涼麻が行く ~白犬ウエスティの のんきな生活~

ウエストハイランドホワイトテリア(ウエス、ウエスティ、白犬)の涼麻(りょうま)のことを中心にいろいろと

星見用の双眼鏡

2017年04月28日 23時02分41秒 | 星空

前から気になっていた星見用の双眼鏡

Amazonのカートの「後で買う」に入れっぱなしにしていたのは、Vixenのフォレスタ8x42(倍率が8倍、対物レンズの直径が42mmという意味)

星見用には7x50が定番だったようです。その理由は、「ひとみ径」が7mmに近いためとされています。

「ひとみ径」とは、レンズ径を倍率で割った数値のことで、7x50の双眼鏡の場合は、50mm÷7≒7mm、これが人間の瞳孔が開いたときの直径にほぼ近い、ということが理由のようでです

しかし、涼麻地方のように光害の強い地域では、暗いはずの背景まで白っぽくなってしまうので、ひとみ径はもう少し小さい方が、かえって見やすい、という考えに変わってきているようです。

加えて、人間の瞳孔は、年齢とともに大きく開きにくくなるということがあるようで、涼麻父くらいになると4〜5mm程度までしか開かないのだそうです

年とともに暗いところが見にくくなってきているのは、そういうことだったのか、と妙に納得する涼麻父

で、ひとみ径が小さめの8x42にしようと思って、カートに入れていたのです。

ある日、Amazonから「カートに買い忘れが残ってるよ〜」という親切なメール

久しぶりに確認してみると、定価が33k、カートに入れたときが23kだったのが、18kに下がっています。

どうやら、製造中止になって、在庫処分モードになっていたようです。

で、どーしよーかーと思案しているうち、さらに15kにプライスダウン

ポチしようかと思いきや、冷静な涼麻父「一週間、よく考えてみよう」と

で、思案に思案を重ねて、どうしても引っかかったのが790gという重さ。

1kgにもなる7x50よりは軽いのは確かなのですが、やっぱり重そう

デジイチと白レンズで2kgになることと比べれば軽いのですが、やっぱりねえ。

持ち出すのが億劫になってしまうことを懸念して、もっとコンパクトなものはないかと、再探索

で、見つけたのが、日の出光学の6x30

NikonやVixenほどメジャーではないけれど、メーカーHPをみると、モノづくりに卓抜した職人気質の塊のような姿勢に一発で心を奪われました。

6x30なので、ひとみ径は5mmですが、涼麻父の年には丁度いいでしょう。

それに重さは482g

一般に、双眼鏡と言うと、遠くのものを大きく拡大して見ることがひとつの目的でしょうから、倍率の大きさが気になるところです。

でも、星見の場合は、点像をみるので、いくら点を拡大しても点でしかありませんので、倍率にはさほどこだわる必要がありません。

むしろ、倍率が高くなると手ぶれのために見にくくなってしまうので、星見では10倍以下が目安とされています。

なので、6x30でもいいんです

ちなみに、6倍というのは、視野角で考えると、カメラの望遠レンズで、およそ300mmほどです。

6x30を出しているメーカーは他にもあって、日の出光学製の半額以下だったりするんですが、ここでひとみ径以外に大事なスペックが登場します。

それが、レンズの反射を抑えるコーティングです。

ガラス面に入射した光の一部は表面で反射して、残りが目に届きます。

双眼鏡は、何枚ものレンズとプリズムでできており、その一つひとつで反射が発生するので、ちりも積もれば山。

日の出製は、波長ごとの透過率も公表していて、その値も概ね95%以上ということなので、心を決めました。

結局、価格は30k近いことになってしまいましたが

 

で、到着したその日、早速、のぞいてみました。

あいにくの曇り空で、眼視では木星しか見えない状況でした。

はじめは双眼鏡というものに慣れず、自分が左目でばかり見ていて、右目をちゃんと使っていないことに気づいて、驚いてみたり。

おかげで、左右の目をバランスよく使うようになって、普段の生活でも視力がよくなったような気がします

で、狭いベランダの空を、ためつすがめつ眺めていると、次第に、夜空に目が慣れてきて。。。

そうしたら、青白い星が見えたのです。

乙女座のα星スピカでした

木星は眼視でも楽に見えたので、涼麻父の双眼鏡の、記念すべきファーストライトは、この青い星、スピカということになります

ひとつ見え始めると次々に、θ星、γ星(ポリマ)、ζ星を見つけることができました。

一度、見えると、今度は眼視でもスピカが見えるようになっていました。

なんだか、わくわく

Public Domain courtesy of Wikimedia Commons, "Virgo" from A Celestial Atlas by Alexander Jamieson

 

今はちょうど木星が乙女座のところに浮かんでいるので、目印になったことも幸いしました。

星見の双眼鏡というものは、拡大してみるため、というよりも、暗い星でも明るく見せてくれるためのものなんですね。

この双眼鏡は6x30なので、30mmの対物レンズで集光した光をひとみ径5mmの光束に集めてくれます。

これは、光量を(30/5)^2=36倍に増加してくれることを意味しています。

透過率95%を考慮しても、星の等級でいうと、2.5×log(36×0.95)=3.84等級分のアップです。

この日の天候で、涼麻父の眼視ではスピカ(0.97等星)を見つけるのが精一杯だったわけですが、この双眼鏡を使えば、0.97+3.84=4.81等星まで見えることになります

実際のところ、θ星、γ星、ζ星は、それぞれ、4.38等星、3.44等星(と3.48等星の二重星)、3.38等星と4.81等星より明るいので、眼視では見えなくても、この双眼鏡を使えば見えるわけです

もちろん、シーイングが良ければ、もっと暗い等級まで見えます(理論的には、目の良い人なら、6+4.81=10.8等星まで)。

なるほど〜

この双眼鏡を使って、光害のないところで天の川をみたら、どんなことになるのか、今から楽しみです

 

ところで、涼麻父が使っている星空アプリは、SkyViewとiステラHD

SkyViewは、実際の夜空の画像と星図を重ね合わせて表示してくれます

スペースデブリ(打ち上げたロケットの残骸など)なども表示されるところがおもしろい

英語版ですが

 

iステラは、人気ナンバー1でしょうね。

これらがあれば、都会でも星を見つけやすくなります

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« いっぽんでもにんじん | トップ | 暴れ天竜 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

星空」カテゴリの最新記事