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WEGOIS(t)の中二病な男子高校生の小説

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2017-05-06 03:43:34 | 番外章 短編
これは、3年になってからの話です。








淫「おはよこうや!」

康「インちゃんおはよ!」

ゆ「おやすみみんな!」

康「いや、寝んの早すぎやろ!」

淫「せやで、ゆうちゃん我が先やで。」

康「そういう問題?」

ゆ「あー!じゃあ一緒に寝よ!」

淫「ゆうちゃん寝てる時に我のこと食いそうやからイヤわ笑笑」

ゆ「食べないよ!!!」

淫「ってかさ、康哉オン見んかった?」

康「見てへんで?一緒に出てこんかったん?」

淫「先出て行ったから、もう着いてるんかと思うててんけどなー」

ゆ「好みのお姉さんでも道端に居たのかな?」

康「あ、今日ってもしかして6日?」

淫「せやけど?」

ゆ「レオくんの誕生日だよね!」

淫「せやで!」

康「GW入ってから、ほぼ毎日みんなと会ってたから5日やと思ってたわ、俺。」

2「「A型しっかりー」」

康「A型は、ゆうちゃんもやろ!」

淫「ゆうちゃんはO型でええやん」

ゆ「まあ人間界ではそれでもいいかなー」

康「レオさ、誕生日ドタキャンする癖あるねん。」

2「「はあああああ?!」」

康「昔、誕生日パーティする予定親に忘れられたらしいねんな。めっちゃあいつ楽しみにしてたからその分めっちゃ落ち込んでさ、期待してた自分がバカやったってトラウマになってもうてるねん。」

淫「あいつ怖がりやからな。」

ゆ「それに、レオくん寂しがりやだしね。」

淫「まあそうと分かれば…なあー?」

ゆ「そうだねー!!」

康「アイツ捕獲して、泣かすしかないよなっ!」

3人はイタズラを思いついた子供のように笑うと三方向に散って行った。










♂♀




レ「あーあ、また逃げちゃった。でもさ、期待したらその分辛いじゃん?君もそう思わない?」


子猫『みゃあーみゃあー』


レ「やっぱり君もそう思う?それに…(俺にとってアイツらってさ家族以上なんだよ)」


子猫『にゃあー』


レ「そうだよね、君もきっと誰かに飼われてたのにイキナリ捨てられ…」


幼児「シロー!もー!とおくにいっちゃダメれしょ!おにぃちゃんとあそんれたの?」


子猫『みゃあー』


幼児「ばいやいおにぃちゃん!」


レ「ばいばい!猫ちゃんは心配されてていいな。オレだけか1人なの。」



そう溢して項垂れた彼の脳天に衝撃が走ったのはその直後でした。

レ「っ…なに?!」

突然の衝撃に涙目になりながらレオが上を見上げると

康「何やて?」

そこには、いつもの眠たげな目はなく仏頂面の康哉が…

レ「えっ、こうちゃん!?」

そう麗桜の脳天に降ったのは、康哉の拳骨だった。



康「どっからツッコミますーセンパイ?」


淫「せやなーとりあえず我の楽しみにしてた◯テエパーク行けんかったとこから詫びてもらおうかな?」


レ「えっ淫歩まで?!って淫歩笑顔が怖いよ!」

言うなり颯爽と麗桜は走り出した。

2「「おいっ、待てや!」」

すかさず2人も追いかける。

康「クソッあいつに俺短距離は勝てん!どんどん差ついとる!」

淫「わりっ、康哉回収しといてや。」

康「え?」

そう言うなり、淫歩はトレードマークの厚底を脱ぎ捨て、超加速した。


康「うせやん!!マジであの人チートやん。」

それを見た康哉は思わず足が止まってしまった。

淫「おい、ほんまふざけんなよ!レオ!」

レ「来ないでよ!!!!」

あとほんの少しでレオを捕まえられそうだった歩だったが、運悪く目の前で踏切が降りてしまった。


レ「淫歩、ごめんね?」

一瞬歩の姿を振り返るも、また麗桜は走りだした。










ゆ「ふふ、私の勝ち♡」

レ「え?」

ガチャンッ

いや、正しくは走り出そうとした。
でも目の前に突然ゆうちゃんが現れたのだ。

ゆ「いーんちゃーんレオくん捕まえたよー!」

レ「え、ゆうちゃん待って何で手錠なんか持ってるの!!!」

ゆ「いつもリュックに付けてるやつだよー!役に立ったでしょ?」

満面の笑みで自信満々に語るゆうの左手と麗桜の右手はピンクの手錠で繋がれていた。

レ「ここまでか…」

ようやくレオが根をあげた所で踏切が上がり向かい側から、歩と息を切らした康哉が歩いてくる。



淫「なあ、何で逃げたん?」

ゆ「◯テェパーク嫌だった?」

康「まあ俺らはお前の行動パターン何て、把握しとるけ、どこ行っても見つけたるけどなー」

淫「それなー」

ゆ「レオくんわかりやすいしねー」

レオを捕獲するという第1任務を終えた3人の和気あいあいとしたムードに反して、
1人項垂れるレオ。

レ「だって、終わっちゃうじゃん」

3「ん?」

レ「始まったら、終わっちゃうじゃん。来年は高校卒業してるじゃん。そしたら、今みたいには、集まれないだろうし。」

珍しく卑屈なことを言うレオの言葉を遮ったのはいつもは温厚な歩。

淫「ほんまにうちのイケメンくんは、死ね。」

冷たい目でそう言い放つ歩にいつもは飄々としているレオも

レ「え、いきなりっ?!」

動揺を隠せなかったが…




淫「嘘や、はぴば。生きろ。まあ死んだら殺す。」

今度は満面の笑みでそう言った。


レ「え?」


康「なんや順序もクソもあらへんけど、おめでとう」

と続いて康哉もレオの肩を叩いてそう言った。

ゆ「そーだよ!はぴばーすでぃれおくん!」

ゆうも、麗桜の顔を覗き込みながら、無邪気に笑ってレオを祝う。

レ「あ、りがとう。」

逃げてしまった自分を叱りつつも、祝ってくれる3人に
少しウルっときたレオくんだったがまあ彼の友達がこれで終わるはずがなかった。

淫「先ずな、簡単に卒業と言うなの試練に勝とうと思うなよ!我が何回失敗しとると思うねん!」

康「威張って言うことやないしwとりあえず靴履きなよ淫ちゃんー」

ゆ「みんなの魂は、私がロックしたから離れ離れにはなれないよー☆マジカルゆうちゃん♡」

3「なにそれこわっ!!!」

康「とりあえず腹減った!レオ飯!」

淫「せやなー、飯食べたらオン靴下屋な!ドロドロや。」

ゆ「じゃあその次カラオケ行こうよーレオくん」

レ「俺の誕生日なのに俺の意見は?」

康「飯屋は決めさしたる」

レ「じゃあ俺、いつものファミレスがいい。」

淫「しゃーなし10円ガム買ったるわ。」

レ「10円かよwwwwじゃあコーラ味ね!」

ゆ「レオくんが好きな曲踊るよ?」

レ「アニカーララサイみんなでしたい。」

ゆ「なにそれめっちゃいいじゃん!」

レ「ねえゆうちゃん移動する前に手錠とって、俺現行犯みたいなんだけどwwww」

ゆ「あっ鍵家なんだ」

レ「まじかよwwww」

康「逃げた罰やなー。警部捕獲であります!」

淫「それなー。14時過ぎたくらいに被疑者ー確保!!!」

レ「アバウトかよwwww」

ゆ「私たちから逃げた罪として、今から終日刑に処す!」

淫「オンアウトー!次逃げたらこうやの毛抜くで!」

康「なんで俺wwwwふざけんな!」

レ「逃げようかなwwww」




いつも通りのファミレスで 待ち時間に大富豪で盛り上がり
それぞれ好きなものを食べて、

シオンモールの靴下屋でノリでお揃いの靴下を買い、

ゲーセンでプリクラをとり、 アニカで白熱したバトルをして

いつものカラオケで歌った。



そのあとみんなで歩宅に向かった。


もちろんレオくんゆうちゃんは手錠で繋がれたままなので
どこに行っても注目された。





淫「あ、ちょっと部屋散らかってるから待っててー」

3「おけー」


淫「その前に鍵あげるわ」

レ「え?」

淫「ゆうちゃんすぐ失くすから我の家の鍵と一緒にキーケースにつけてる」

ゆ「まあいい思い出できたねーレオくん!」

康「wwwwwwww」

レ「思いっきり黒歴史だし、こうちゃん笑いすぎたし!まじケツ毛燃やすぞ!!」

康「なんで俺やねん!!」

ゆ「手伝うよレオくん!!」




ぎゃあぎゃあ騒ぎながら
歩を部屋の前で待つこと数分。







それは、ドアが開くのと同時だった


パンッ!

と爆発音の如くいい音をさせて、歩の手から麗桜の顔面にパイは炸裂した。

淫「おめでとう!」

レ「前見えないwwwwwwww」

康「レオおめでとう!」

ゆ「レオくんおめでとう!」

レ「嬉しいけどwww前が見えないんだってwww」

康「写真とろーぜ!」

ゆ「魔法かけれるやつにしよー☆」

淫「ここは神の手にまかしときー!」


顔面生クリーム塗れの麗桜をセンターに
みんなで沢山写真を撮った。




後日現像されたその写真に

来年も5/6は祝うから逃げんなよっ! 康哉

あっ我等が永久予約やから5/6 淫歩

くぁwせdrftgyふじこlp;@」 ゆう

と書いてあった。
















俺はさ自分が必要ないとか言っちゃうし
その度に必要って言うてくれるこいつらが大好きで
気分屋だし迷惑もかけるけど、
これからもこいつらとだったら誕生日過ごしてもいいな
自分が愛してる友達に祝ってもらえて幸せです。


~prince Leo~





おしまい。






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