ヒダマリ日記 番外編

07年10月にお空に還った第一子のこと、09年11月に第二子が無事に生まれるまでの記録です。 

出産準備にかかった費用

2012-06-08 22:27:02 | 産後~
娘は2歳半になりました。
産前にいろいろ準備していたものをリストアップしてみました。

この中で、買わなくてもよかった、もっと安いもので代用できた、と
思う物を線で消していってみよう。


手づくり用 ガーゼ布4m 2182円
手づくり用 キルト布2m 2200円
手づくり スリーパースナップ 830円
手づくり スリーパー縁取り  800円

カバーオール 1480円
ドレスオール 980円
コンビ肌着4枚 2700円
短肌着長肌着 900円
中古 肌着カバーオールなど12枚 1300円

新古品 布おむつ20枚カバー4枚 2580円
オムツカバー3枚 2280円
さらし(オムツ用)600円

シンクサイズベビーバス 980円
湯温計 380円
ベビー綿棒2パック 277円
ベビーつめきり 580円
ガラガラおもちゃ 450円

中古 ベビーベッド
(敷カバーキルトパット防水シーツ付) 6250円
   ベッド送料 1680円
ベビー羽毛布団 12915円
ベビー布団カバー 2930円
ベビー綿毛布 6825円
キルトパット防水シーツ 2980円
手動搾乳機 3280円
120ml哺乳瓶 680円
シリコン乳首Sタイプ 298円

中古 トコちゃんベルト送込 6490円
授乳クッション 2200円
ユニクロパジャマ 1990円
授乳ブラ 3枚 4460円
洗えるブラパッドとスペア 1200円

マザーズバッグ 3045円
カレンデュラオイル 1470円
   オイル送料260円


中古 バディバディスリング 1210円
ガスストーブ(ホース、送料込)19581円
ベビー育児手帳2010年 1680円


計102、810円


・・・・半分くらいいらなかったかも。

買ってよかったと思うのは、西川の羽毛布団。
家族の誰より高価な布団だけど、軽くて暖かくていまや娘のお気に入り。

一番いらなかったのは、搾乳機と、赤ちゃんの城のお値段の張る綿毛布。
搾乳機はむしろ乳腺を傷めるし、綿毛布は硬くて使い心地があまり良くなく
結局、メイドインアースのクタクタの綿毛布を買いなおしました。

娘はこのクタクタにくるまって寝ています。

スリングも、いらなかったなー。
犬がいる家なのでお散歩に使うには不安定すぎ。
首のすわらない時期に、だっこしながら家事をしたかったのだけど
グラグラで全然使えませんでした。

スリングはおしゃれだけど、難しい!

うちは結局、ベビービョルンと、マンジュカが最強でした。
マンジュカは娘が13kgになった今も使っています。
さっとだっこ、おんぶできて本当に便利。

ベコバタフライはデザインが可愛かったけど、使い勝手が悪くて
娘が歩き始めて、お散歩中に何度もだっこしたり、おろしたりをするには
モタモタが多すぎて、結局お蔵に入っています。
マンジュカより肩にグっと負担がくるし。

10kg超えた娘がのけぞったりすると、安全面でも不安あり。
結局、マンジュカさまさまでした。

そんなこんなで、もう娘も2歳半です。

時のたつのは早いですね。



三回忌

2010-09-29 18:20:08 | チビちゃんのこと


長女(犬)が3歳を迎えた今年。

9月21日で チビちゃんが私のおなかからお空にいってしまったことを知って

3年が経ちました。


次女はすくすく成長し、ハイハイもはじめて歯も生えて

とても活発で可愛い女の子です。


私は毎日、可愛くて可愛くて 食べちゃいたいくらいな我が子を

育てながら、自分も成長させてもらっています。


次女が生まれてからは本当に、なかなか毎日チビちゃんのコーナーに向かえなくて

お水を替えてあげられない日も多くなりました。


今年の9月21日も、いいお天気だったので朝から洗濯や掃除と家事に追われて

『いつも泣いてたけど、今年はこのまま命日が過ぎていくかな』なんて思っていました。

でも午後になって 次女の相手をしながら洗濯物をたたんでいて

部屋は光にあふれていて

長女はひだまりでお昼寝 次女はオモチャで楽しそうに遊んでいるのをみていたら

とっても今は幸せだなぁって思って

その瞬間 ふっと力が抜けてしまいました。


突然声をあげて泣き始めた私に 長女も次女もびっくりして

次女はちいさなもみじのような手で 私に寄り添ってきて

それが余計に切なくて しばらくワンワン泣きました。


チビちゃんは泣き虫な母では心配だろうけど

1年に1回くらい 声をあげて泣いてもいいかな。


不妊症で苦しんでいる方などから見れば、

あなたはちゃんとこどもを授かれたのでいいじゃない、と思うかもしれませんが

次女がすくすく育てば育つほど

チビちゃんが生まれていたら どんなに可愛かったことだろうと

悲しくなる気持ちは偽れません。



よく犬や猫を飼っているひとは『虹の橋』という話をしますが

いつか、私が天に召されてお空へ上ったら

私もそのあたりで チビちゃんに会えたらいいなと思います。

それとも、私のこどもになって帰ってきてくれるかな?

『生まれ変わり』の本なんかを読むと

こどもの魂はそれぞれ違って、1度お空へ帰ったけれど『生まれ変わり』で

また来てくれる子もいれば

全然ちがう子が来ることもあるんですって。

胎内記憶といって、赤ちゃんがうまれてからしばらくはお空のことや

おなかのなかのことを覚えているそうなのですが

そういう子に聞くと

『もういちどあのひとのところへ行きたいって神様にたのんで、来た』とか

言うらしいです。



次女はまだ『マンマン』とか『ぱーぱー』しかしゃべれませんが

いつかおはなしができるようになったら

チビちゃんを知らないかどうか聞いてみたいと思っています。


来年の命日までに 聞けるかな。



ブログお引越しします

2009-12-19 13:54:45 | 産後~


新しいブログが出来ました。

ひなひな日記

育児の隙を見て 気分転換的に更新しようと思いますので
お時間のある方はお付き合いください 

「ヒダマリ日記番外編」としての更新はこれで終わりです 

終わり は 始まりです 


赤ちゃんを亡くされたかたへ

2009-12-15 12:44:20 | チビちゃんのこと
(2011年2月26日 記)

赤ちゃんを流産や死産して悲しみに暮れるお母さんに

「いつまでも遺骨や思い出の品を手元に置いておくと、赤ちゃんも成仏できないし
 念が残るから次の子宝にも恵まれない」 

なんていう人がいます。


泣いてばかりのお母さんを見かねて言った言葉なんでしょうが
もっともらしく聞こえてしまいませんか?

私はこの言葉をネットの書き込みで見て、チビちゃんの遺骨をどうしようか
少し悩んだことがあります。




あれから2年半が経った今も、チビちゃんはタンスの上の専用スペースに
家中のぬいぐるみやお祝いにもらったオモチャ、エコー写真のコピーが入ったフォトフレーム
お水やお菓子、ジュースと一緒に安置されています。

お水やジュースを替えたときに鳴らすのは、オモチャの鉄琴。



私はいつも同じメロディなんですが、父ちゃんはいつも即興。
そしてなぜかいつも悲しいメロディになってしまいます。

私のように好きなときに好きなだけ泣くことが出来なかった分が
音に出ているように聞こえます。



流産や死産をしたお母さんにかける言葉に困ってとても気を使って言ってくれた一言でも
むき出しの傷にはギザギザのナイフのように刺さりますよね。

言葉なんかじゃなく、ただ一緒に泣いてくれるだけでいいのに。


亡くなった自分の子どもに 念が残ってなにが悪いんでしょうか。

亡くなった子どもを想って泣いて、なにが悪いんでしょうか。

無理をして遺骨や、思い出の品を片付けることはないと思います。
お母さんがそうしたければ、すればいいだけの話で
たとえ親でも兄弟でも、口を挟むことではありません。





私は何度もエコー写真を眺めてはぼろぼろ泣きましたが
ちゃんと次の赤ちゃんはやってきました。


上の子がいたり、同居の両親がいたりするとなかなか自分のために
好きなだけ泣くような時間も場所も確保できないかもしれません。

そんなお母さんは夢の中で泣いたりするみたいです。

精神的には、夢の中で泣いても同じ効果があるみたいなので
どうか夢の中でくらい思い切り泣いてください。

赤ちゃんは忘れ物に気付いて取りに戻ったのかもしれないし
最初から、ちょっと様子見のつもりだったのかもしれません。


たくさんの時間がたって、泣かなくなったら
時々旦那さんと二人で 赤ちゃんを思い出してあげてください。



毎朝、鉄琴を鳴らしてはチビちゃんに話しかけて泣いていた私も
今では育児に追われて鉄琴を慣らすことを何日も忘れてしまうことがあります。

最初はなんて薄情な、と思いましたが
体を半分引きちぎられたような悲しみが薄れて
前を向いて歩き出せたしるしかなと、思っています。


 


いいことは長くは続きませんが
悪いことも長くは続きません。


どうか好きなだけ、泣きたいだけ泣いてくださいね。




あれだけのことがあったんですもの。

前を向いて歩き出すのには 時間が必要です。

焦らずに、ゆっくりと。

他人をうらやんだり、怖くなったりするのも自然なことです。

そんな自分や 無神経な周囲の人を どうか責めないで。


たくさんの時間が あなたの傷にそっとかぶさってくれますように。 にほんブログ村 マタニティーブログ 妊娠・出産へ

ご挨拶

2009-12-14 10:30:31 | 産後~
2009年11月30日、無事に女の子を産むことが出来ました。

訪問の印に、ポチっとクリックお願いしますにほんブログ村 マタニティーブログ 妊娠・出産へ  
ほかにもいろんなブログがありますよ~ 

 
このブログは『赤ちゃんが無事生まれるまでの記録』として始めたので
この先の娘の成長は、別のブログを新しく立ち上げたいと思います。
 



遠くに住んでいてまだ孫に会っていないじぃじやばぁばも見るでしょうしね 


ちゃんと形が決まったら、ご報告させていただきますね


長い間、ヒダマリ日記番外編を読んでいただきありがとうございました。



最初のころの、怯えてばかりのぐずぐずブログにお付き合いいただいた方も
たくさんいるかと思います。

時々精神的にダメになっちゃったときに「応援ポチ」の数が増えていたりして
直接交流しているワケではないけれど、誰かが見ていてくれる、と
すごく勇気付けられました  

このブログを見ながら、無事赤ちゃんを産んだ方
今おなかに居てこれから産む方、赤ちゃんが来るのを待っている方。 

もしかしたら、私のように
亡くした悲しみで、当分次なんて考えられないという方もいるかもしれません。

私はやはり、特にそういう方に
『こんな例もあったよ』と読んでいただけたらと思います。

また、辛い思いをするかもしれない。怖い。・・・でも、赤ちゃんに逢いたい。

そんな方の背中に、私の妊娠記録がそっと手を添えることが出来れば、幸いです