果物の素晴らしさ/栗田智仁

栗田智仁です!
趣味である果物にまつわる話を書きました!

栗田智仁のかりんの効能

2011年02月14日 | 日記
はい!栗田智仁です。
最近のどが痛かったり、席が出ることないですか?
冬なので乾燥とか風邪とかで皆さん困るときがあるでしょう。
栗田智仁、かりんはのどにいいとよく効きます。
咳をしていたりするとよく、おばあちゃんがかりん蜂蜜を作ってくれました。それを食べるとなんだかのどの痛さが少しよくなって。
そんなかりんのことを今日は、紹介しようと思います。

花梨/カリン
安蘭樹(あんらじゅ)との別名を持ち、浙江省、山東省といった中国の東側に自生しています。日本へ伝わったとされるのは平安時代より以前の話だと考えられており、当時から薬用に利用していたそうです。日本では長野県や東北地方での栽培が多くなっていますが、これは温度の低い土地で生育するためです。花梨(カリン)の果肉は生食にはされず、ジャムや果実酒、シロップ漬けなど加工品として用いられます。これは果肉が硬い上に、味が渋くなっているためです。果皮は鮮黄色で、果実の形は楕円若しくは卵形をしています。桃色から白色をした花は、春を迎える頃に、径数センチ程度で開花します。木は落葉木で、その高さは数メートルに達します。含有される成分にはペクチンがあるため、ゼリーや砂糖漬け、ジャムといった加工品との相性が良くなっています。石細胞で形成される果肉は非常に硬くなっており、生で食べるのには合いません。酸味が特有であり、芳香性にも優れます。果肉だけでなく、種や皮に至るまで食用に使われます。

花梨/かりんの期待される効能効果効用
薬用として使われることもあり、咳止めの作用が知られています。含有される成分では、クエン酸やリンゴ酸、ビタミンC、糖質などがあります。クエン酸とリンゴ酸は、疲労物質である乳酸を代謝分解する働きがあると言われています。乳酸は疲労物質であり、当該成分は筋肉中に疲労物質が蓄積するのを防止する作用があると考えられています。ビタミンCは抗酸化物質の一つであることから、癌の予防に期待されています。また、コラーゲンの合成に関与しており、美しい肌を維持するのに有用とされます。更に、免疫を高める作用があると考えられており、感染症をはじめとする風邪などの予防に役立つと言われています。

ちょっとおまけ

かりん蜂蜜の作り方

材料
花梨 2個
はちみつ 500g~1kg

作り方
1
花梨をよく洗い、縦半分に切ります。中の種とわたをとった後(捨てないでっ!!)、1~2mm程度の薄切りにします。
2

煮沸消毒したビンを用意し、そこに はちみつ→花梨 を交互に入れます。その際、【手順1】で取り出した種とわたをガーゼにくるみ、一緒に漬け込みます。(種にはたっぷりエキスが含まれているそうです)
3

残りの花梨をつめこんで・・・
4

はちみつもつめこんで、完成。
冷蔵庫で保存します。

花梨のエキスが瓶の上部にたまるので、週に一回逆さまにするなどして中身を混ぜてください。そのときに、ふたを開けてガスを逃がしてあげてください。
5
漬け込み後、はちみつは1週間、花梨は2~3ヶ月位で食べられます。
はちみつはそのままでも、お湯やお酒で割っても美味しいです。

*生花梨を使用しているので、花梨を食べる時は火を通してくださいね。*