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第14回ちれん勉強会 「介護職における痰の吸引について」 

2015-06-29 14:01:41 | 日記
 H27年6月19日、18:45~第14回目のちれん(医療と介護をつなぐ会@おゆみ野)の勉強会が開催されました。
今回のテーマは「介護職における吸引について」です。
講師は、船橋にある 訪問介護みかん 孝和ALSケア株式会社 代表取締役の大山孝二先生が務めて下さいました。

 現在、難病や障がい・呼吸機能の低下、嚥下機能の低下などのため、気管切開や人工呼吸器を装着している場合などで吸引が必要な方が在宅や施設にも多くいらっしゃいます。
当ステーションでもALSや多系統委縮症などの療養患者様へのケアを行っていますが、介護職の痰の吸引のできる事業所は少ない上、実際に 3号研修の指導にあたるケースも少ないように感じています。

そのような事から、今回、地域の現状把握とともに、基本的な知識を得たいということから、このテーマでの勉強会を開催する運びとなりました。

頻回な吸引が必要でありながら、介護する家族の負担を続けた家族が疲弊してしまう必要なタイミングでの吸引対応が遅れて状態が悪化してしまうなどのケースもあり、サポートに入る介護スタッフによる吸引の必要性は高く、現場の声からようやくヘルパーによる吸引の制度が整い実施となりました。 
 しかし、介護職が吸引を行うためには研修を受けなくてはいけません。研修も1号研修・2号研修・3号研修があり、それぞれカリキュラムが異なります。       
そこで「どこでどうやって研修を受ければ良いのか?」というところから、吸引の実演までを今回は学びました。   
実際に吸引を行っているヘルパーさんからは「本当に初めは怖かった。カニューレを見るのも触れるのも全てが初めての経験だった。しかし経験を積むことでようやく理解が出来るようになった。看護師と連携がとれている事は安心感につながる。」「研修に出て勉強したにも関わらず、利用者さんとの相性等の問題でケアに入れなくなるケースがあった。残念ではあるが、実際にケアの現場ではこんなこともあるんです。」といった報告もあり、参加した医療・介護・行政のそれぞれの立場で考える機会にもなりました。
 今回69名というたくさんの方の御参加を頂きました。
皆様、お忙しい中ありがとうございました。

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