

第17回 絹遺産研究会報告」富岡製糸場世界遺産伝道師協会

2017年07月15日 15時34分30秒 | 世界遺産伝道師協会

第17回 絹遺産研究会報告」

 

 気温36℃の猛暑の7月11日(火)、午後1時30分より3時30分までの2時間、県庁13階の会議室において6名の参加により、第17回の絹遺産研究会を開催しました。

 

今回の発表者は塚越朗伝道師でテーマは「生糸商標に関する調査研究の進捗状況について(継続)」です。

 

お話の概要は次の通りです。

 

1.前回から継続している富岡製糸場商標(富岡製糸所符標)の使用状況等についての調査において印刷時期については国立公文書館所蔵の「印刷局工場報告」において概ね特定できた。

使用開始時期については依然不明である。

2.三井文庫において、生糸束装に三井呉服店社長の添え書きのある富岡製糸場の商標を付した現物が保管されており、三井経営期においても当初富岡製糸場の商標を使用していたことが判明した。

3.東京農工大科学博物館DVDシリーズ№3「日本の生糸商標、図録、目録」が発行された。

これには同大学に所蔵されている、故鈴木三郎教授収集商標コレクション約2600点、うち群馬県関係が約180点収録されている。

4.同大学博物館DVDシリーズは同大創立130周年記念事業の一環として制作された全3巻でありほかに、

№1.「繊維機械動態展示映像」、

№2.「糸繰りの技 真綿作りの技」

が発行されており、伝道活動の参考になるものと思われる。 なお、これらは市販されておらず、博物館内のみの販売であり、通信販売は行われていない。

5.今後も公文書館をはじめ、富岡製糸場商標を保管していると思われる関係先 

 の調査を行い、現物の確認や背景など実態の解明を継続していきたい。

 

以上、約1時間報告していただきました。その後の1時間は質疑を行いました。第2次世界大戦時においての富岡製糸場商標のことや、鉄水溜のことなど当時の製糸場を取り巻く環境にまで話が広がりましたが、猛暑なので延長せず時間通りに終了しました。                 (築比地

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