整列機とは?

部品供給方法、部品供給装置のいろいろ

手作業の簡略化にも

2017-06-15 10:28:08 | 効率アップ
ウエステックの整列機は小物部品を並べる装置ですが、
並べる目的は様々です。

部品の外観検査用、性能検査用、焼成用、電極印刷用、
マーキング用、組立用、加工用、塗装用、計数用・・・
いろいろあります。

その中で、手作業の補助用、というのがあります。

整列治具ではありませんが、市販品で、ネジを手で振って
並べるトレーが売られています。安価な成型品です。

並べる、とまでは言えないかも知れません。
適当にジャラジャラ振って、ネジが1個ずつ穴に入ります。
その時、頭が上になるようになっています。

しかし、その整列率たるや、酷いものです。
下手をすると半分も並んでないかも知れません。

しかし、この場合はそれで良いのです。

ネジは袋や箱に入ったままでは、向きが揃っていません。
ネジの頭が上を向いていてくれさえすれば、
人が電動ドライバ等で拾い上げ、
そのままネジ締めに使えるのです。

頭が上になっているネジだけを目で選んで、
拾い上げるわけですから、並んでいないネジが
有っても関係ありません。

ただし、整列率が悪いと、何回も振らなければ
なりませんし、拾い上げる時に、並んでいないネジが
邪魔になる事もあります。

そういう時は整列機ですね

そんなにお金はかけられない、というのであれば、
手で揺動させるタイプもあります。
ネジのような簡単な部品でしたら、
これで充分に並べられます。



手振りトレーでは難しい部品も、並べられる場合があります。

よくあるのが、手組みで使う小さな部品を並べる用途です。

手作業も、部品が指で掴める大きさならまだ良いのですが、
ピンセットでないと掴めない大きさだと、
これを袋で持って来られても大変です。

ピンセットで掴み、製品に組み込む、単純作業なはずが、
単純では終わらない場合が結構あります。

掴んだ部品の向きが違ったら、一旦離してピンセットで
掴み直し、製品に組み込む。しかしこれが意外と大変です。

中には、拡大しないと向きがハッキリしない部品もあります。
掴む位置も、あまり奥を摘んでしまうと、組み込む時に
邪魔になり、また掴み直し、という事もあり得ます。

ピンセットで掴み損ねて、部品が飛んで行ってしまう
事もあります。イライラだけが募ります。

そういう時こそ整列機ですね。小さな部品でも、
向きが判別しにくい部品でも、難なく向きを揃えてくれます。

整列穴の両脇に、部品をピンセットで掴めるような浅い溝を
加工しておけば、そこにピンセットを差し入れて挟むだけです。

手作業が10倍くらい早くなる事もあります。

実際、手組みが多い、人件費が安い国向けに、
この手動タイプの整列機はよく売れています。

是非お試しあれ。
ジャンル:
その他
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 湿度の影響 | トップ | 整列機で並べるのに適さない部品 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。