「いつ行くの?」「明日だな」

カザフスタンの首都 アスタナでのどうでもいい話はいかがですか?

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ロケットを見に行った話 その②

2016-11-11 23:07:20 | 日記
で、バイコヌール。

宇宙基地に入る前に、私たちの車にガイドが乗り込んだ。他の車にはカザフスタン人が集められ、こちらの車には私を含む外国人。どうやらガイドさんは外国人に同行しなくてはならない様子。

そして基地には入ったものの、見渡す限り何もない。

。。。

後で調べてみたら、福岡県とほぼ同じ面積だって。

本当に広くて何もなくてほぼ平らで、どの方向を見ても地平線まで見渡せる。

そんな中まっすぐな道をひたすら走り、博物館へ。入場無料で、ロケットや宇宙飛行士に関する展示物がてんこ盛り。まあ、そりゃあそうでしょうね。私の個人的意見としては、かなり充実した展示物揃え。

もちろん、お土産屋さんもあり。しかし、ここでの通貨はロシアルーブルのみ。

ご存知の方はご存知の通り、バイコヌール宇宙基地はロシア連邦宇宙局が管理している。つまり、ここはカザフスタンではない。そのせいか、博物館の見学者はほぼロシア人だったような。

カザフスタンテンゲしか所持していない私たちは、ガイドさんに尋ねた。

「テンゲは使えないの?」

ガイドさんの答えは、「本当はダメだけど、まあいいわ。頼んでみるから」。そしてガイドさんが売り場の女性に頼んでテンゲでバッジやら手帳やらを売ってもらった。

そして、発射台の近くへ移動。

これまた遠い。

時速100キロ以上で走って40分くらいだったかな。まーーーーーーっすぐな道をひたすら走って、で、左に曲がったと思ったらその先に車やら観光バスやらが停まっていて、人がわらわらいる。

え。

こんなもん?

何かこう、もっと建物とか、ないんですかね。旗も、幕もない。ずーっと向こうにロケットは見えるけど。

発射台までの距離は2.5キロ。以前はもっと近くから見学できたらしいけど、空気が悪くなるとかで、この距離になったとか。聞いた話では、ロケット打ち上げ後は、周辺の天気が不安定になるそう。

この時点で、打ち上げの40分くらい前。周辺にはお茶できるところも外気を遮断する建物もない。(この日は寒かった)

車に入ってパンを食べたり、外に出てはるか向こうに見えるロケットを眺めたり。

そうこうしている間に、予定時刻に合わせてロケットが火を噴き始めた。

おお〜。

なんだか重たそうなロケットが、それでも真っ赤な火を噴いて、とうとう真上に移動し始めた。

と思ったら、あっという間に厚い雲の中に消えてしまった。

え。

こんなもん?

以前見学に来たという人に話を聞いたら、その時は夜の発射だったそうで、一瞬あたりが真昼のように明るくなって非常に見応えがあったと話してくれた。

そうか、ロケット発射の印象は発射時刻にも天候にも左右されるんだな。

とにかく、無事に宇宙へ飛び立ってくれて良かった。

帰りには、また博物館。ガイドの方が、まだまだ私たちに見て欲しいらしい。そして今後はガガーリンハウス(ガガーリンが出発前に泊まった部屋がある)や、その他の物を見学して、ガイドさんとお別れ。

基地を出たら、またそこからパトカーの先導つきでキジローダーのホテルへ。

結論としては、非常にいい経験だったし、機会があれば、また是非見てみたい。

が、パトカーの先導がない場合、キジローダーからバイコヌールまでどのくらいの時間がかかるのかが不安。今回の計画では、午後2時の発射に合わせて、午前7時にホテルをでることになっていた。(実際は出発が遅れたけど)

こう言っちゃなんだけど、飛行機に乗って何時間も車に乗って、結局動くロケットを見たのは10秒もない。

しかし、その10秒には、人類の何億年分もの夢と知恵がつまっているんだよね。

えらいぞ、人類!

(ちなみにガイドさんは博物館の元館長で公安であった)
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1 コメント

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Unknown (デブシカ)
2016-11-18 22:23:55
えらいぞ、在アスタナ邦人!

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